くらし情報『写真家ソール・ライターの展覧会が渋谷で - モノクロ写真やカラー写真など400点超、色彩感覚にも着目』

2022年11月28日 15:00

写真家ソール・ライターの展覧会が渋谷で - モノクロ写真やカラー写真など400点超、色彩感覚にも着目

50〜60年代、モノクロのスナップ写真など
画家を志していたライターは、1946年、当時芸術の新たな中心地となりつつあったニューヨークに移住。この地で若く意欲的な芸術家と交流するなか、写真の表現媒体としての可能性を認識し、写真に取り組むようになる。本展では、1950〜60年代に撮影されたモノクロの写真作品を紹介。未発表のスナップ写真に加えて、アンディ・ウォーホルやジョン・ケージ、ユージン・スミスなど、当時交流のあったアーティストのポートレートを展示する。

自身の美意識を発揮したファッション写真
ニューヨークの若いアーティストの多くと同じく経済的な問題を抱えていたライターは、自身の写真技術を活かし、1958年より『ハーパーズ・バザー』誌のカメラマンを務めるようになった。当時、カラー写真は商業的な用途で用いられる場合が多く、美術表現としては軽んじられていたものの、ライターはそうした偏見を持たず、自身の美意識を発揮したのだった。会場では、50〜60年代にかけてライターが手がけたファッション写真を目にすることができる。ソール・ライターの色彩感覚
本展では、「カラー写真のパイオニア」とも称されるライターが示した、卓越した色彩感覚にも着目。

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