「大掃除」でチェックしたい“平成の汚れ”がたまるポイント3
「どの家庭でも見落とされがちなのが、背の届かない高い場所の掃除。ホコリ掃除のほか、戸棚の最上段にしまい込んだものもこの際に整理し、不要なものは処分を。たとえば、キッチンのつり戸棚の最上段に、ポリプロピレン製の保存容器をため込んでいませんか?こうした容器はきちんと洗ったつもりでも、長期間置くと食品による色やニオイが目立つようになります。フタを開けてみて使うのにちゅうちょするようなら、思い切って捨てるのもアリです。また、かがまないと手が届かない低い棚の奥も、使わなくなったものが詰め込まれがちなので要チェック」(藤原さん・以下同)
■「水回り」
暖かくなると目立ちはじめるのが、水回りのぬめりやカビの増殖。気温が上昇しはじめるこの時期に掃除を徹底すれば、その後の悩みを軽減できる。洗濯機の後ろなど、ふだん手をつけない場所のホコリ掃除や、追い炊き式の風呂釜や洗濯槽の手入れまで念入りに。
「年末に冷蔵庫の大掃除をできなかった人は、春先までがラストチャンス。
気温が上がってからだと、冷蔵庫の食品を外に出したときに傷みやすくなるので心配です。また、意外とカビが生えやすい製氷機の掃除もこの時期に。ゴールデンウイークあたりから氷の消費が増えるので、その前に清潔にしておくと◎」