2016年6月7日 08:00
コミュ力や運動神経より重視される要素って?「社会人カースト」の実態
社会人になったらスクールカーストからも解放される・・・そう考えていると、思わぬ事態に出会うかもしれません。実際に「社会人カースト」なるものを感じている人は少なくないのだそう。
先日、「スクールカースト」「社会人カースト」の実態調査が行われ、その結果が発表されました。
■「スクールカースト」「社会人カースト」の実態
カーストとは、もともとヒンドゥー教における身分制度を示す言葉。それになぞらえ、学校空間において生徒間に発生する人気度合いを示す序列は「スクールカースト」、社会人の間で発生するものは「社会人カースト」と呼ばれています。
調査によると、高校までスクールカーストを感じていたという20代は約6割、30代は約4割。「個性が大事、競争や順位づけはやめましょう!」と育てられたゆとり世代でも、スクールカーストを感じていたというのです。
また、「社会人カースト」を感じたことのある20~30代はなんと8割にも及び、社会人になっても「格差」を実感しているということが分かりました。
■ゆとり世代は「スクールカースト」をかわすのが上手い?
スクールカーストで上層とされる人たちの要素は、「コミュニケーション能力」