くらし情報『歯ブラシの硬さ、何を選ぶのが正解? 歯科医が教える正しい歯の磨き方に「初耳でした」「ずっと間違ってた」』

歯ブラシの硬さ、何を選ぶのが正解? 歯科医が教える正しい歯の磨き方に「初耳でした」「ずっと間違ってた」

歯磨き粉や歯ブラシの選び方は

歯磨きは「両面を磨く」「大きな口を開けない」「焼いていない食パンが軽くへこむくらいの力で磨く」の3つを意識することが大切だとわかりました。では、歯磨き粉の量はどのくらいが適切なのでしょうか。

「歯ブラシにもよりますが、基本的には茹でていない小豆ひと粒程度の量が適切です。泡立ちすぎると逆に磨きづらくなるので、あまり多く付けないほうがよいでしょう。

また、歯を傷付けてしまわないように、研磨剤が入っていない歯磨き粉をおすすめしています」

さらに、歯ブラシの形状は「ブラシの先端が小さめのものを推奨します」と、中井先生。

「大きすぎるブラシは奥まで入りづらく、奥歯に届きにくいからです。プラスチックの部分も、できるだけ薄いほうが磨きやすいと思われます。

また、毛が硬いと歯を傷付ける原因になりますし、柔らかすぎるとしっかりと磨けないので『普通』を選ぶとよいでしょう」
歯は一生付き合っていくもの。
自己流で磨いている方も多いと思われますが、時には医師に相談をして正しいケア方法を学ぶのも大切ですね。

プロフィール/中井大介

1990年、京都府立北稜高校卒業後、東京・大阪でスポーツクラブに勤務。

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