我が家の朝顔は ごくごく普通のものであります。
朝顔は夜明け前に花が開き、昼にはしぼんでしまいます。こうした咲き方が、粋(いき)を好む江戸の人達に愛された理由かもしれませんね。
朝顔愛好家の中で、品種を競う『朝顔番付』も生まれました。そして朝顔の品評会は、関東から関西に広まり、各地で品評会が開催されたそうです。如何に庶民に愛されていたかが分りますね。
ツルが延びない『木立』、ひだ状の花弁が細い筒咲(つつざ)きになる『南天』… これまで様々に変化を遂げて来た朝顔。400年の歴史がある、さわやかな『朝の顔』であります。
「朝顔に つるべ取られて もらい水」加賀千代女
<2022年8月>
出典みんなのランキング
フリーアナウンサー押阪 忍
1958年に現テレビ朝日へ第一期生として入社。東京オリンピックでは、金メダルの女子バレーボール、東洋の魔女の実況を担当。1965年には民放TV初のフリーアナウンサーとなる。以降TVやラジオで活躍し、皇太子殿下のご成婚祝賀式典、東京都庁落成式典等の総合司会も行う。2022年現在、アナウンサー生活64年。
日本に数多くある美しい言葉。それを若者に伝え、しっかりとした『ことば』を使える若者を育てていきたいと思っています。
母が他界…夫「遺産もらえるよな?」私「あなたには1円も渡らないよ」この直後⇒夫「それなのに…」続けた言葉に愕然