醤油の『減塩』と『塩分控えめ』 結局どっちの塩分濃度のほうが低いの?
日本の食文化を支えてきた万能調味料である、醤油。
醤油は塩分量が高いので、塩分濃度を抑えた醤油も多く販売されています。
代表的なのは『減塩』や『塩分控えめ』と書かれた醤油でしょう。
言葉の意味は似ていますが、両者の違いを知っていますか。
醤油の『減塩』と『塩分控えめ』の違い
生活協同組合連合会コープ北陸事業連合のウェブサイトでは、醤油の『減塩』と『塩分控えめ』の違いを解説しています。
メーカーにより濃度と区分の基準に相違があるようですが、基本的に塩分濃度違いでわけられています。
事例として、通常の醤油に対して塩分濃度が50%が「減塩」、通常醤油商品に対して塩分濃度が25%カットが「塩分ひかえめ」となっていました。「減塩」は味の調整にみりんを加えるケースが多く、「塩分ひかえめ」は醤油の味が残る程度に塩分濃度を低くするケースが多いようです。
商品包装ラベルでの判断は、メーカーによって違いはありますが、基本的に「減塩50%カット」や「塩分控えめ25%カット」などと表示される事が多いようです。
コープ北陸事業連合ーより引用
メーカーによって、塩分濃度や表記の仕方は異なりますが、『減塩』と『塩分控えめ』の明確な違いは、塩分濃度や別の調味料で味の調整がされているか否かの違いだったのですね。