くらし情報『「ふるさと納税」お得すぎて総務省から“勧告”受けた国産牛』

2018年8月18日 11:00

「ふるさと納税」お得すぎて総務省から“勧告”受けた国産牛

総務省の通知を踏まえ、返礼品などについては、見直すべき点はしっかりと見直しつつ、ふるさと納税の健全な活用を図っていきたいと考えています」(泉佐野市政策推進課)

前年度の5倍の寄付額72億円を集めた佐賀県みやき町は、ダイソンのドライヤー「スーパーソニック」、ロボット掃除機「ルンバ」などの電化製品や「『仔牛を産んでない国産牛』しゃぶすき2kg!スライス」(寄付金額1万円〜)など“コスパ返礼品”がとくに注目された。

「総務省からは『今年8月までに見直せるか?』という問い合わせでしたが、返礼品のための設備投資をしている地元の業者もあり、その調整に間に合わないことを正直に伝えました。にもかかわらず、実名が公表されてしまって……。総務省の還元率の3割という要請に近づけられるよう、今後、見直していく予定です」(みやき町総務部)

昨年4月の月間寄付額が約1億円だった佐賀県唐津市が、今年5月には約1.8億円に急増。ブランド牛「佐賀牛」や米、呼子の朝市の干物など、山海の幸の品ぞろえが充実。“お値打ち返礼品”とリピーターも多いのが特徴だ。

「“見直しの意向がない自治体”と誤解されたようですが、当市は返礼品の取扱い数が多く、地元の事業者への影響も考えると、調整には当然時間がかかります。

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