2022年11月9日 16:59
「天王星が、月に重なっている」 撮影された『天王星食』の瞬間に感動の声 「未来への記録になる」
2022年11月8日に発生した皆既月食は、小笠原諸島を除く多くの地域で、天王星が月の後ろに入る、天王星食も同時に見られました。
皆既月食と天王星食の同時発生は、なんと442年ぶりのこと。
天王星食は、普段は月の明るさで観測をすることが難しいものですが、皆既月食によって月が暗くなることにより、双眼鏡や望遠鏡を使って観測ができた人が多かったようです。
日本科学未来館が『天王星食』の撮影に成功
東京都江東区にある、科学博物館『日本科学未来館』は、月に天王星が重なった『食』の瞬間の撮影に成功。
まさに『世紀の1枚』ともいえる写真をTwitterに投稿すると、多くの反響が寄せられました。
同館の屋上から撮影された天王食の写真。
小さな光の粒が、月に吸い込まれるように重なっています。
同じような光景が次に見られるのは、322年後です。
生きているうちに見られることはないと思うと、胸が熱くなってきますね。