くらし情報『保存期間が長いほどウイスキーはおいしくなる? メーカー公式の回答に「知らなかった」「勉強になる」』

2023年9月28日 09:22

保存期間が長いほどウイスキーはおいしくなる? メーカー公式の回答に「知らなかった」「勉強になる」

目次

・「長く貯蔵したウイスキーほどおいしい」は間違い
・瓶詰めされたウイスキーは熟成しない
※写真はイメージ

「大人のお酒」というイメージも強いウイスキー。澄んだ琥珀色の見た目も美しいお酒です。

そんなウイスキーに対して、「長く貯蔵すればするほどおいしくなる」「長く貯蔵したものほど高級」と思っている人も多いのではないでしょうか。実際のところはどうなのか、国産ウイスキーメーカーとして知られるサントリーホールディングス株式会社のQ&A情報より解説します。

「長く貯蔵したウイスキーほどおいしい」は間違い

サントリーの公式情報によると、「長く貯蔵したウイスキーほどおいしいわけではありません」とのこと。なぜならウイスキーの品質は、貯蔵期間だけで決定されるわけではないからです。

ウイスキーとは、仕込み・発酵・蒸留の過程を経て、樽に詰めて熟成されます。この貯蔵期間が長くなればなるほど熟成は進み、まろやかさや深みが増していくでしょう。
「長く貯蔵すればするほどおいしくなる」というイメージは、ここから生じているものです。

一方で、ひと言でウイスキーといっても、その原料や製法、貯蔵法はさまざまです。どのタイミングで熟成の頂点を迎えるのかは、ウイスキーの種類によって異なります。それぞれのウイスキーがもっともよい状態に仕上がった瞬間を見極めて、樽払いの指示を出すのがブレンダーの仕事。

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