2020年12月21日 11:40
上映企画「中国映画の展開――サイレント期から第五世代まで」東京・国立映画アーカイブで
映画を通して見る中国の歴史
清朝末期から共産党政権樹立までを市井の人物を主人公に描いた『私の一生』、実話をもとに革命への戦いを描いた『上饒収容所』や『紅色娘子軍』、文革期の傷跡を描いた『標識のない河の流れ』『青春祭』では、中国の社会的大変動時の情勢を色濃く反映。映画を通して、作品が制作された当時の歴史を感じることが出来る。
喜劇やアクション、ホラーまで多様なジャンルをラインナップ
また、全29作品は喜劇やアクション、ホラーまで幅広いジャンルの映画で構成。社会的矛盾をユーモラスに描いた『三毛の放浪記』『未完成喜劇』『雑居アパート大騒動』をはじめ、アクション映画『双旗鎮刀客』、そしてディズニー映画『ムーラン』と同じ唐時代の伝説を描いた武俠映画『木蘭従軍』などをラインナップする。
なお、サイレント映画作品はピアノ伴奏付き上映も開催。こちらも是非チェックして欲しい。
【詳細】
中国映画の展開――サイレント期から第五世代まで
会期:2021年1月5日(火)~1月31日(日)
会場:国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール OZU
住所:東京都中央区京橋3-7-6
※1月12日(火)~上映ホールでの収容率50%以下として上映。