くらし情報『「ふるさと納税」お得すぎて総務省から“勧告”受けた国産牛』

2018年8月18日 11:00

「ふるさと納税」お得すぎて総務省から“勧告”受けた国産牛

「ふるさと納税」お得すぎて総務省から“勧告”受けた国産牛


「国から“叱られる”ほどお得な返礼品があったんだ」と、逆に注目を浴びてしまった12の自治体。そんな大人気の品がリストから外されてしまう前に、急いでチェックしよう!

「速やかに見直しを行っていただきたい!」

2,000円で豪華な返礼品がもらえると大人気のふるさと納税。その一方で、高額な返礼品が問題に。国の意向に従わない自治体に対して、野田聖子総務大臣は、先月6日の会見でこう語気を強めた――。

なにをそんなに怒っているのか、総務省市町村税課の担当者に説明してもらおう。

「返礼品の還元率を寄付額の3割以下にすること。つまり1万円の寄付に対して3,000円のお肉の返礼品はいいですよ、という通知を全国の自治体に出したのが昨年4月のことです。それでも、いまだに見直す意向がなく、10億円以上の寄付金を受け入れている12自治体を公表に踏み切りました。
約9割の自治体がルールを守っているなか、過熱しすぎたふるさと納税の制度を健全化する狙いがあります」

年間3,000万円以上も寄付している“ふるさと納税の達人” 金森重樹さんは、この総務省の方針に首をかしげる。

「ふるさと納税は、地域のもっている有形無形の資産をPRする大事なツール。

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