映画『夜、鳥たちが啼く』山田裕貴×松本まりか、“人生と愛”を諦めかけた男女の奇妙な共同生活
城定監督はじめ、⼭⽥くんとのあの撮影の⽇々。まだちょっと、うまく⾔えそうにありません。この作品が皆様に届く頃には⾔葉になりますように。」と、撮影の日々を振り返っている。
■アキラ役...森優理斗
裕子の息子。
■文子役...中村ゆりか
慎一の元を去る恋人。
■邦博役...カトウシンスケ
裕子の別れた旦那で、慎一の友人。
その他、藤田朋子、宇野祥平らも出演する。
映画『夜、鳥たちが啼く』あらすじ
若くして⼩説家デビューするも、その後は鳴かず⾶ばず、同棲中だった恋⼈にも去られ、鬱屈とした⽇々を送る慎⼀。
そんな彼のもとに、友⼈の元妻、裕⼦が、幼い息⼦アキラを連れて引っ越してくる。
慎⼀が恋⼈と暮らしていた⼀軒家を、離婚して⾏き場を失った2⼈に提供し、⾃⾝は離れのプレハブで寝起きするという奇妙な共同⽣活。⾃分⾃⾝への苛⽴ちから⾝勝⼿に他者を傷つけてきた慎⼀は、そんな⾃らの無様な姿を、夜ごと終わりのない物語へと綴ってゆく。書いては⽌まり、原稿を破り捨て、また書き始める。それはまるで⾃傷⾏為のようでもあった。
⼀⽅の裕⼦は、アキラが眠りにつくと⼀⼈町へと繰り出し、⾏きずりの男たちと逢瀬を重ねる。