くらし情報『展覧会「ドローイングの可能性」東京都現代美術館で、マティスや草間彌生など“線”の表現に着目』

2020年2月16日 11:50

展覧会「ドローイングの可能性」東京都現代美術館で、マティスや草間彌生など“線”の表現に着目

そうした観点から会場では、空間内で複数の視線の交わりが織りなすかたちを表現した戸谷成雄《視線体 ─ 散》や、水玉や網目が画面を埋めつくす草間彌生の初期作品などを展示。まなざしがドローイングとして展開することで、空間を捉える作品へと結実する実践を紹介する。

水をめぐって
ドローイングとは、脳裏に浮かんだイメージを瞬時に視覚化する手立てでもある。そのなかで、絶えずかたちを変え、留まることなく流れる“水”のイメージは、ドローイングの主題として画家を魅了し続けてきた。

本展ではその現代の例として、将来の河川や海の水をめぐる想像的イメージをドローイングで表現する磯辺行久の作品や、レオナルド・ダ・ヴィンチへの関心のもと、水が木々の間を埋めつくすさまを単色の線描により描いた山部泰司《横断流水図》などを紹介する。

展覧会概要
展覧会「ドローイングの可能性」
会期:2020年6月2日(火)~6月21日(日)
※当初は2020年3月14日(土)〜6月14日(日)の開催を予定していたが、延期しての開催
会場:東京都現代美術館 企画展示室 3F
住所:東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)
休館日:月曜日
開館時間:10:00〜18:00(展示室入場は閉館30分前まで)

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