くらし情報『映画『GAGARINE/ガガーリン』解体される団地、宇宙⾶⾏⼠を夢⾒る青年の青春と初恋』

2021年11月21日 11:05

映画『GAGARINE/ガガーリン』解体される団地、宇宙⾶⾏⼠を夢⾒る青年の青春と初恋

と呼び、その映画に描かれているもの全てについて、ある種の新しいジャンルであるかのように⾔う。しかし、それは違うと思っている。そこには様々な語られるべきストーリーがある。たまたま貧しい古い建物が⽴ち並ぶエリアに住んでいるだけなのだ」とコメント。

さらに、「団地に住む⼦供たちの中には、外界と交流をしたがらない⼦もいるが、本作の主⼈公のユーリにとって、団地は宇宙船で、宇宙船から外に出れば⾃由になれる、息が出来ると思っている、ただ団地は彼の⺟のお腹の中と同じ。なかなか外に出る勇気が持てない。(団地を)そういう存在として描いた」と語っている。

<映画『GAGARINE/ガガーリン』あらすじ>
パリ東郊に位置する⾚レンガの⼤規模公営住宅“ガガーリン”。
この場所で育った16歳のユーリは部屋の天体望遠鏡から空を観察し、宇宙⾶⾏⼠になることを夢⾒ていた。⽼朽化と24年パリ五輪の為に取り壊す計画が上がった団地では、次々と住⼈の退去が進むが、ユーリは帰らぬ⺟との⼤切な思い出が詰まったこの場所を守るため、友だちのフサームとディアナと⼀緒に取り壊しを阻⽌しようと動き出す―。

⾃由で明るいディアナに恋⼼を抱き、彼⼥や親友フサームとのふれ合いの中で、不器⽤ながらも少しずつ成⻑していくユーリ。

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