入浴後の浴室 ドアは開ける?閉める? 企業の回答に「納得」「覚えておく」
浴室や洗面所は、家の中でも特に湿気が溜まりやすい場所です。
結露やカビといったトラブルを防ぐためには、使用後に、いかに素早く乾燥させられるかがポイントになるでしょう。
そこで気になるのが、入浴後の浴室の扉は開けておいたほうがよいのか、それとも閉めておいたほうがいいのかという点です。
株式会社ヤマシナ商事が運営する公式サイト『Yamashinaリフォーム』(以下、ヤマシナリフォーム)より、住まいのプロのアドバイスを紹介します。
入浴後の浴室の扉は『閉める』が正解
浴室内のカビ対策のため、入浴後は窓を開けるのはもちろん、扉も全開にしておけば、素早く湿気を逃がして換気できるように思います。
しかし、ヤマシナリフォームによると実はこれこそがNG行動なのだそう。
浴室の扉を開けると、浴室内の水分を多く含んだ空気は、脱衣所を通じて家中に広がってしまいます。家中のいたるところで結露となり、カビの原因になってしまうでしょう。
「結露が発生したら拭けばいい」と安易に考えがちですが、家具の裏側で発生した結露を、その都度発見してお手入れするのは簡単ではありません。壁の中で内部結露が発生すれば、家の構造体にダメージを与えてしまう恐れもあります。