蚊取り線香の正しい使い方 ペットがいる部屋で使っても大丈夫? 持続時間は?
蚊取り線香で蚊と一緒に退治できればいいのですが、効果はあるのでしょうか。
『大日本除虫菊』の蚊取り線香の主成分は、殺虫成分を科学的に合成した『ピレスロイド』の1つである『アレスリン』が含まれているといいます。
除虫菊(シロバナムシヨケギク)の花に含まれているピレトリンという成分は、殺虫効果を持っています。そのピレトリンと、これに似た殺虫成分を化学的に合成したものを総称して”ピレスロイド”と呼んでいます。金鳥の蚊取り線香にはこのピレスロイドのひとつである「アレスリン」が含まれています。
大日本除虫菊ーより引用
殺虫成分は広く害虫に効果があるようですが、各メーカーからハエ用など適用害虫の異なる専門の蚊取り線香が発売されています。
蚊以外も殺虫したい場合は、商品説明の欄で適用害虫を確認して、専用の蚊取り線香を購入した方が効果が高そうです。
さて、こうした殺虫効果はどの程度の範囲に対して有効なのでしょうか。
蚊取り線香から出る煙が、蚊に効果があると思われがちですが、実際は違うようです。
アレスリンは蚊取り線香の燃焼部分(温度は700~800℃)より6~8mm手前の部分(約250℃)