くらし情報『日本&アフリカ文化交流プロジェクト「FACE.A-J」サルバムやLVMHグランプリのテベ・マググ参加』

2019年10月20日 01:50

日本&アフリカ文化交流プロジェクト「FACE.A-J」サルバムやLVMHグランプリのテベ・マググ参加

ケネス・イゼ
ケネス・イゼは、2019年度のLVMH プライズにノミネートされたアフリカ人デザイナーの1人。彼は服の製作にあたって、日本のシルクの織物を採用したという。さらにイギリスをはじめとする世界の糸を混合させ色鮮やかな色彩のワードローブを生み出した。

さらに織物を採用した理由として、環境への配慮もあったと、ケネス・イゼは語る。アフリカではまだまだ停電が多く、停電が復活する際には排気ガスが何度も生ずる。しかし、電気を用いない織機であればその心配はない。自然にあふれる大地に恵まれたアフリカに住む彼らしい発想から生まれた地球に優しい服は、着る者にとって気分を高揚させてくれるようなカラーリングで提案されている。

アニャンゴ・ムピンカ
ケニア出身のアニャンゴ・ムピンカが提案したのは、クラシックをベースに、アレンジを効かせたワンピースを中心とするウィメンズファッション。
特にメインで用いたのは、フォーマルストライプのテキスタイルで、自由に動くフリルやラッフル、クレイジーパターンを施して愉快な1着に仕上げた。ショーの中では音楽にあわせて自由に踊るモデルたちが身に着けることで、そのディテールがより強調されている。

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