2022年8月4日 10:51
500年の伝統のよさが分かる!まさかの『能面型お菓子』
その中から9面が選ばれ、ユニークなお菓子『能面もろこし』ができました。
『もろこし』とは、小豆の粉と砂糖で作られた、秋田県を代表するお菓子のこと。
『能面もろこし』では、それらの素材に、黒川地区に自生する山椒(さんしょう)を加えています。
抹茶と一緒にいただくと、ほのかな刺激が感じられますよ。
実際に注文してみたのは、9個入りの『能面もろこし』。
箱を見ると、黒色とワインレッド色を背景に、般若(はんにゃ)のお面がこちらを睨んでいて印象的ですね…。
中に入っていたしおりでは、『黒川能』の歴史や、9つのお菓子の元となった、お面の写真などが紹介されています。
上段左から:小面(こおもて・若い女性)、般若(はんにゃ・嫉妬深い鬼女)、父尉(ちちのじょう・老人)
中段左から:小癋見(こべしみ・地獄の鬼神)、白式尉(はくしきじょう・老体の神)、猩々(しょうじょう・酒好きの架空生物)
下段左から:乙(おと・醜女)、賢徳(けんとく・あらゆる人外の役で使用)、獅子口(ししぐち・霊獣)
お菓子は1個ずつ包装されていますよ!
『能面もろこし』の細部に注目
最初に試食したのは、『父尉』。包装を外して食べると、小豆の粉と砂糖のザクザクとした食感がよく分かります。