こんにちは、フリーアナウンサーの押阪忍です。
ご縁を頂きまして、『美しいことば』『残しておきたい日本語』をテーマに、連載をしております。宜しければ、シニアアナウンサーの『独言(ひとりごと)』にお付き合いください。
夏の花朝顔のさわやかさ
暑い暑い日が続きます。よくぞまあ…と思うぐらいの猛暑の毎日です。『熱中症』で倒れる人が、年齢を問わず増えています。
他人事(ひとごと)ではありません。直接の日差しを受けないように注意しましょうね。
日中に庭に出るのは控えるようにしていますが、朝、早起きして庭を覗(のぞ)くと、青や紫、薄いピンクの朝顔が花を開いています。
早朝、5時前には、もう花を開いているのですね。正に『朝の顔』です。青や紫、薄いピンクの朝顔を朝一番で見ますと、なんとも心さわやかな気分になります。正に夏の朝一番の顔ですね…。
奈良時代に中国から渡来したと言われる朝顔ですが、江戸時代には、鑑賞用として大流行しました。ツル性の1年草で、『あんどん仕立』や、ツルを長く伸ばして カーテンのように仕立てる方法が一般的ですね。
花の大きさも大輪のものから小さいものまで、変化に富んでいます。