「水を飲みたい」という患者に「できない」の一点張りな看護師 後日ハッとしたワケが?
「喉が乾きますよね。お水は飲めないんですが、うがいなどで口の中を潤すことならできますよ」
患者の気持ちに寄り添ったほか、代わりの案を伝えて対応していたのです。
「あ~、少し楽になった。ありがとう」と感謝する患者を見た投稿者さんは、こんなふうに感じたといいます。
「この対応を見て、できないことを『できない』で終わらせるのではなく、どうしたら患者さんの苦痛を軽減できるのかを考えて、『できる方法』を探すことが大切だと学んだ」
できないことを「できない」というのは確かに正論で、そういった対応をすることも間違いではありません。
しかし、仕方がないことだと分かっていても、ただ「できない」といわれるだけでは、きっと患者も腑に落ちない気持ちになってしまうでしょう。
もちろん、うがいができないケースもあるようですが、大切なのは少しでも患者に寄り添って考えることだと気付いた、新人時代の投稿者さんなのでした。投稿者さんの『気付き』には、さまざまなコメントが寄せられています。
・いいエピソード。できる選択肢を探すことは大切ですね。
・これはすべてに通ずる。仕事や人との関わり方でもいえることだと思う。