2023年8月25日 11:50
溶けにくい氷の作り方 意外な方法に「なんで?」「知らなかった」
これで、しばらく経過を見てみましょう。
40分ほど経ち、冷凍庫の中を覗いてみました。見ると『水道水』は氷が張り、固まってきているので、箸が入りません。
一方、『沸かした水』はまだ水なので箸が入りました。タオルを巻いたこともあり、本当にゆっくりと固まっているようですね。
様子を見ながら氷が固まるのを確かめていきましたが、1時間半ぐらい経つと『沸かした水』が半分以上固まったので、残った水を捨てます。
ここで水を捨てる理由は、不純物が入っている水は遅く固まるからです。残りの水を捨てることで、不純物の除去に役立つそう。
その後さらに1時間待つと、製氷器に入れた水は完全に氷になっていました。
筆者が驚いたのは氷の色!『水道水』は白く濁っていますが、『沸かした水』は不純物と空気を取り除いたため、ほとんど透明になっています。
次に、本当に溶けにくいのかを調べるために『水道水』で作った氷と『沸かした水』で作った氷を4個ずつ、グラスに入れて比べてみることに。
結果はこちらです。『水道水』で作った氷が完全に水になった時、『沸かした水』はまだ小さな氷が残っていました。
『沸かした水』のほうは半分以上凍った時点で、固まらなかった水を捨てているので、『水道水』の氷よりも小さいはず。