元・銀座ナンバー1ホステスが語る「誘われる人」への近道
共感を好むので、その時々で似たような環境下にある人を自然と友達に選ぶことが多いのです。学生時代のように、与えられた状況下で人間関係を築くのではなく、なんのしがらみもなく自分がつきあいたい人とつきあえる今こそが、ある意味、人生の中でいちばんいい段階といえます。せっかく純粋に楽しめるステージにいるのだから、うじうじした価値観を持ち込まず、いい距離感を保ちながら、お互い心地よく過ごせる関係を築いていきたいものですね。それにはまず、自分の価値観からくる言動を細かく読み解いていくことが必要です。自分は人間関係の何に傷つき、不安になるのか、その原因は自分が何を重要視しているからなのか、ゆっくり考えていきましょう」
塚越さんがカテゴリー化する「誘われる人」「誘う人」のタイプは大きく分けて、「誘い誘われる人」「誘ってばかりで誘われない人」「誘わないけど誘われる人」「誘えないし誘われない人」の4つ。
悩む人が多いのはもちろん、「誘ってばかりで誘われない」「誘えないし誘われない」の2タイプだ。“誘われない”以外の共通点はないように思えるが、じつは、根っこは同じなのだという。
「どちらも、誘うことを意識しすぎてしまった結果、誘い下手になってしまったきらいがあります。