くらし情報『映画『アルピニスト』“命綱なし”で断崖絶壁に挑む天才クライマーを追う、登山ドキュメンタリー』

2022年4月25日 12:40

映画『アルピニスト』“命綱なし”で断崖絶壁に挑む天才クライマーを追う、登山ドキュメンタリー

『アルピニスト』では、そんな知られざる天才アルピニスト・マークに焦点を当て、断崖絶壁をものともせず、体力と精神力の極限に挑む様子を映し出す。雄大な自然を背景に、マークの息遣いまでもが伝わってくるような臨場感溢れるクライミングシーンは、思わず手に汗握るような迫力だ。そしてマークは、最難関の山の一つ、トーレ・エガーの冬季単独登頂に挑戦していく。

ハイレベルのソロ・クライミングを志すアルピニストたち
マークをはじめ、なぜアルピニストたちは危険な山への挑戦を続けるのか。

クライミングの歴史を遡ると、1950年代ごろを境に、技術革新によってより軽装備かつ少人数の登山スタイルが定着。すると、アルピニストたちはより急で危険な斜面を、より速く身軽に上ることができるようになった。それに伴うようにして、1950年には、フランスの山岳隊がネパール中部にそびえ立つ高峰アンナプルナの初登頂に成功。また、1953年にはヒマラヤ山脈のエベレスト、そして1956年にはマナスルの初登頂など、1950年代には当時前人未到だった8,000メートル超の高峰の初登頂が連続して達成された。
技術革新に押し上げられるようにして、クライミングのレベルが上がり、そしてアルピニストたちの意識もより高みを目指すように変化を遂げたのだった。

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