ガリガリに痩せた野良犬 助けに来た女性に見せた『行動』に「涙が止まらない」

アメリカのミズーリ州で、野良犬や虐待された犬たちの保護活動をしている『ストレイ・レスキュー・オブ・セントルイス』。
2024年1月2日、新年早々にこの施設に野良犬の情報が寄せられました。
スタッフのドンナさんたちが現場に駆け付けると、1匹の犬が冷たい風を避けるように住宅の壁のそばに座っているのを発見。
野良犬の中には人間を怖がって、威嚇してきたり、逃げてしまったりする犬がいます。
そのためドンナさんは犬に優しく声をかけながら、慎重に近付こうとしました。
すると犬は彼女を見るなりしっぽを振り始めて、こちらへ歩いてきたのです。
犬はあばら骨が浮き出るほどガリガリに痩せていて、後ろ脚を引きずった状態。
歩くのもままならないほど弱っているにもかかわらず、残った力を振り絞るようにしっぽをブンブン振って、ドンナさんの足に顔をすり寄せてきました。
彼女たちは犬にリードを付ける必要もなく、抱きかかえて車に乗せます。
車に乗った後も、犬は「助けてくれてありがとう」というように、しっぽを振り続けていました。
新年最初に保護された犬は、新しい始まりを意味する『ニコ・ニュー・ビギニングス』と命名。