2020年2月25日 04:45
トッズ 2020-21年秋冬ウィメンズ&メンズコレクション - ブランドのDNAをモダンに解釈
オーバーサイズのボーイッシュなウェアが、女性の華奢な印象を際立たせている。
男性のユニフォームとして誕生したミリタリージャケットもオーバーサイジングで。ウエストをベルトでキュッと絞り、ミニドレスを合わせることでセクシーな雰囲気に仕上げた。ホワイトシャツとグレンチェック柄パンツのコーディネートには、センシュアルなカッティングのボディスーツを差し込むことでコントラストをもたらし、女性らしさを引き出している。
アイコニックなレザーにも新しい解釈を加えて
トッズのアイコンであるレザーにも現代的な解釈を加えた。これまでのトッズのレザーウェアと言えば、しなやかな皮をもちいて一枚の洋服を仕立てるのが主流だった。しかしヴァルター・キアッポーニは、バイカラーのトレンチコートの襟やアームに部分的に起用したり、光沢感のあるものやマットなものなど異なる質感のレザーをパッチワークのように組み合わせてタイトスカートを完成させていたりする。
表現方法こそ新しくはあるが、これらは全てトッズが長年培ってきた技術があるからこそ成せることなのだろう。
人気のシューズは、スニーカーやハイヒールサンダル、サイドゴアブーツ、フラットなロングブーツなどバリエーション豊富。