また、消費者庁によると、ノドに刺さった魚の骨は、自然に抜けることもあるそうです。
しかし刺さったまま抜けずに、症状が悪化することもあるため注意が必要とのこと。
勝手な判断で「大丈夫だ」と安心せずに、なるべくなら耳鼻咽喉科を受診するのがいいようです。
魚の骨が刺さったことによる事故
過去には幼い子供のノドにブリの骨が刺さってしまい、全身麻酔での摘出手術のため3日間入院した事例もあるそうです。
ほかには、全身麻酔と気管切開にてサケの骨を摘出した1歳児の事故も報告されています。
油断をしていると手術にまで発展してしまう可能性がある、魚の骨。
子供たちが安心して魚を食べられるように、あらかじめピンセットなどで骨を取り除くか、ほぐした状態のものを与えるのもオススメです。
子供だけでなく、大人もノドに骨が刺さる可能性はあります。
その際は慌てずに、消費者庁の呼びかけを思い出し、適切な対応を心掛けたいですね。[文・構成/grape編集部]
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