藝大の卒業生の部屋に「ほれぼれする」 2体の仁王像が並ぶ光景がこちら
仏像たちを拝む習慣も少なくなったので、「きっと仏像たちは逆に暇を持て余しているだうな」と思ったんです。
「今まで私たちを見守り支えてくれたぶんまでゆっくり楽しんで休んでほしい」「人々がそれらに頼らなくてもいいようになってほしい」といったいろいろな願いを込めて、リラックスした働いていない『オフの日』の仏像を制作しています。
どこか親近感すらおぼえる仁王像たちには、みよしんさん自身の強い思いが確かに込められていたのでした。
2体の仁王像を眺めていると、普段頑張りすぎている人も「肩の力を抜いてもいいんだ」と、少し気楽に思えそうですね。
同年11月15日現在、東京都中央区にあるアートギャラリー『日本橋N11ギャラリー』にて個展『仁王像たちのオフの日・2024秋』が開催中。開催期間は同月29日までとなっています。
この投稿をきっかけに、みよしんさんの作品が気になった人は、ぜひ足を運んでみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]