『ブラック・ジャック』コラボの消毒液が誕生! 「心強い」「どう置いても素敵」と絶賛の声
消毒液不足と業界の変化
そんな中、消毒液の不足から政府が規制緩和政策を行い、酒造メーカーによる手指消毒用の高濃度エタノール製品の製造販売が可能となりました。
ニュースを知った岡田さんは、初めて「自分たちに出番が来た」と感じます。
当時、『転売目的で消毒液が買い占められ、医療現場に行き渡らない』という社会問題があったことから、「酒造メーカーと医療現場をつなぐ役割になろう」と医療機関に多量の消毒液を供給。
この時の想いを、岡田さんは次のように語っています。
「酒が人の命を奪うことはあっても、酒が人の命を救うという発想は私もありませんでしたから、とてもやりがいを感じるお仕事でした」
漫画・アニメの力を試してみたい
「普通の生活やビジネスができない今こそ、新しいことにチャレンジするタイミングではないか」とも考えるようになっていた岡田さん。
連日、医療現場の人たちの活躍がメディアで報じられていた影響もあり、医療漫画『ブラック・ジャック』を全巻注文して読んでいたそうです。
その時、岡田さんはふと思います。
「今の世の中をブラック・ジャックやピノコが応援してくれたら心強いのにな…」