虎屋文庫の書籍『ようかん』羊羹の歴史を追う1冊 - 夏目漱石による羊羹の名文、錦絵カラー収録も
虎屋の菓子資料室による書籍『ようかん』が新潮社より刊行。2019年10月30日(水)より全国の書店のほか、一部のとらや直営店などで発売される。
もともと中国では羊肉の汁物であったものの、日本で甘い菓子となった“羊羹”。書籍『ようかん』では、その長い歴史を追うとともに、虎屋と羊羹のエピソード、全国各地の名物羊羹など、馴染みある羊羹を多角的に紹介する。また、夏目漱石や谷崎潤一郎といった文豪が羊羹について綴った、味わいある文の数々も収める。
さらにカラーグラビアでは、江戸時代の名物双六や童画家・武井武雄の作品をはじめ、絵画に見られる羊羹を収録。そのほか虎屋が作ってきた季節の羊羹や菓子見本帳、パッケージなど、目でも楽しめる内容となっている。
【詳細】
虎屋文庫『ようかん』
発売日:2019年10月30日(水)
価格:2,420円(税込)
取扱店舗:トラヤ トウキョウ、とらや 赤坂店・東京ミッドタウン店・銀座店・帝国ホテル店・日本橋店・御殿場店・ 京都一条店、虎屋菓寮 京都一条店、とらや・トラヤカフェ オンラインショップ
※その他全国の書店、インターネット書店でも販売。
発行:新潮社
仕様:A5判 / 160頁