東京都現代美術館「MOTアニュアル2020 透明な力たち」展、自然・社会に働く“不可視の力”を再構築
手作業で制作された繊細なコラージュ作品、現代社会におけるプロトコルを考察するソフトウェアアートのみならず、回転や振動を伴う装置、生物学的な反応が生じる様子を見せる映像など、多岐にわたる表現により“透明な力”の力学を再構築する。
本展で紹介される諸作品は、現実とは離れた、小さな箱庭や実験室をも思わせるかもしれない。しかしこれらの試みは、複雑な世界の中ではたらく“透明な力”を作品を通して析出させ、見慣れた風景を再考させる契機ともなってくれるであろう。
展覧会概要
企画展「MOTアニュアル2020透明な力たち」
会期:2020年11月14日(土)〜2021年2月14日(日)
会場:東京都現代美術館 企画展示室 3F
住所:東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)
休館日:月曜日(11月23日(月)、2021年1月11日(月)は開館)、11月24日(火)、12月28日(月)〜2021年1月1日(金)、1月12日(火)
開館時間:10:00〜18:00
※展示室入場は閉館30分前まで
観覧料:一般 1,300円、大学生・専門学校生・65 歳以上 900円、中高生 500円、小学生以下 無料
※パフォーマンス、ワークショップなどの各種関連プログラムは、決まり次第美術館ウェブサイトにて発表
※開催内容は変更となる場合あり
■出展作家
片岡純也+岩竹理恵、清水陽子、中島佑太、Goh Uozumi、久保ガエタン
■同時開催
・企画展「石岡瑛子血が、汗が、涙がデザインできるか」