加熱用のカキ、生で食べても大丈夫? 農水省の説明にヒエッ
スーパーマーケットに並んでいるカキは、パッケージに『生食用』と記載されているものと、『加熱用』と記載されているものがあります。
文字通り、『生食用』は生でも食べることが可能ですが、『加熱用』は加熱して調理しないといけません。
どちらも同じカキなのに、なぜ生食用と加熱用に分かれているのでしょうか。生食用カキと加熱用カキの違いをまとめてみました。
生食用は、なぜ生で食べてもいいのか
生食用カキと加熱用カキの違いについて、農林水産省がウェブサイトで説明しています。
農林水産省によると生食用のカキは、以下のように食品衛生法で定められている基準を満たしたものを指します。
生食用牡蠣は、食品衛生法に基づき、
1.海水中の大腸菌数が定められた基準を満たした海域で採取されたもの、
あるいは同等の基準を満たした海水または人工塩水で浄化したもの
2.洗浄殺菌した器具を用いて衛生的な場所で加工したもの
などの基準を満たしたものです。
農林水産省ホームページーより引用
※写真はイメージ
そもそも、カキによる食中毒は、カキの中に含まれているノロウイルスなどが原因で起こります。原因となるウイルスは元からカキの中にいるのではなく、海水に含まれているのだとか。