くらし情報『映画『いつかの君にもわかること』ウベルト・パゾリーニ7年ぶり新作、父子の“新しい家族探しの旅”』

2022年12月8日 07:00

映画『いつかの君にもわかること』ウベルト・パゾリーニ7年ぶり新作、父子の“新しい家族探しの旅”

情景描写や登場人物の会話など、余計な要素を極力入れないことによって、父子の心情の移ろいをより丁寧に描写した。こういった表現手法は、ウベルト・パゾリーニが敬愛する小津安二郎の影響を受けているという。

また、ウベルト・パゾリーニは「監督として本作品に臨む上で課題だったのが、非常に幼い子どもと撮影することと、真実味がある感動的な父子関係を演出することでした」と、演出の難しさも明かしている。

ジェームズ・ノートンが父親役に
父親のジョン役を演じたのは、『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』のジェームズ・ノートン。我が子のために過酷な運命に立ち向かう姿を寡黙な演技で体現した。息子・マイケル役は、本作がデビュー作となるダニエル・ラモントが演じている。

■ジョン…ジェームズ・ノートン

シングルファーザーの33歳。窓拭き清掃員として働いている。
不治の病により余命あとわずかとなり、自分亡きあとに息子と一緒に暮らす新たな家族を探し求めて日々、里親候補の家族と面接を繰り返している。■マイケル…ダニエル・ラモント

ジョンの4歳の息子。

■ショーナ…アイリーン・オヒギンズ

研修中のソーシャルワーカー。失業のリスクを抱えながらも、ジョンをサポートする。

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