『ある隣人より』と書かれた手紙 内容に「なんて粋な人」「映画化して」
ある隣人より。
隣人は、ホテルの部屋からまったく出られないという、心身ともに閉鎖的な空間の中で、及川さんが奏でる音色に、癒されていた模様。
手紙の内容を見るに、隣人は普段から音楽を聴くのが好きだったのでしょう。
自分の演奏が誰かの心に届いたことを嬉しく思い、2024年7月現在まで大切に手紙を保管していた、及川さん。
当時のことを振り返り「温かく受け止めてくださり、ありがとうございました」と感謝をつづったのでした。
【ネットの声】
・とてもいい話。音楽の力って素晴らしいな。
・粋なやり取り。
こんなふうに、想いを伝えられる人になりたいな。
・コロナ禍に「芸術は不要不急」といわれていたけれど、人の心には本当に必要だと思う。
・及川さんの動画を観てきた。本当に素敵な音色。隔離中に聴こえてきたら、癒されるだろうな。及川さんによると、ホテルを出た時にはすでに隣の部屋の人はいなかったようで、誰が手紙を渡してくれたのかは、未だに分からないとのこと。
「またどこかでお会いできたらな」とつづっていました。
及川さんがヴァイオリニストとして活躍する中で、再び『ある隣人』と会う日が来たら、とても素敵なことですね。
[文・構成/grape編集部]
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