くらし情報『神道と仏教、宗教違うのになぜお守りの形同じ?専門家が解説』

2019年1月1日 16:00

神道と仏教、宗教違うのになぜお守りの形同じ?専門家が解説

これにより神仏からのご利益が得られるというものだ。

「入れ物は似ていても中身のお札はそれぞれ別物。お参りが一般化するにつれて、かわいい袋に入れればより売れる、ということで似たような入れ物になったのでは」

ちなみに、複数の寺社のお守りを持っていても、神仏に対して失礼に当たるという考え方はないのでOK。

■同じご神体のはずなのに神社によってご利益が違うのはなぜ?

たとえば同じ「宗像三女神」を祭る神社でも、嚴島神社では「交通安全」のご利益が有名なのに対し、江島神社では「芸道上達」のご利益がよく知られている。

「神様にまつわる物語のほか、神社の由緒なども絡み合い、ご利益の打ち出し方が違ってきているのだと思います。ご利益の由来を知ることでより楽しめるようになりますよ」

■ペットを連れてお参りしてもいいの?

神道では古来、女性と同様に動物も穢れと見なしたため、動物連れでの参拝を禁ずる神社が多い。
「境内でペットが粗相をしたり、建物を破損する恐れもあるため、動物は連れていかないほうが無難でしょう。ただし、近年ではペットのご祈祷をしてくれる神社もあるので、ペット連れの参拝を希望する人は、事前にペット可のところを探してみては」

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