くらし情報『大切なことを大切にしようと、改めて思った8月15日』

2022年8月21日 10:00

大切なことを大切にしようと、改めて思った8月15日

蝶は亡くなった人の化身とも言われています。

来たことを喜んでくれているのかなあと思いつつ、参拝の長い列に並びました。

終戦後77年目を迎えた日本はどこへ向かうのか。亡くなったあまりにも多くの命に報いるような日本になっているのか。

それを思うと、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。戦争を美化するつもりも神格化するつもりもまったくありませんが、私たちは「大切にする」「大切に思う」という気持ちを忘れてしまったような気がしてなりません。

大切なものを大切にする、大切に思うという『覚悟』です。

大切なことを大切にしようと、改めて思った8月15日

神社内にある靖國八千代食堂で玉子丼をいただきました。
鹿児島県知覧の富屋食堂で『特攻の母』と呼ばれた島濱トメさんの玉子丼です。

特攻隊員たちの最後のごはん。隊員たちは最後のごはんにもかかわらず、「母や妹、弟たちに食べさせたい」と話したそうです。知覧特攻平和会館には、隊員たちが残した手紙が展示されています。

家族への、美しい字で綴られた手紙には、泣き言も恨み言などなく、ただただ国のために飛び立つこと、家族が健やかであることを祈る思いが綴られています。

二十歳前後の若者たち、その心の奥を知ることはできませんが清々しくさえ思える手紙は、涙無くして読めません。

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