目的地の近くまで移動することができる、公共交通機関といえば、タクシーがその1つ。駅やバス停から離れている場所に向かう際や、荷物が多い時など、さまざまな場面で重宝しますよね。さっとん(@satton0051)さんがXに投稿した、タクシーでの出来事が話題になっています。タクシーの中で新人運転手が?空港に行くために、タクシーを利用したという、さっとんさん。すると、運転手がデビューしたばかりの新人だったといいます。タクシーの運転手は、裏道や近道をよく知っている人が多いもの。しかし、新人運転手はまだ道に詳しくないようで、さっとんさんにこんなふうに申し出たといいます。「申し訳ありません。まだ道が分からないので、案内をお願いできますか?」ナビを設定すれば、もちろん経路は出てきます。しかし、案内されたルートが渋滞している場合などは、それを考慮して運転する必要があるでしょう。乗客のほうが道に詳しい場合もあるため、トラブルを避ける意味でも、先に伝えておこうと、運転手は思ったのかもしれません。さっとんさんは、素直に「分からない」と頼られたのが嬉しかったようで「喜んで!」と道案内を引き受けました。※写真はイメージ実は、さっとんさんは現役のバス運転手で、ライドシェアドライバーもしているプロ。普通に道案内をするだけでなく、高速道路の交差地点や走る車線まで、丁寧に指示を出したそうです。すると、降り際にタクシーの運転手からこんな声をかけられました。「お客様って、もしかして同業の方ですか?ルートの指示も的確で、正直僕の上司よりも分かりやすかったです!ありがとうございます!」なんと、ルートの指示が「上司よりも上手だ」と感激されたのです!さっとんさんは、自分がバスの運転手をしていることを明かし、「頑張れ」の意味を込めたチップを渡して、タクシーを降りたといいます。ちなみに、さっとんさんとタクシーの運転手は、20代でなんと同い年だったとか。道中での会話も盛り上がったそうです。同じ年齢でドライバーとして頑張る姿に、互いにいい刺激を受けたことでしょう。素敵なエピソードは反響を呼び、さまざまなコメントが寄せられました。・さっとんさんの対応が素敵。タクシーの運転手も嬉しかっただろうな。・これは素敵なご縁ですね。お互いに忘れられない出来事になりそう。・「分からないから教えて」に笑顔で対応できるのって実はすごいこと。・なんて優しい世界。いい話ですね。・こういう素敵な客に出会えることが、運転手にとって一番の成長のきっかけになると思う。世の中には、たとえ新人であろうと、サービスを提供する側に対して厳しい目を向ける人はいます。そんな中で、道案内を快く引き受けて、最後にチップまで渡した、さっとんさんの優しさは、新人運転手にとって大きな励みになったはず。2人のやりとりに心が温まると同時に、さっとんさんのような粋な対応ができる人でありたいと、考えさせられますね。[文・構成/grape編集部]
2024年07月22日「家の整理をしていたら、出てきた」及川悠介(@RautavaaraE)さんは、そんなひと言とともに、1枚のメモの写真をXで公開しました。このメモは、2020年以降に新型コロナウイルス感染症が流行し始め、外出などが制限されていた、いわゆるコロナ禍に『ある隣人』から送られた手紙。書かれていた内容に「感動した」という声が多数集まっています。『ある隣人より』と書かれた手紙及川さんは東京藝術大学、そしてパリ国立高等音楽院を卒業した、25歳のヴァイオリニスト。コロナ禍に、海外から日本に帰国した際、数日間ホテルで隔離生活を送ったことがあったそうです。部屋からまったく出られない状況の中で、及川さんは、周囲の人に配慮をしつつ、ヴァイオリンを弾いて過ごしていました。時には「うるさいと思われていないかな」と不安に思うこともあったようです。隔離生活がいよいよ終わる最終日の夜、配膳された弁当の袋に『その手紙』は入っていました。長期の隔離の中で、あなたの素晴らしい音色に癒されました。本当にありがとうございます。ぜひこれからも観客を喜ばせてください。個人的にはショーソンとシベリウス、ブラームスを楽しみにしていました。ある隣人より。隣人は、ホテルの部屋からまったく出られないという、心身ともに閉鎖的な空間の中で、及川さんが奏でる音色に、癒されていた模様。手紙の内容を見るに、隣人は普段から音楽を聴くのが好きだったのでしょう。自分の演奏が誰かの心に届いたことを嬉しく思い、2024年7月現在まで大切に手紙を保管していた、及川さん。当時のことを振り返り「温かく受け止めてくださり、ありがとうございました」と感謝をつづったのでした。【ネットの声】・とてもいい話。音楽の力って素晴らしいな。・粋なやり取り。こんなふうに、想いを伝えられる人になりたいな。・コロナ禍に「芸術は不要不急」といわれていたけれど、人の心には本当に必要だと思う。・及川さんの動画を観てきた。本当に素敵な音色。隔離中に聴こえてきたら、癒されるだろうな。及川さんによると、ホテルを出た時にはすでに隣の部屋の人はいなかったようで、誰が手紙を渡してくれたのかは、未だに分からないとのこと。「またどこかでお会いできたらな」とつづっていました。及川さんがヴァイオリニストとして活躍する中で、再び『ある隣人』と会う日が来たら、とても素敵なことですね。[文・構成/grape編集部]
2024年07月17日人は誰でも、ミスや失敗をしてしまうことがあります。中には怒られるのが嫌だという理由で、ウソをついたり誤魔化したりする人もいるでしょう。むしろ、自分の失敗を正直に打ち明けることで、信用を得ることもありますよね。破れた封筒を見て、感動した女性ある日、外出先から家に帰ってきた、せーな(@Seina_ky0409)さん。ポストの中を確認したところ、封筒に入った郵便物が届いていたそうです。ただ、配達時に雨が降っていたのか、その封筒は少し破れていたのだとか。自分が楽しみに待っていた郵便物の状態が悪かったら、嫌な気持ちになってもおかしくはありません。しかし、破れた封筒を見たせーなさんは、なぜか感動したといいます。その理由は…。封筒に、謝罪をしたかったという旨を記した、配達員からのメモ書きが添えられていたのです。配達員は、破れた封筒を、そのまま届けることに抵抗があったのでしょう。もともとは、渡す時に直接謝罪をしようとしたそうですが、せーなさんが不在だったため、メモを添えることにしたのだとか。メモの最後には、「万が一何かありましたらご連絡ください」と、せーなさんを気遣う丁寧な言葉を添えています。配達員の誠実さと、思いやりのある行動に、心が温まった人も多いのではないでしょうか。メモを見て感動したせーなさんは「あの配達員さんに届けばいいなぁ」と、このエピソードと配達員への感謝の言葉を、Xに投稿しました。せーなさんの投稿が、配達員の目に届き、温かな想いが伝わるといいですね![文・構成/grape編集部]
2024年07月16日見知らぬ土地に引っ越す際、近隣にどのような人が住んでいるのか気になるのは自然なことでしょう。アメリカのテキサス州に住む、ケリー・マクダフ(kellyann2339)さんは新しい家に移り住むことになりました。彼女は新居で撮影した、11秒間の短い動画をTikTokに投稿。その内容に大きな反響が上がりました。引越し当日、新居の向かいの家に住む男性がケリーさんの家にやってきたのだそう。52年間もそこに住んでいるという、98歳のその男性は、彼女にこういったのです。「あなたたちがここを私たちと同じくらい気に入ってくれたら嬉しいよ」そして男性は、ケリーさんたちを歓迎する気持ちを込めてケーキをプレゼントしたのです。@kellyann2339I love it here♬ Little Things - Adrian Berenguer動画には帰っていく男性の後ろ姿と、感極まって涙ぐむケリーさんの表情が映っています。「私はここが大好きです」とつづられたこの動画には、230万件の『いいね』が寄せられました。・あなたはまさに隣人の宝くじに当たったね。・ぜひ彼を夕食に招待してあげてほしい!・100年近い知識をもつ人と知り合えるなんて、とても素敵なことだよ。・これって昔は隣人同士がお互いにしていた、普通のことなんだよね。翌日、ケリーさんはレモンパイを作って、男性の家に届けました。前日の感謝の気持ちを伝えると、男性は「そんなことしなくていいのに。でもレモンパイは大好きだよ。嬉しいな」と喜んでくれたそうです。引っ越してきた人が近所に挨拶をすることはありますが、隣人が歓迎の贈りものをするのは珍しいのではないでしょうか。現代は近所付き合いなどの人間関係が希薄になっているといわれます。そんな中で近所の人と仲よくなり、心温まる交流ができたら、毎日の生活も楽しくなるでしょう。ケリーさんの経験は、人とのつながりの大切さを思い出させてくれますね。[文・構成/grape編集部]
2024年07月16日『1型糖尿病』を抱える薬学生の、みくまちゃん(@popococo0326)さんは、全日本空輸株式会社(通称:ANA)の飛行機を利用した時のエピソードをXに投稿しています。『1型糖尿病』は、現在の医学では治らない病気といわれており、薬により血糖をコントロールしなければなりません。低血糖になると、アラームで知らせてくれる『血糖測定器』を持ち歩いている投稿者さん。フライト中に『血糖測定器』のアラームが鳴り、だんだん足に力が入らなくなったのだとか。低血糖を起こした時のために持っていたブドウ糖を補充しようとしましたが、それが入ったポーチが上の荷物入れにあることに気が付きます。※写真はイメージ幸いにも、キャビンアテンダント(以下、CA)が通りかかったため、事情を説明し、荷物入れにある薬を取ってもらいました。その後、投稿者さんの症状などを詳しく聞いてくれたというCA。低血糖になったら、糖分を取らないといけないことを話すと…。CAは、投稿者さんの体調を気に掛け、飴とリンゴジュースを持ってきてくれたのです。袋の中には、たくさんの飴が入っており、少しでも体調がよくなるようにという想いが感じられますね。投稿者さんは、CAの対応に「本当に感謝です。ありがとうございました」と気持ちをつづっていました。CAによる『神対応』は、投稿者さんの記憶に残り続けるでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年07月12日暑さが厳しくなってきた、2024年6月下旬。amy(@daisukiechan)さんがXに投稿したエピソードが、大きな反響を呼んでいます。道端で母親が意識混濁…そこに現れたのはある暑い日、投稿者さんは母親と一緒に外出していました。しかし、母親の体調が急変。道端で倒れてしまったといいます。投稿者さんは必死で身体を抱えましたが、母親は意識混濁の状態。「助けてください!」と周囲に向かって叫んだそうです。その声を聞いて、駆け付けたのは…ヤマト運輸(通称:クロネコヤマト)の葛飾柴又営業所の人たちでした!※写真はイメージ営業所の人たちは、保冷剤などを持ってきたほか、気泡緩衝材で寝る場所を作ったり、資材を持って日陰になるようにしたりと、協力してくれました。また、救急車が到着するまでに投稿者さんのことを励まし続けてくれたといいます。営業所の人たちの助けもあって、投稿者さんの母親は、その後無事に回復。投稿者さんは搬送の当日に営業所までお礼を伝えに行き、後日改めて本社にもメールを送ったそうです。※写真はイメージ感謝の気持ちがあふれた投稿者さんは、この出来事を「一生忘れません」とつづっていました。投稿は反響を呼び、なんと20万人以上が『いいね』を寄せています。・お母様がご無事で何より。クロネコヤマトの方々の対応が素晴らしくて感動した!・さすがクロネコヤマト。素敵な話をありがとう。・日本もまだまだ捨てたものではないと思った。・クロネコヤマトの従業員の方たちは本当に素晴らしい人たちばかり。私たちも再配達などの負担を減らして、少しでも貢献したい。なお投稿者さんによると、営業所の人たちのほかにも、親身になって助けてくれた男性がいたとか。たまたま自転車で通りかかった男性は、投稿者さんと母親を見かけて、救急車が来るまでの時間、ずっと付き添ってくれていたのです。この日は救急車が出払っていて、到着に時間が掛かっていました。そのことを投稿者さんに教えてくれたのも、その男性だったそうです。男性の連絡先を聞いた投稿者さんが、母親の検査後に無事を伝えると、大変喜んでくれたとのこと。しかし「何かお礼を…」と伝えると、辞退されたといいます。※写真はイメージクロネコヤマトの営業所の人たちや、通りがかった男性の優しさに、感動した人は多いでしょう。困った人を見かけたら、すぐに行動できる人でありたいと、改めて考えさせられますね。暑い日の外出は要注意年々、暑さが厳しくなっている、日本の夏。外に出るだけで体力を奪われるため、熱中症などの体調不良を起こしやすくなります。投稿者さんの母親は、最近食事をあまり取っておらず、水分摂取も少なかったことが原因で、倒れてしまったとか。元気に見えていても、体調が急変することはあるため、日々の栄養・水分補給を心がけ、野外では決して無理をしないように注意しましょう。[文・構成/grape編集部]
2024年06月29日「みんなみんな優しくて、涙が出ちゃった」そんなコメントを添えて、雨の日の出来事をXに投稿し、8万件を超える『いいね』を集めたのは、M(@f_ww2z)さん。ある朝、紙袋に着替えなどの1週間ぶんの荷物を入れて、大阪府大阪市にある大阪駅を歩いていたといいます。すると、人通りが多いところで、ふやけた紙袋の底が破れ、荷物が散乱!突然の状況にショックを受け、一時的にぼう然としていると、忙しい時間帯にもかかわらず、親切な人たちが足を止めました。「ちょうど袋を持っていたので、よかったら」と代わりの紙袋を差し出す男性や、落ちた下着をすかさず拾って、人目に付かないよう配慮してくれた女性もいたのです。通りすがりの人々の優しさに、どれほど心が救われたことでしょう。Mさんは、この日の出来事を振り返り「私も他人に優しくありたい」と述べています。温かなエピソードに、このような反響がありました。・みんな親切で素敵。あったけぇよ…。・とっさに助けてくれた人々の優しさって、忘れられないよね。・えっ…写真の端に写っているけど、もらったのは高級スーパーマーケット『いかりスーパー』の紙袋!?最強じゃん!・「やっぱりまだ、日本は優しい人が多いんだな」と思えて笑顔になった。アパレルブランドや雑貨店などの紙袋は、そのデザイン性から、昨今では普段使いされることも珍しくありません。実際、投稿には「自分も紙袋を普段使いしている」との声が相次いでいます。とはいえ素材が紙であるため、表面に加工がなければ、水に弱いデメリットも。Mさんは今回の経験を経て、紙袋の使用について反省し「以後気を付けます!」ともつづりました。あなたも紙袋を使う際は、天候のチェックをお忘れなく![文・構成/grape編集部]
2024年06月27日あなたがまだ幼かった頃、直接言葉を交わすことができない『友達』がいたことでしょう。それは、ぬいぐるみであったり、人形であったりと、さまざま。きっと、寝るにも遊びに行くにも、ずっと一緒だったはずです。小さくて愛らしい『友達』は、幼い子供にとって、かけがえのない存在といえます。3歳娘が落としてしまった、ぬいぐるみ2児の父親である、とむせん(@tomtom_e_n_t)さん一家は、ある日トラブルに見舞われてしまいました。3歳の娘さんが、外出をした際にずっと大切にしていたぬいぐるみを失くしてしまったのです。『まんじゅう』と名前を付けて、ぬいぐるみをかわいがっていた、娘さん。大切な『友達』とはぐれてしまい、悲しみに暮れてしまいました。しかしその後、とむせんさん一家は、まんじゅうちゃんを発見!その時の光景を見て、感謝の気持ちを伝えるべく、Xに投稿しました。「雨で濡れない場所に、ぬいぐるみを置いてくれた人がいた」確かにぬいぐるみは『物』です。しかし、持ち主にとっては、楽しい時も、悲しい時も一緒にいてくれる、大切な友達といっても過言ではありません。また、出会った時の喜びや、思い出も詰まっているはず。大好きな友達が突然いなくなってしまった時の、娘さんの心情は、察するに余りあるでしょう。偶然この場を通りがかった人は、持ち主の気持ちを想像したのかもしれません。雨に濡れないよう、まんじゅうちゃんを安全な場所に移動させてくれたようです。見知らぬ心優しい人によって、無事に再会を果たすことができた、娘さんとまんじゅうちゃん。心が温まるエピソードは拡散され、多くの人から反響が上がりました。・自分も同じ経験をしたことがある!安全な場所にぬいぐるみが置かれていて、感動したなあ。・こういうエピソードを知ると「日本も捨てたもんじゃない」と思える。・涙が出た。娘ちゃんとまんじゅうちゃん、また会えてよかったね!まんじゅうちゃんは、とむせんさんにとっても、心を癒してくれる大切な存在なのだとか。温かい家に帰ったまんじゅうちゃんは、『家族』とたくさんハグをしたことでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年06月23日土地勘のある場所だと、道に迷ったり、電車を間違えたりすることはめったにありません。万が一ミスをしても、大体の地図が頭に入っているため、すぐに修正することができるでしょう。しかし、旅先ともなると、そうはいかない模様。スマホなどで行き方を確認しても、気が付いたら間違った方向へ進んでいることは、よくあるものです。『旅の思い出』漫画家の、みつつぐ(@mitutugu)さんは、一人旅をした時の思い出をXで紹介しました。その日、乗る電車を間違えてしまった、みつつぐさん。目的地までの行き方を再度調べて、駅のホームで電車を待っていたのですが…。待っている電車に乗れば、本当に行きたい駅にたどり着けるのか、確証が持てなかった、みつつぐさん。駅名板(駅名標)には、各駅停車に乗った場合に到着する、次の駅名が書いてありましたが、快速電車に乗る予定だったため、見てもよく分からなかったのです。不安が募り、地元住民らしき学生服姿の女の子に声をかけると…彼女は質問に回答するだけでなく、笑顔で励ましてくれたのです!きっと、みつつぐさんの不安や、ミスをして落ち込んでいることなどが、女の子に伝わったのでしょう。せっかくの旅行が残念な思い出とならないよう、悲しい想いを吹き飛ばしてあげたかったのかもしれません。女の子の優しさに、多くの人が心を打たれました。・不安が吹っ飛ぶ陽気さ。絶対にいい子じゃん!・素敵な対応に惚れちまうよ…。・いいな。自分もこうありたい。明るい対応は、時に相手の心を照らして、元気にします。素敵な地元住民との出会いは、旅行の思い出として、一生心に刻まれることでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年06月05日あなたは小さい頃、おじいちゃんやおばあちゃんにお小遣いをもらったことはありますか。多めにもらえたり、両親にはこっそりと渡されたり、嬉しい思い出になっている人もいるでしょう。スマートにお小遣いを渡したい祖父の『工夫』とは紅芋たると(@woodpaper2)さんの子供たちは、祖父とお出かけをすると、カプセルトイの機械を回すためのお小遣いをもらっているのだそう。祖父はなるべくスマートに渡したいらしく、お金をあるものに入れて用意しているといいます。こちらの写真をご覧ください。お小遣いの百円玉が、小さなタッパーいっぱいに入っているのです…!確かに、タッパーに入れておけば、フタを外すだけで百円玉を手づかみできるので、財布に入れておくよりもスムースに取り出せますね。紅芋たるとさんの投稿には、祖父の愛情に癒された人たちからのコメントが寄せられました。・めちゃくちゃかわいい!こういうエピソードって本当に素敵!・私の祖父も、百円玉だけが入った財布を持っていたな。久しぶりに思い出しました。・カプセルトイの機械を真剣に回す孫たちを、目を細めて見ている祖父の姿が目に浮かんだ。・きっと、祖父も孫たちに会えるのが楽しみなんだね。ほほ笑ましい。紅芋たるとさんは普段、子供たちにカプセルトイの機械を回すためのお小遣いは渡していないのだそう。きっと子供たちは、祖父からもらえるお小遣いを楽しみにしているのでしょう。孫たちが喜ぶ姿を思い浮かべながら、タッパーに百円玉を貯めていると思うと、ほほ笑ましさとかわいらしさを感じますね…![文・構成/grape編集部]
2024年05月08日突然ですが、あなたが夢を持ったきっかけは何ですか。何かに感動したり、誰かの言葉に後押しされたりと、きっかけは人それぞれでしょう。そして、日常の何気ない瞬間からも見つかることがあるようです。インスタに投稿したsacaiの服に、メッセージが届いて…2024年5月のある日、ファッションが好きな@lvv__pさんは、自身のInstagramに1枚の写真を投稿しました。投稿者さんが着ているのは、ファッションブランド『sacai(サカイ)』の服。シルエットを気に入っているものの、正面から撮った写真がなく、後日アップし直そうとしていたそうです。しばらくすると、投稿者さんに1通のメッセージが届きました。そこには、こんなことが書いてあって…。3年前に、あなたをX(Twitter)でお見かけしてから服を好きになって、今日憧れの『sacai』に初出勤してきました!このブランドを知ったのも、服を好きになったのも、全部あなたのおかげです…。いつか店舗で接客させてください!メッセージの送り主は、投稿者さんが着ていた『sacai』の店員でした。しかも、投稿者さんの投稿を通じてファッションへの興味が湧き、『sacai』で働くという夢を叶えたというのです!投稿者さんは驚くとともに「自分が何かをしたわけじゃないけど、こんなメッセージが届いてとても嬉しい」とXに投稿。また、「この店員さんにいつか接客してほしい」とつづったのでした。趣味や関心を通じて、顔も知らない人とつながることができる、SNS。偶然の出会いをきっかけに、誰かの人生が動くこともあるのですね…。[文・構成/grape編集部]
2024年05月06日イギリスで民家の庭で見つかったものに驚きの声が上がりました。ある住宅の所有者が、庭に置いてある古い小屋の解体作業を進めていた時のことです。床下の板を持ち上げた彼らは、とてもびっくりしたそう。なぜなら、床下に7匹のキツネの赤ちゃんがいたからです!誰にも見つからないこの場所で、母キツネが子育てをしていたのですね。家の住人は小屋の解体を中断して、キツネの保護団体『ザ・フォックス・プロジェクト』に連絡。こうして赤ちゃんたちと母キツネを再会させるための作戦が始まりました。まず、赤ちゃんたちを湯たんぽを置いた箱の中に入れて、小屋があった場所のそばに放置。住人と『ザ・フォックス・プロジェクト』のスタッフは遠くから見守りながら、母キツネが戻ってくるのを根気よく待つことにします。母キツネがなかなか現れないので、彼らはハラハラしながら待ち続けたそう。すると数時間後、ついに母キツネが戻ってきて、赤ちゃんたちを1匹ずつ安全な場所へ連れて行ったのです。この出来事を『ザ・フォックス・プロジェクト』がFacebookで紹介すると、喜びの声が上がりました。・あなたたちの素早い行動のおかげで、親子が再会できてよかった!・思いやりのある住人に「ありがとう」といいたいよ。・いい話だね。心が温かくなった。『ザ・フォックス・プロジェクト』によると、母キツネは通常、赤ちゃんを捕食者から守るために複数の巣穴をもっているのだとか。今回は母キツネが戻ってきましたが、赤ちゃんキツネを移動させた場合、母親が戻ってこないケースもあるといいます。そのため、我が子のために戻ってきた母親を「勇気ある母キツネ」と称賛しました。イギリスでは、春先に民家の物置の床下などでキツネが子育てをすることは珍しくないそうです。しかし、中には赤ちゃんがいる巣穴を故意に埋めてしまう人もいるとのこと。今回見つかった赤ちゃんたちは、優しい住人のおかげで無事に母親と再会できてよかったですね。[文・構成/grape編集部]
2024年04月23日4月は、進学や入社などをきっかけに、新生活を始める人が多い時期。生まれて以来ずっと一緒にいた家族と離れ、一人暮らしを始めるも、さまざまな困難にぶつかったり、ふとした瞬間にさびしさを感じたりすることもあるでしょう。新生活への期待と不安が入り混じる中、人の温かさに触れると、これまで以上に心へと染み渡るものです。一人暮らしを始めた新社会人へ届いた『荷物』に涙2024年の新生活シーズンから、初めての一人暮らしを始めた、@uutg_さん。新社会人として1歩踏み出し、まだ慣れないことに戸惑う中、試行錯誤を重ねながら慌ただしい日常を送っていました。一人暮らし開始からおよそ1か月が経過したある日、自宅に届いたのは宅配便。送り主は、どうやら祖母のようです。X(Twitter)に投稿されたのは、その中身を撮影した写真。入っていたものを見て、投稿者さんは思わず泣きそうになってしまったといいます。悩みながら選びました。お役に立てれば幸いです。頑張って自炊してください。また、欲しい物があればリクエストしてください。おばあちゃんも元気にしているからね。また、頃合いを見て送りますヨ。ダンボールの中にぎゅっと詰め込まれていたのは、一人暮らしの人でも気軽に口にできる食品の数々。きっと、離れて住む祖母は、大切な孫が初めて一人暮らしを始めると聞いて、いてもたってもいられなかったのでしょう。この1か月間の労をねぎらい、元気付けるかのように、温かい手紙を添えた上で『応援』をしてくれたのです。愛の詰まった贈り物に、投稿者さんは、「おばあちゃん子だったから泣いてしまうよ。ありがとう」とコメント。投稿は拡散され、多くの人が心を突き動かされました。・なんて素敵なおばあさま。自分も涙が止まらないよ…。・自分も昔、祖父母が大量の荷物を送ってくれたなあ。その気持ちが本当に嬉しいよね。・本当に無理…。歳のせいか、こういうエピソードで泣いちゃう。「悩みながら選びました」というひと言からは、祖母が孫の顔を想像しながら、店でカゴに品物を入れていく姿が容易に想像できます。投稿者さんは、「大切な人が、自分のことを想いながら選んでくれた」という事実が、何よりも嬉しかったことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年04月21日日本の伝統的な衣服である、着物。和を感じる華やかなデザインなどが人気な一方、歴史が長いゆえ、着こなしの作法が多くあり、気軽に着用するには難しい一面もあります。着物を着ている若者に声をかけ、帯の位置や素材などにクレームを入れる『着物警察』なる人の存在も、話題になりました。着物で歩いていたら、後ろから来た年配女性が…格(@kakunosukeee)さんがX(Twitter)に投稿した、エピソードを紹介します。ある日、着物を着て歩いていた投稿者さん。後ろから、年配女性が歩いてきて、声をかけられたそうです。『着物警察』の存在も浮かぶシチュエーションですが、一体何をいわれたのでしょうか…。※写真はイメージ「あら、素敵なお着物!あらあらあら!」といって、私を小みちへ誘導。だるんだるんになっていた、着物の帯を直してくれて「素敵よぉ!」といって、去って行った。めちゃくちゃ、いい人でした…!投稿者さんの着物を「素敵」と褒めながら、帯を直した女性。投稿者さんは、女性のことを『着物警察』ならぬ『着物守護神』と表現しています。【ネットの声】・こういう先輩が粋だと思う。・『着物守護神』、最高!尊敬しかない。・こういう人ばかりになれば、着物を着る人が増えるのにな。・私もこんなマダムになりたい。コメントでは、投稿者さんと同じように、着物姿の人に優しく声をかける『着物守護神』に出会ったエピソードが、多く寄せられていました。着物だけでなく、歴史がある文化の世界には、若者をよく思わない年配の人の存在が問題になることがあります。しかし、投稿者さんが出会った『着物守護神』のように、親切な人もたくさんいるでしょう。若者も年配の人も、お互いをひとくくりにせず、広い心で受け入れていくことが大切ですね…![文・構成/grape編集部]
2024年04月14日出会いと別れの季節といわれている、3月。卒園式や卒業式などが行われ、慣れ親しんだ街や人との別れが増える季節です。きなこ(@3h4m1)さんは、日常の中で目にした、とある親子のやり取りをX(Twitter)に投稿。10万の『いいね』を集める、大反響を呼んでいます。ダイソーの大きな袋を持った男の子きなこさんはある日、家電量販店『ケーズデンキ』と生活雑貨店『無印良品』、100円ショップ『ダイソー』の大きな袋を抱えた男の子を目にしたといいます。大量の買い物をしたのは、何か理由があるのでしょう。その半歩前を歩くのは、男の子の母親。ふと、男の子にこんな言葉を投げかけました。「ちゃんとご飯を炊きなさいよ」「遊んでばっかじゃだめなのよ」実家暮らしをしていれば、親がご飯を作ってくれることが多いもの。母親の言葉から、男の子はこれまで実家暮らしを続けてきたことが分かります。そんな男の子も、実家から遠く離れた学校に進学するためか、とうとう巣立ちの時を迎え、引っ越しの準備をしていたのです。母親の言葉に対して男の子は、少し面倒くさそうに、「うん」と返します。まだ大人として成熟していない年頃では、母親からの心遣いを、照れくさいものに感じてしまうのでしょう。とはいえ「うん」と返事をしたのは、母親からの愛情を、しっかり受け止められているからなのかもしれません。きなこさんいわく、近所に私立大学のキャンパスが2つあり、こうした親子のやり取りは、春の風物詩なのだといいます。投稿を見た人からは、感動する声が続出しました。・まさに春の風物詩ですね。泣けます。・我が子の巣立ちは嬉しくもあり、さびしくもあるものですよね…。・ああもう3月だなぁ。不意に見て号泣してしまった。・地方からの上京なのかな。3月には、こういう物語が必ずある。子供を持つ親は、大切な我が子が巣立つタイミングを、いつか必ず迎えます。我が子と離ればなれになるのはさびしいことですが、立派に自立する明るい未来を想像して、笑顔で巣立ちを見送られたらいいですね。[文・構成/grape編集部]
2024年03月11日人生は予定通りにいかないもの。時には緊急事態に直面し、自力ではどうにもならなくなってしまいます。『S.O.S』を発信した時、優しく手を差し伸べてくれる人がいるからこそ、人は困難を乗り越えることができるのです。義理の娘からの『S.O.S』を受け、義理の母親が?1歳の娘さんを育てる、ぼんさい(@bonsaisaibon)さん夫婦は、緊急事態に遭遇していました。毎日、夜泣きの激しい娘さんの対応に追われている、ぼんさいさん夫婦。まとまった睡眠時間が確保できず、夫婦ともに、体力的にも精神的にも厳しい状況に立たされていたのです。なんとか試行錯誤を重ねるも、娘さんの夜泣きは悪化するばかり。夫婦の限界を感じ取ったぼんさいさんは、義理の母親に『S.O.S』を送ることにしました。「お義母さん、助けてください」メッセージツール『LINE』を使い、義理の母親に助けを求めた、ぼんさいさん。送信時刻は、なんと深夜3時です。そんな時間帯に送らざるを得ないほど、ぼんさいさん夫婦は極限状態だったのでしょう。『S.O.S』を受け、義理の母親が持って来たもの夜が明けた朝10時、ぼんさいさんの自宅のインターホンが鳴りました。やってきたのは、『S.O.S』を受信した義母。その手には、大きめのダンボールがありました。「大変な思いをしている家族を助けたい」…そんな気持ちから、義母が用意したものが、こちらです。ダンボールに入っていたのは、1日では食べきれないほどのおにぎり!以前から、ぼんさいさん夫婦の事情をくみ取り、おかずの差し入れなどをしていた義母。今回もぼんさいさん夫婦に、料理をしたりゆっくりと食事をしたりする時間がないことを想像し、おにぎりを作ってくれたようです。この日、義母は朝から大量のおにぎりを作り、ぼんさいさんの家に届けただけでなく、一緒に連れてきた幼い親族を公園で遊ばせるなど、凄まじい活躍を見せていたのだとか。その姿を見て、ぼんさいさんは「私の神様だ…!」と感動すると同時に、心から尊敬したといいます。・朝3時に助けを求められる関係性を、築いているということがまず素晴らしい。・お義母さんの優しさに泣いた。理想の関係性だなあ。・これが愛情か…。ピンチの時の優しさって、本当に心に染みるよね。義母の愛とエールの気持ちがぎっしりと詰まった、大量のおにぎり。それらのスパイスも相まって、義母のおにぎりは、ぼんさいさん夫婦にとって世界で一番おいしかったに違いありません。[文・構成/grape編集部]
2024年03月10日遠くに住んでいる人にも、想いを届けられるメール。直接会えなくても、リアルタイムで言葉を送ったり、受け取ったりすることができるため、多くの人が活用しているでしょう。小2男子が送ったメールに涙知育玩具を販売する株式会社キットウェルの広報であり、シングルマザーの田中(@kitwell_tanaca)さん。小学2年生になる息子さんが、ある人物にメールを送っている姿を見たそうです。息子さんのメッセージ画面には「送信できませんでした」の文字が表示されていたとか。なんらかの理由で、相手のスマホにメールを送ることができなかったようです。しかし息子さんは、そのことを分かったうえで、あえて2回にわたってメッセージを送信したといいます。「もしかしたら届くかなと思って」こんな言葉をいいながら、息子さんが田中さんに見せた、メール画面がこちら。おじいちゃん、今までありがとう。おじいちゃん大好き。息子さんがメールを送った相手は、亡くなった祖父。ふとした瞬間に祖父を思い出し、送信できないとは分かっていても、想いを伝えたくてメールを送ったのかもしれません。「ありがとう」「大好き」という息子さんの真っ直ぐな思いには、胸を打たれますね。田中さんは、息子さんのメール画面を見て泣いてしまったとか。X(Twitter)に投稿したところ、多くの人から「感動」の声が寄せられました。・涙が止まらない。きっと天国には届いていますよ。・ダメだ涙腺が…こういうのに弱いんだよ…。・分かる。私も亡くなった友人に、毎年誕生日にメッセージを送ってます。・なんて優しい子。おじいちゃんはきっと喜んでいるよ。たとえ「送信できません」と表示されたとしても、息子さんの想いは、天国の祖父にしっかりと届いているはず。メッセージを受け取った、祖父の嬉しそうな表情が目に浮かぶようですね。[文・構成/grape編集部]
2024年03月08日不思議なもので、いつも顔を合わせている身近な人ほど、感謝の気持ちを伝えにくいもの。きっと、あらたまって相手に向き合い、正直な気持ちを伝えることに、気恥ずかしさを感じてしまうのでしょう。「わざわざ言葉にせずとも、相手に伝わっているはず」という考えも一理ありますが、はっきりと言葉で伝えてもらうと、やはり嬉しいものです。通学前、息子がシングルマザーに渡した手紙女手1つで子供たちを育ててきた、母親の田中(@kitwell_tanaca)さん。ある日の朝、小学2年生の息子さんは、学校へ向かう直前になって、田中さんに2枚の紙を手渡してきました。「はい、お母さんこれあげる!僕が家を出てから見てね!」突然思い立った様子で、メモ用紙と筆記用具を取り出し、何かを書き始めた息子さん。その『指示』を守り、田中さんは息子さんが家を出た後に、もらった紙を裏返しました。そして内容を読み、涙してしまったのです。「ママ、いつもありがとう!!」お母さんは世界一かわいいし、世界一きれいだよ。僕を育ててくれて、ありがとう。世界一大好きだよ。学校に行ってきます。大好き。つづられていたのは、息子さんからの愛と感謝のメッセージ。きっと息子さんは、これまで女手1つで自分たちを育ててくれた田中さんに、改めて想いを伝えたいと思ったのでしょう。しかし、直接言葉にするのは気恥ずかしかったため、手紙を書いた上で「自分が家から出たら読んで」と伝えたのかもしれません。我が子の行動とメッセージの内容に「嗚咽が止まらなかった」と話す、田中さん。息子さんが手紙に込めた気持ちは、しっかりと伝わったようです!親子の温かいエピソードは拡散され、たくさんのコメントと『いいね』が寄せられました。・これは泣くわ…。一生の宝物ですね。・なんだ、このいい子は…!?あまり泣かせないでくれ。・最高の息子さん。愛情を受けて育っている証だなあ。母親である田中さんだけでなく、その大きな愛で多くの人を泣かせた、息子さんの手紙。手紙を通して、想いは言葉で伝えることも大切であると教えてくれたようです。[文・構成/grape編集部]
2024年03月05日卒業は、これまでの努力をたたえると同時に、新たな人生の旅立ちに向けて、心を新たにする大きなイベント。人によっては、親しい人たちと別れ、まったく異なる地で新生活を送らなくてはなりません。卒業を前にして、期待だけでなく不安を抱いている人も、少なくないはずです。卒業シーズンに、駅員が掲げた『応援メッセージ』2024年2月21日、mumin papa(@OxcH2OsSotFyC1l)さんは、心をぐっとつかまれた光景をX(Twitter)に投稿しました。撮影場所は、島根県と広島県北部を結ぶ、JR西日本の木次(きすき)線の、木次駅。長い歴史を誇る木次線ですが、利用者の減少や車両の老朽化などによって、廃線の噂が絶えません。しかし、投稿者さんはこの日、強く「この路線はなくなってほしくない」と思ったといいます。投稿者さんが木次駅で目にしたのは、人の温かさが詰まった貼り紙でした。3年間、木次線で通学していただきありがとうございました。木次線は列車本数も少ない上に、梅雨は大雨で、夏はレール温度上昇で、秋は台風・倒木で、冬や大雪でさらにはイノシシの出没で…たびたび列車が運休となりました。まともに木次駅に着いても、待合室にエアコンはなく、コンビニはあるわけがなく、『みどりの券売機プラス』になって、窓口でイケメン駅員を見る時間も少なくなり、さびしい、寒い、(時には)暑い思いをされたことと思います。いろいろとご不便をおかけしました。心よりお詫び申し上げます。時代はIT化が進み、AI技術がますます進歩している中で、まるでガラパゴスのような木次線(ガラ線区!!)です。通学の思い出をほかの人と話しても、噛み合わないことが多いと思います。ご了承ください。みな様はこれから新しい道を歩んでいくことになりますが、夢や目標に向かって、充実した日々を送られることを心よりお祈りしています。明るい未来に向かって出発進行!!自虐やユーモアを交えながら、『明るい未来』への案内をつづった、木次駅の駅員。貼り紙に手書きでつづられたのは、これから人生の大きな分岐点にいたる、卒業生へのメッセージでした。前述したように木次線は、利用者が減少していることで知られています。しかし、少ない乗客の中には木次線を利用し、数年もの間、学校に通っていた人もいるはずです。そういった人たちに向けて、駅員は感謝の気持ちを送りたかったのでしょう。手書きのメッセージからは、深い感謝と応援の気持ちが伝わってきます。その温かさに、多くの人が称賛の声を送りました。・素敵すぎる。自虐ネタにもクスッと笑っちゃった。・継続が危ぶまれるローカル線は、日本に少なくない。木次線も残ってほしいな。・朝から泣いた。親以外の大人が見守ってくれるって、とても素敵なことだと思う。桜が咲き始める中、新たな『列車』に乗り、未来に向けて出発した卒業生たち。向かう先は、木次線の駅員がいうように、光に満ちた温かなものであることでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年03月04日3月は卒業シーズン。多くの人が、苦楽をともにした学友と別れ、新たな道を歩み出します。人生において大きな分岐点を前に、未来への希望を感じることもあれば、新しい環境への不安を覚えることもあるでしょう。春が来るたび、そんな卒業生たちの背中を押してくれる、心優しい人たちを知っていますか。駅に置かれた『卒業証書』に称賛の声X(Twitter)に1枚の写真を投稿したのは、鹿児島県に住むKamoKamo(@sakusaku_kamoik)さん。2024年3月1日、同県の鹿児島市にある、鹿児島中央駅に立ち寄ったところ、卒業証書が置かれていることに気付きました。その卒業証書は、誰かが忘れていったものではありません。同駅の駅員が、多くの卒業生に向けて用意したものだったのです。今日まで列車を利用してくれて、ありがとう!決して使い勝手のいい駅ではなかったかもしれないけど、元気に通学するみなさんを見て、私たちも元気をもらっていました。これからの人生は列車と同じで、曲がったり下ったり上がったりでも、最後には目的地につながっています。明るい未来に向かって、歩みを進めてください。ふるさと鹿児島で、みなさんの成長を応援しています。黒板に書かれていたのは、駅員たちによる、卒業生へのメッセージ。これまで通学で鹿児島中央駅を利用していた人たちに向けて、人生を線路に見立て、今後歩む道を応援してくれていたのです。投稿者さんがこの光景を目にしたのは、鹿児島県内の各校で卒業式が行われた日。きっと多くの人が、卒業式に向かう途中で、この『卒業証書』を目にしたはずです。これまでも卒業シーズンを迎えるたび、構内に『卒業証書』を設置してきた、鹿児島中央駅。駅員たちの温かい行動に、投稿者さんは「さらにこの駅が好きになった」と想いを明かしています。鹿児島中央駅が授与した、優しさの詰まった『卒業証書』に、全国から称賛の声が上がりました。・歳のせいか、涙が止まらない。なんて心に響く卒業証書なのだろう。・泣いたし、地元民として誇らしい。卒業生のみなさんも、この温かさを忘れずにいてほしい。・めっちゃ素敵!駅員さん、毎年ありがとうございます。中には、卒業後に鹿児島県を離れ、遠く離れた地へと旅立っていく人もいることでしょう。新しい環境で不安を感じた時も、「ふるさとには見守ってくれる人がいる」と思うと、人生という名の線路を進んで行けそうですね。[文・構成/grape編集部]
2024年03月02日店舗に直接赴かずとも、自宅まで注文した品を届けてくれる、宅配サービス。「お腹が減ったけれど、外出する気力がない」「自宅でゆっくりと食べたい」といった時、ありがたみを感じますよね。ゆうきょう(@itukusiminokaze)さんがX(Twitter)に投稿した、宅配サービスにまつわるエピソードに、多くの人から反響が上がっています。注文したピザの配達が『遅れた理由』に称賛の声ある日ピザが食べたくなり、ピザチェーン店『ピザーラ』の宅配サービスを利用することにした、ゆうきょうさん。注文をしてから時間が経ち、「そろそろ届くかな」と思っていたところ、店舗から1本の電話がかかってきました。大変申し訳ありません。配達の者が、途中で人が倒れているのを見つけ、救護をしており…。救急車が来るのをその場で待っているので、ピザのお届けが遅れてしまいます。もしピザが冷めてしまったら、もう一度配達いたします。なんと配達員は、ゆうきょうさんの家に向かう途中で、高齢者が倒れているところに遭遇。人命救助にあたっているため、配達が遅れることになったのだそうです。そういった事情をくみ取り、ゆうきょうさんは「こちらは大丈夫ですので、気にしないでくださいね」と優しく声をかけると、引き続きピザの到着を待つことにしました。その後、予定時刻から少し遅れて配達員の男性が到着。彼は、やんごとなき事情があったとはいえ、遅れてしまったことを気にしていたそうです。そんな配達員から笑顔でピザを受け取った、ゆうきょうさん。部屋に戻ってから届いたピザを口にして、こう思ったといいます。受け取ったピザは少し冷たくなっていたけれど、別の意味で温もりがあった。※写真はイメージ配達員と客のやり取りに「日本も捨てたもんじゃない」の声仕事中にもかかわらず、見ず知らずの人の人命救助を優先した、配達員。きっと、倒れている人を見つけた時は、配達中に対応していいものかと迷いが生じたことでしょう。人によっては、『見て見ぬふりをする』という判断もあったはず。しかし、彼は倒れている高齢者を見捨てず、助けることにしました。速やかに人命救助にあたった配達員と、その判断を受け入れサポートをした店舗。そして、配達の遅れを笑顔で容認した、ゆうきょうさん。優しい人たちによる人命救助に、多くの人から称賛の声が上がっています。・素晴らしい!ピザよりも人命を優先した店と配達員に、1人の人間として心からの拍手を送りたい。・配達を優先するような人じゃなくて、よかった。日本もまだまだ捨てたもんじゃない。・登場人物全員が優しくて、涙が出た。これぞ『優しい世界』。悲しいニュースを毎日のように目にする、現代。配達員は、そういった話題に辟易(へきえき)して心が荒んだ人たちに、笑顔を届けてくれました。[文・構成/grape編集部]
2024年02月19日社会には、さまざまな理由で障がいを抱えている人たちが存在しています。目が見えなかったり、歩けなかったりするハンデを持つ人々は、生活をするために、道具を駆使するなどの工夫を行っているのです。しかし、そういった工夫をもってしても、いわゆる健常者が基準とされた社会では、いたるところで困難が伴います。聴覚障がいの女性の『忘れられない配達員』配達員として長年働いていた経験があり、宅配便にまつわるエピソードを漫画で描いている、ゆきたーこすけさん。宅配便利用者から寄せられた体験談を、公開しました。その女性は、聴覚障がいを持っているといいます。そのため、宅配便を利用する上で、どうしても困難が生じてしまうのだそうです。出典:運び屋ゆきたの漫画な日常出典:運び屋ゆきたの漫画な日常出典:運び屋ゆきたの漫画な日常視覚的に来訪者が分かるよう、インターホンに対応して光る機器を設置している、女性。しかし、その機器がずっと視界に入っているわけではありません。注意をしていても、時には配達員の訪問に気付けないことがあるそうです。そんな女性の事情を理解し、いつも決まった時間に荷物を届けてくれた、年配の配達員。彼のさりげない優しさに、女性は深く感謝したといいます。人と人のつながりの『温かさ』を再認識させられる、今回のエピソード。漫画を読んだ人からは「配達員の優しさに心を打たれた」「泣ける…こういう素敵な人になりたい」といった声が上がりました。今後も年配の配達員は、その温かさとともに、女性の中で『14時の配達員さん』として記憶に残り続けることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年02月13日欲しいものを前にした時の、憧れやときめきなどの高揚感は宝物。だからこそ、買い物の際には入店から退店まで、気持ちよく過ごせる環境であることを多くの人が重視しています。店の雰囲気やスタッフの接客など、あらゆるものがブランドのイメージを形作っていることでしょう。悲しい思いをすれば、商品や店の印象が悪くなって足が遠のく一方、嬉しい出来事が1つでもあれば、一生のお付き合いとなるかもしれません。車を見に来た青年の特別な思い出piro(@piro_use20)さんは、自身が受けた接客にまつわるエピソードをX(Twitter)に投稿し、反響を集めました。学生時代、トヨタ自動車株式会社の高級車ブランド『LEXUS(レクサス)』のプレミアムスポーツ『IS F(アイエス・エフ)』が発売され、どうしても実物が見たくて出かけたpiroさん。自転車でレクサス販売店に到着すると、あるディーラーが対応してくれたといいます。そのディーラーは門前払いするどころか、『IS F』を買うほどの財力がないpiroさんを同車の助手席に乗せると、高速道路を走ってくれました。piroさんは、相手の親切さはもちろん、車の性能を体感できた感動が忘れられなかったといいます。時を経た2024年現在。その時、接客してくれた優しいディーラーは…piroさんが念願を叶えて手に入れた車の担当者に!いい出会いから、長い縁がつながったのでした。ディーラーの人柄から、何かあっても信頼して相談できると思えたことでしょう。心温まる話に、このような反応が上がっています。・こういう胸が熱くなる話が聞きたいな。懐の深い営業さん、大好き!・目先の利益ではなく、未来に種をまくのが営業のあるべき姿かなと。結局は人柄です。・車に限らず、営業の対応は千差万別ですよね。どんな人に当たるかで購買意欲がめっちゃ変わる。・ディーラーだった夫も、車を見に来た子供にパンフレットと名刺をあげたら、大人になって買いに来てくれたことを喜んでいたな~。また、エピソードを紹介したpiroさんは、改めて自分の想いをつづりました。「特別な思い出があり、長い年月が経って買えたわけなので、こんなご時世だけど頑張って維持していこうと思います」特別な思い出がこもった車でのドライブは、格別なことでしょう!買い物に出かけた人たちみんなが、このような素敵な体験ができるといいですよね。[文・構成/grape編集部]
2024年01月30日訪日旅行が活発になっている昨今、観光地には多くの外国人観光客がいます。団体旅行だけでなく、個人旅行者も多く、スマホなどで地図や店を確認しながら、あちこちを観光しているようです。元ジャズ・デュオユニット『Fried Pride』のボーカリストである、ジャズシンガーのShiho(@fp_shiho225)さんは、レストラン『新宿中村屋』で食事をしていた時のことをX(Twitter)に投稿しました。飲食店での注文&支払いで困った観光客Shihoさんの隣で食事をしていたのは、中国人らしき1人の女の子。店員に言葉が通じず困っている様子でした。店員から「デザートをお持ちしてもよろしいですか?」と聞かれても、日本語が分からず答えられません。察したShihoさんは、女の子側に英語を喋れるかを確認。少し喋れたので通訳したところ「あー!はい、持ってきてください」と女の子が答えたため、店員に伝えることができました。それで終わったと思いきや、女の子にはまだ確認したいことが。スマートフォンで『二次元コード決済』をしたいというので、店員に尋ねてみたのですが、残念ながら現金かクレジットカードしか対応していませんでした。※写真はイメージ「クレジットカードはなくて、現金も少ししかない。どうしよう」と焦る女の子。またShihoさんが通訳すると、店員は後日に支払えるかを聞いてきました。女の子は「明日来られると思う!」と返答。しかし、再来店した時も支払いに来たことが店員にうまく通じないなど、支障があるかもしれません。「せっかく日本に旅行に来て、1人で冒険していたみたいだから、楽しんでくれたらいいな」と考えたShihoさんは、支払いの問題をこの場で収めるため、次のように女の子に伝えます。「分かった。あたしがあなたのぶんを払うからいいよ」Shihoさんの申し出に、女の子は驚き!「私どうしたらいい?」とワタワタしていました。※写真はイメージそんな彼女に、Shihoさんは「別に何もいらないし、旅行を楽しんでいって」と伝えます。救われた女の子は「本当に本当に本当に、ありがとう!」とShihoさんに感謝すると、日本の思い出としてツーショット写真を撮り、店を出て行きました。それで女の子とのエピソードは終わり…ではありません。まさかの展開が待っていたのです!戻ってきた女の子からのお礼食事が済んだ後も、なんとなくフンワリとした気分だったため、店内でゆっくりしていたShihoさん。すると、女の子が何かを持って、走って戻ってきたではありませんか!「これ!よかったら!」と渡してくれた紙袋の中身は、イチゴ大福。お礼として、自分に買える物を急いで購入してきたのでしょう。通訳の合間に、Shihoさんが「中国に行ったことがないから行ってみたい」と話したことから、紙袋には「Hope you have a nice trip(いい旅になりますように)」と書いてありました。きっと彼女は、お礼なしではとても帰れないほど、見ず知らずのShihoさんの助けに感動したのでしょう。女の子の心遣いに、Shihoさんはますます心が温まったのでした。飲食店での出来事はネット上でまたたく間に拡散され、称賛などの声が上がっています。・粋のよさが素敵。こんな人間力がある人になりたい!・気付いて行動を起こせる人はすばらしい。日本の印象、爆上げしたと思います。・中国人観光客も、自分にできるお礼をすぐにする姿勢は好感度が高い。・私も若い頃、海外のバスで困っていた時に、助けてもらったことを思い出しました。・中国は電子決済が進んでいるから「日本でも使えるもの」と思っていたのかも。心細いところを助けられて、嬉しかっただろうな。誰かにした親切な行いは、巡っていくもの。いつか中国で同じように困っている観光客を見つけた時に、彼女はShihoさんの行動を思い出すことでしょう。そうやって、優しさが世界中に広まっていくといいですね。また、Shihoさんはライブを行っており、2024年2月2日からツアーが始まるとのこと。興味のある人は、聴きに行ってみてはいかがでしょうか。鬼才ピアニスト伊藤志宏くんとのツアーが始まります!2/2(金)浜松ハァーミットドルフィン 2/3(土)神戸甲南山手ギャラリーzing 2/4(日)京都祇園ピックアップ 重くて笑えて泣けるやつやるよ!名古屋、岡山、松江もあるよ! pic.twitter.com/HQKzRpU1TR — (@fp_shiho225) January 24, 2024 投稿全文はこちら新宿中村屋で、隣に中国から来た女の子が1人ご飯していた。デザートを頼んでたらしく、店員さんが「デザートお持ちしてもよろしいですか?」って聞いたのだが通じず。女の子は英語が少し喋れたので通訳したら「あー!はい持ってきてください」と。それを店員に伝えて一件落着と思ったら→— (@fp_shiho225) January 23, 2024 女の子はまだ確認したいことが。何かなと思ったらスマホのQR決済をしたい、と。お店の人に聞いたら「現金かクレジットカードしかできなくて」。それを彼女に伝えたら「クレジットカードなくて現金も少ししかない。どうしよう。」お店の人に伝えたら「少しお待ちください」と会議中。そして→— (@fp_shiho225) January 23, 2024 「後日払いに来られますか?って聞いてもらっていいですか?」と言うのでそれを彼女に伝えると「明日来られると思う!」と言っていたのだが、なんかもう色々面倒だったので笑「わかった。あたし(しほ)があなたの分払うからいいよ。」と言ったら「ええええええええええ」という展開になり笑→た— (@fp_shiho225) January 23, 2024 ってせっかく日本に旅行にきて1人で冒険ご飯してたみたいだから、楽しんでくれたらいいなと思ってさ。彼女「私どうしたらいい?」っていうから「別になんもいらないし、旅行楽しんでって。」「ほんとにほんとにありがとう!一緒に写真撮っていい?」「もちろん。いえーい。」と写真撮影笑→— (@fp_shiho225) January 23, 2024 ほんとにほんとにほんとにありがとう!と帰って行った彼女。なんとなくフンワリした気分になっていたら、彼女が走って戻ってきた。「これ!よかったら!」って紙袋を持ってきてくれた。開けてみたらイチゴ大福。ますます気持ちがフンワリした。ありがとう彼女。日本を楽しんでいってね。 pic.twitter.com/6mGbnhwwv9 — (@fp_shiho225) January 23, 2024 Shihoジャズボーカリスト。2001年に日本人として初となる、アメリカのジャズ・レコード・レーベル『コンコードレーベル』(日本国内は『ビクター』)より、ジャズ・デュオユニット『Fried Pride』のボーカリストとしてCDデビュー。ジャズの本場であるアメリカの『ブルーノート・ニューヨーク』公演や、世界最大のジャズフェスであるインドネシアの『International Java Jazz fess』をはじめ、ライブハウスやイベントに多数出演。同ユニットの解散後は、ソロ・ジャズボーカリストとしてライブ活動中。新たなチャレンジとして、サックスを担当するタレントの武田真治さん、DJのTJOさんと電子音楽『EDM』ユニットを組む。[文・構成/grape編集部]
2024年01月28日他者と直接顔を合わせる仕事は、楽しいことだけではありません。クレームなどの対人トラブルに遭遇することも、少なくないでしょう。しかし、それと同じくらい、人の温かさに触れる機会も。コミュニケーションを通して、「世の中には、いい人もたくさんいる」と再認識するのです。元配達員の『忘れられないコーヒー』大手宅配会社の配達員として働いていた頃の、心温まる体験談を描いたのは、ゆきたこーすけさん。配達員の仕事を辞めてしばらく経つ、ゆきたさんですが、今でも忘れられないエピソードがあるといいます。ある寒い日、ゆきたさんは、配達先として『おなじみ』であるおばあさんの元へ、荷物を届けました。すると、おばあさんはあるものを渡してきたのです。出典:運び屋ゆきたの漫画な日常出典:運び屋ゆきたの漫画な日常ゆきたさんが手渡されたのは、温かい缶コーヒー。きっとおばあさんは、ゆきたさんが寒い思いをしていると心配していたのでしょう。再配達の指定時間に来るであろう、ゆきたさんのため、缶コーヒーを湯煎して待っていたのです。もらった缶コーヒーの温かさに、思わず泣きそうになってしまったという、ゆきたさん。その時に感じた『温かさ』は、温度だけではなく、「自分のために用意してくれた」という、気持ち的なものも含まれていたはずです。ゆきたさんとおばあさんのやり取りは、漫画を読んだ人の心も温かくしてくれました!・これは泣く。なんて温かい気遣いなんだ…!・おばあさんの優しさも、それをずっと覚えているゆきたさんも、素敵すぎる。・分かります!自分も配達員ですが、冬の時期は本当にありがたいです。この時の温かさが、ずっと忘れられないという、ゆきたさん。きっと今後も、冬が来るたびに、おばあさんがくれた缶コーヒーを思い出すのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年01月25日私たちの生活は、多くの人とのつながりで成り立っています。家族や友人といった身近な人をはじめ、日常生活を振り返ってみると、実はあらゆる瞬間に他人とコミュニケーションをとっていることに気付きますよね。そういった数々の出会いを経て、人は思い出を作り、成長していくのでしょう。配達員が大好きな子供との『お別れ』長年、配達員として働いた経験があり、宅配便にまつわるさまざまなエピソードを漫画で描いている、ゆきたこーすけさん。寄せられた体験談を公開したところ、ある配達員と男の子の心温まるやり取りに、多くの人が笑顔になりました。出典:運び屋ゆきたの漫画な日常出典:運び屋ゆきたの漫画な日常出典:運び屋ゆきたの漫画な日常出典:運び屋ゆきたの漫画な日常宅配の際に何度も顔を合わせ、コミュニケーションをとってきた、配達員と男の子。男の子が引っ越すことを知った配達員は、以前もらったプレゼントのお返しとして、かわいらしい軍手を贈ったのでした。ゆきたさんも現役時代は、配達先の人からプレゼントをもらっていたことがあったのだとか。人と直接顔を合わせてコミュニケーションをとる仕事ならではの、温かいやり取りといえますね。人の温かさが伝わる、配達員と男の子のやり取りに、多くの人が心打たれたようです!・うちの子供と仲よくしてくれた配達員を思い出した。今も元気にされているかな。・うう。歳のせいか涙もろくて、泣いてしまった…。・なんて最高の配達員さん!いい話だなあ。配達員との思い出は、きっと男の子の元で、軍手と一緒に『宝物』として残り続けることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年01月21日2024年1月1日に日本を襲った、令和6年能登半島地震。石川県では震度7の強い揺れが観測され、家屋倒壊や地割れなどの被害が報告されています。地震が発生したのが元旦ということもあり、揺れの強かった石川県などに帰省や旅行をしていた、他県在住の人も被災してしまったようです。石川県で被災した武井壮、心打たれたエピソードに反響この日、石川県の県庁所在地である金沢市を訪れていたのは、『百獣の王』と称されるタレントの武井壮さん。気ままな1人旅として、金沢市内の海が近い地域で羽を伸ばしていたところ、被災してしまったといいます。発生直後に高台へ避難した武井さんは、安全を確認してから内陸側に移動。困っている人を助けるべく、現地やSNSで呼びかけました。【SOSありますか?】金沢市内で怪我やトラブルで動けなくて困ってる人いたりしますか?僕は市内にいて、動けるので、何か力になれるかもなので、もしいたら状況教えてください緊急なら駆けつけます— 武井壮 (@sosotakei) January 1, 2024 強い揺れによって、石川県では被害が続出。そんな現状を受け、武井さんはいてもたってもいられず、こうして動くことにしたのでしょう。その後、武井さんは同業の後輩と合流し、滋賀県に移動。翌2日、金沢市内での救助活動中に起こったという、エピソードを明かしました。昨日金沢でSOSをくれた中に、サインだけ欲しいと言う方がいて、そんなものでいいなら何枚でもと言ったら一枚でいいと言い登記簿の入ったファイルを出されて、なんでこれなんだろう?と思ったら僕のラジオを聴いた事が大きなきっかけで起業した会社の登記簿だということ写真は?と聞いたらいらない、と言われてなんでだろう?と思ったらいつか成長させてコマーシャルを作る時に撮りますと言われた知らないところでそんな風に誰かの人生が少し前に進むことがあるなんて感慨深いなあ@sosotakeiーより引用武井さんに声をかけ、サインを求めてきたという被災者。なんと、武井さんが出演するラジオ番組を聞いて、起業をするために踏み出したのだとか。被災者から告げられたのは、「いつか会社が大きくなったら、CMで流したい」という、夢のある計画でした。サインを求められたまさかの理由に、心打たれたという武井さん。「いつかご一緒させてもらえることを楽しみに、これからも毎日頑張ります。またね!」とメッセージを送りました。悲しいニュースによって、たくさんの人が心を痛めている中、武井さんの投稿した素敵なエピソードは拡散されています。・なんていい話。『自分の知らないところで人を動かしていた』って素敵な表現だ。・やっぱり、何事も理由を聞くことって大事。サインをもらった人、嬉しかっただろうなあ。・涙が出た。こういったエピソードを『縁』というのだろうね。災害が起こった際、芸能人が被災地で支援活動を行うことに対し、「偽善だ」「混乱を招くのではないか」といった批判の声が上がるケースも多々あります。しかし、違う世界にいるような存在の芸能人が会いに来ることで、多くの人が勇気付けられ、笑顔を取り戻しているはず。武井さんの支援活動は、被災した人や、不安を感じている人たちの心を温かくしてくれたようです。[文・構成/grape編集部]
2024年01月03日人生は、いろいろな人とのコミュニケーションによって成り立っています。人生に影響を与えたほんの1回の出会いもあれば、交友を重ねて深まった絆もあるでしょう。元配達員の、ゆきたこーすけ(@kosukeyukita)さんが描いたのは、ある女性と配達員による心温まるエピソードでした。『さよなら配達員』よく荷物を届けてくれる配達員と、たびたび他愛ない会話を交わし、親近感を覚えていた女性。しかし突然、そんな日々に終わりがやってきました。どうやら配達員は、勤めている運送会社を辞めることにしたのだとか。配達員も別れがさびしいようで、女性にお礼を告げました。「今後、荷物は別の人が運んでくるのだろう」と思い、配達員との別れを体験した女性でしたが…。新しい配達員が来た…と思いきや、なんとインターホンを鳴らしたのは、別れを告げたはずの配達員!しかし、決してウソをついたわけではありません。別会社の配達員に転職した結果、また同じ区域を担当することになったのです!『今生の別れ』という気持ちで彼の背中を見送った女性は、まさかの展開にズッコケ。拍子抜けをしつつも、また素敵な配達員に荷物を運んでもらえる嬉しさを噛み締めたようです…!ゆきたさんによると、会社を辞めた配達員が、同じ業界内で働くケースは少なくないのだとか。その別れが本当に『最後』かは、人生が終わりを迎える瞬間まで分かりません。だからこそ、一つひとつの縁を大切にしていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年12月14日あなたは外出中、見知らぬ人が落とし物をした現場に遭遇したことはありますか。その場ですぐに声をかけたり、拾って渡したりするほか、落とした人物を見失った場合は、交番に届けるものでしょう。女の子の落とし物に、周りの人たちが?あとみ(yumekomanga)さんは、ある日の外出時、前を走っていた女の子が落とし物をしたことに気付きました。すかさず声をかけようとすると…。あとみさんが声をかける前に、前方から歩いてきた女性が女の子を制止し、横を歩いていた男性が落とし物をサッと拾い上げたのです!いわずもがな、全員女の子の知り合いではなく、たまたまその場に居合わせた人たち。見事な連携プレーで、女の子に落とし物を渡すことができました。また、女の子が落としたのが小さくてかわいいマスコットだったため、「どこかおかしさがこみ上げる空気だった」と、あとみさんは振り返っています。【ネットの声】・なんて平和な世界。前から歩いてきた人が静止したのもすごい。・数秒間の出来事なのに、素敵な展開!・優しさの塊。みんないい人ですね。通行人の素敵な対応により、無事女の子の元に戻ったマスコット。今回の件を経て、女の子にとってより思い入れの深いマスコットになった…かもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2023年12月03日外出していて、宅配便を受け取ることができなかった時、郵便ポストなどに入っていることがある『不在票』。どこからの荷物なのか、再配達はどこに依頼すればいいのかなど、配達員が客に情報を伝えるために、利用されています。ヤマトの不在票メッセージに心温まる!ある時、ちび(@titibitibi1230)さんのもとに、ヤマト運輸(通称:クロネコヤマト)の不在票が届きました。しかし、配達員は不在で荷物を配達できなかったわけではなく、別のことを伝えたかったようです。「不在票かと思ったら、伝言メモでした」とX(Twitter)に投稿された、こちらの写真をご覧ください。ポストの中、入れてます!いつもありがとうございます。何かあればお電話ください!そこには、荷物をポストに入れたことと「いつもありがとうございます」というメッセージが!投稿者さんは、配達員の気遣いと丁寧なメッセージに感激し、顔がニヤけてしまうほど、嬉しくなったといいます。本来であれば、荷物をポストに入れて配達完了したら、メモを入れる必要はないはず。それでも配達員は、荷物とともに『優しさ』も届けたかったのかもしれません。写真に「こちらこそ、いつもありがとうございます」と添えていた、投稿者さん。素敵なエピソードに、心が温かくなりますね![文・構成/grape編集部]
2023年11月26日