【最高の家づくり】vol.5 つくる家(空間デザイナー・高田尚子さん邸)
リノベーション会社にサポートしてもらいながら、まずは床や壁を解体するところからスタート。デザイン、施工に至るまで、水回りや電気工事などを除き、ほぼすべて自分たちでつくり上げた。「自ら手を動かすことで、その分家への愛着は増しました」
高田さん家族の家づくりのテーマは『途中の家』。そこには、自分たちのライフスタイルに合わせて柔軟に住まいを発展させていきたいという思いと、家づくりを通して家族のコミュニケーションを深め続けていきたいという願いが込められている。「息子も少しずつノコギリやトンカチを使いながらものをつくれるようになりました。これから息子と家づくりをしていくのが本当に楽しみです」
家づくりを始めて9年目。まだ手をつけていない地下にも50㎡ほどの空間が。また、新たな家族の場が生まれようとしている。
2階の廊下から見える寝室の風景。家全体のセルフリノベーションのサポートは〈ルーヴィス〉に依頼。
〈ザ・コンランショップ〉で手に入れた、キッチンツールホルダー。天井に開いていた穴を活用して設置。「吊るすことで省スペースに。実はとても使いやすくて実用的です!」
もともとあったエレベーターを潰してつくったというキッチンのパントリー。