くらし情報『映画『ハリエット』奴隷解放に命をかけた黒人女性、その激動の人生を描く』

2019年12月16日 17:05

映画『ハリエット』奴隷解放に命をかけた黒人女性、その激動の人生を描く

映画『ハリエット』奴隷解放に命をかけた黒人女性、その激動の人生を描く

映画『ハリエット』が、2020年6月5日(金)より公開される。

奴隷解放運動に命を懸けた、黒人女性の人生
アメリカ・メリーランド州の農園の奴隷として幼い頃から酷使されながらも、ある時脱走に成功し、隷解放運動に命をかけた黒人女性、“ミンティ”ことハリエット・タブマン。アフリカ系アメリカ人女性としては初めて20ドル紙幣に採用され、アメリカではだれもがその名を知る彼女の歩んだ人生を描くのが、『ハリエット』だ。

過酷な時代を舞台に
舞台となるのは1849年アメリカ、メリーランド州。人種差別が根強く残る当時、黒人女性として生まれてきたミンティはブローダス農場の奴隷として、幼いころから過酷な労働を強いられていた。そんな彼女の願いはただ1つ、いつの日か自由の身になって家族と共に人間らしい生活を送ることだ。

そんなある日、借金の返済に迫られた農場主が、ミンティを売りに出す。遠く離れた南部に売り飛ばされたら、もう二度と家族には会えず、お互いの消息すらわからなくなってしまう。
脱走を決意したミンティは、奴隷制が廃止されたペンシルバニア州を目指してたった1人で旅立つのだった━。

“ハリエット”を包み込む様々な愛
たった一人で自由を目指し逃亡した後、自らを“ハリエット”と名乗るようになるミンティ。

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