耐熱容器選びに注意点? メーカーが解説する『電子レンジ用』『オーブン用』の違い
一方で、用途に合わないアイテムを選んでしまうと、変形やヒビ割れ、破裂といったトラブルが起きる可能性も。種類ごとの違いについても、しっかりと確認しておきましょう。
電子レンジ用とオーブン用の違いとは
耐熱容器には、大きく分けて『電子レンジ用』と『オーブン用』の2種類があります。
電子レンジもオーブンも『食品を加熱する』目的で使われる家電製品ではありますが、その仕組みには大きな違いが。電子レンジが食品そのものの分子振動によって温度を上昇させるのに対して、オーブンは庫内の温度を上昇させて温めています。
耐熱容器の『電子レンジ用』と『オーブン用』は、これらの違いに対応するための分類です。
一般的に、電子レンジで加熱する場合は120℃以上、オーブン加熱の場合は300℃程度の熱に耐えられるものでないと、容器が変形やヒビ割れ、破裂などを起こす恐れがあるため注意が必要です。イワキーより引用
電子レンジ用の耐熱容器をオーブンで使用した場合、熱に耐えきれず破損する恐れがあることを、頭に入れておきましょう。
両者の違いを、目で見て判断することはできません。iwaki公式サイトでは、『電子レンジ可』や『オーブン可』、『耐熱温度』や『耐熱温度差』といった表示に注目し、自身が希望する用途に合った製品を選ぶよう注意喚起しています。