2023年7月8日 19:14
旬のズッキーニが…危ない!?『異様な苦味』についての注意に「知らなかった」「気を付けたい」
夏が旬の野菜であるズッキーニ。
キュウリのような見た目ですが、加熱調理の料理が多く、野菜炒めやスープなど幅広く活躍します。
そんなズッキーニは、気を付けないといけない場合があることをご存じですか。
苦味、渋みが強いズッキーニには危険も
同じ種類であっても、野菜の味は育った環境などによって、1つずつ微妙に異なります。
ズッキーニを購入し、調理してみたところ「苦みや渋みが強い」と感じる場合もあるとか。
違和感がある味の場合、傷んでいるなど、何かの異常である場合もあるため、気にせず食べていいものか迷いますよね。
この疑問に対して、農林水産省はウェブサイトで次のように注意をしています。
ズッキーニやきゅうり、スイカなどのウリ科の野菜には、「ククルビタシン」と呼ばれる苦み成分が含まれます。
通常、その含有量は少ないのですが、まれに含有量が多く苦みや渋みが強いものがあります。
そういったものを食すると下痢や嘔吐、腹痛を起こすことがありますので、苦くないか確認してから調理を行いましょう。
万が一、通常ではない苦みを感じるような場合は、食べずに捨てましょう。
加熱処理しても成分は変わらないため、強い苦味を感じる場合は廃棄することが大事です。