くらし情報『米を炊いたら「粒に黒い汚れが!」 正体に「カビだと思ってた」「これは意外」』

米を炊いたら「粒に黒い汚れが!」 正体に「カビだと思ってた」「これは意外」

目次

・米に付いた黒い縦筋の正体とは
・水分状態によってはカビが生えることもある
米を炊いたら「粒に黒い汚れが!」 正体に「カビだと思ってた」「これは意外」

炊く前の米に、縦筋の黒っぽい汚れが付いているのを見たことはないでしょうか。

筆者は、実家から送られてきた米に、この縦筋状の汚れを見つけたことがあります。これはなんなのでしょうか。

米についた黒い縦筋の汚れについて調べてみました。

米に付いた黒い縦筋の正体とは

筆者のケースでは、実家で保管していた籾(もみ)の状態の米を、コイン精米機を使って精米したものでした。

水で洗ってみると簡単に汚れは取れたのですが、これはカビなのか、それとも単なる汚れなのか気になりますよね。

『一般社団法人 日本精米工業会』(以下、日本精米工業会)に聞いてみたところ、以下の回答がありました。

おそらくそれはカビではないでしょう。


では、この黒い縦筋は何なのでしょうか。日本精米工業会によると、「収穫前に籾が割れ、その部分を修復しようとした跡である可能性がある」とのこと。

人でいえば、かさぶたのようなもので、玄米のぬか層が硬くなり、精米後も少しだけ黒く残ってしまうことがあるそうです。

米を炊いたら「粒に黒い汚れが!」 正体に「カビだと思ってた」「これは意外」

※写真はイメージ

もう1つ考えられるのは、精米機で取り切れなかったぬか層です。

米には溝状の縦筋が5本あるといわれており、特に充実が不足していて縦溝が深い粒は溝部分のぬかが取りにくくなっています。

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