2024年5月23日 09:30
白くなった冷凍うどん、食べても平気? 企業の回答に「気を付けたい」
冷凍庫に入れていた冷凍うどんの一部が、白っぽく変色してしまうことがあります。
なぜ、色が変わってしまうのでしょうか。また、変色してしまった部分は、食べても問題ないのでしょうか。
冷凍食品メーカーのテーブルマーク株式会社(以下、テーブルマーク)に聞いてみました。
冷凍うどんが白くなる原因とは
――冷凍庫の冷凍うどんの一部が白く変色するのはなぜ?
白く色が変わるのは冷凍焼けと呼ばれ、保存中の温度変化により、うどんから水分が抜け、乾燥したり、酸化したりする現象です。
冷凍焼けを起こした部分は白く変色し、食感も悪くなります。
――なぜ冷凍焼けが起こる?
温度変化の要因はさまざまですが、特に家庭では冷凍庫のドアの開閉が多いことが挙げられます。
冷凍庫内の温度変化が頻繁に起こるので、冷凍焼けが発生しやすくなります。
冷凍食品全般に起こり得ることですが、水分の多いうどんは、ほかの食材と比べても冷凍焼けが起こりやすいのです。
※写真はイメージ
――冷凍焼けしたうどんは食べても問題ない?
冷凍焼けを起こしていても、冷凍庫で適切に保存できていれば食べられないことはありません。
しかし、冷凍焼けになったうどんは、麺の割れ・切れ、食感が硬くなるといった品質の変化が発生します。