秋の夜空に光々と輝く名月 コロナ禍を忘れて、静かに味わってみる
収穫した里芋、栗、柿など、そして刈り取った もち米で作ったお団子を供え、秋の七草の1つ、ススキを添えて 収穫への感謝を表したものです。
この中で子供達が喜ぶのは お供えの月見団子ですが、中国では月餅(げっぺい)となるようですね。このコロナ禍の中で 子供達にお月見の話題が出るかどうか… 出て欲しいと願っています。
澄み切った秋の夜空に光々と輝く名月… コロナ禍を忘れて、この自然の美しさ 大きさ 豊かさを、静かに味わってみる…。人の何と小さきことかを、夜空の月が教えてくれるような気がいたします。
「名月や 畳の上に 松の影」其角
<2020年10月>
フリーアナウンサー押阪 忍
1958年に現テレビ朝日へ第一期生として入社。東京オリンピックでは、金メダルの女子バレーボール、東洋の魔女の実況を担当。1965年には民放TV初のフリーアナウンサーとなる。以降TVやラジオで活躍し、皇太子殿下のご成婚祝賀式典、東京都庁落成式典等の総合司会も行う。2020年現在、アナウンサー生活62年。
日本に数多くある美しい言葉。それを若者に伝え、しっかりとした『ことば』を使える若者を育てていきたいと思っています。
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