藝大の卒業生の部屋に「ほれぼれする」 2体の仁王像が並ぶ光景がこちら
なお、みよしんさんによると、この2体はいずれも展示のために制作したもので、決して自宅で楽しむ用に置いているわけではないとか。
たまたま撮れた、思わず合掌したくなるような光景には、3万件もの『いいね』が付くとともに、数々のコメントが寄せられていました。
・オフモードの仁王様。いいですね。いつも目を見張っていたら疲れますよね。
・サウナ室の中の写真かな…。休憩時間はいつもこうなんですかね。
・仁王像っぽいから、怒ってる顔なのかと思ってよく見たらご満悦だった。
・半年寝かした写真は、熟成していますね。ほれぼれします。
なぜ、威厳のある一般的なイメージとは対象的な仁王像を作ろうと思ったのか、気になった筆者。みよしんさんに、話を聞いてみることにしました。
オフモードの仁王像は、どのように生まれたのか
――作品のコンセプトは?
神様や仏様に頼るという文化が薄れてきていると感じ、形を変えてなくなっていく文化にさびしさを覚えた時がありました。ですが、人がそれらを頼る時はきっと苦しい時です。神様や仏様に頼らずに生きていけることは、人々の生活基盤が整うことで平穏に生きていける証のように思えました。