2021年8月21日 19:40
シュタイン 2021-22年秋冬コレクション、静けさに包まれた構築的な服たち
シュタイン(stein)は2021-22年秋冬コレクションを発表した。
“静けさ”に内包される複雑な構築
今季のシュタインのシーズンテーマは“MOOD OF CALMNESS”。シュタインらしい落ち着きのあるムードをより洗練させたような、静謐な表情を含んだアイテムの数々を展開する。
コレクション全体に漂うのは“静けさ”や“冷たさ”といったムード。カラーパレットもブラックやネイビーといったダークなものがメインで、シーズンテーマの世界観をより一層引き立てる。しかし、アイテムそれぞれは無表情でなく、見る人、着る人を惹き付けるようなディテールが満載。シックでありながら、一捻りも二捻りも加えたような、魅力的なピースが揃う。
一見シンプルなアウターは複数のギミックを隠して
程よいボリューム感を保ちつつも、冬物にありがちな野暮ったさを一切排除したパデットコートは、着脱可能なパーツや隠れたポケットなど、複数のギミックを搭載。
ベルトパーツも付属しているため、トレンチコートにも変化するユニークな一着だ。
一見シンプルに見えるトレンチコートも、前の合わせを二重にしたり、両裾にボタンによって開閉出来るスリットを配したりと、ウィットに富んだディテールを詰め込んだ。