~洗練された社交術でも意思疎通〜
戦前に日本人が身に着けていた優れた美意識の1つが「奥ゆかしさ」です。
その奥ゆかしい大人の洗練された上手なお付き合いの方法の1つが「ぼちぼちでんなあ」です。
大阪商人が仲間内で交わす挨拶ですが、「儲かりまっか?」の問いに、「儲かってますわ」では嫌みにとられ妬まれますし、「あきまへんなあ」でも、足元を見られ状況によっては取引に影響します。
「ぼちぼち」こそ儲かっていない人からへりくだったさしさわりない玉虫色の表現で、奥ゆかしく、洗練された大人の社交術です。
このように日本には多くの“奥ゆかしさ”を含む言葉がたくさんありました。
それを今一度掘り起こし光を当て、日常会話で使ってみてください。
コミュニケーションを楽しくユーモアに図れて、人に好かれるでしょう。
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