田村正和 心臓手術していた!「静かに死にたい」と胸中語る
冠動脈性心疾患という、心臓に血液を送る冠動脈が狭くなったり、ふさがってしまう病気です。発病してからは、奥さんに心配をかけまいと大好きだったたばこもやめたそうです」(田村の知人)
田村が手術を決意した陰には、俳優として“最後のプライド”が隠されていた。
「田村さんは、昨年の『眠狂四郎 The Final』を最後の出演作と決めていました。40年以上にわたって演じてきたシリーズだけに、並々ならぬ熱意で撮影に臨んでいたといいます。病いと闘いながらの撮影でしたが、かたくなに手術を拒んだと聞いています。完璧主義者で知られる田村さんは『俳優をやっている間は体にメスを入れたくない!』とかねて考えていたようです。撮影が終わったことで、ようやく手術を決断することができたのだと思います。また、ずっと心配してくれた奥さんを安心させたいという思いもあったのでしょうね」(前出・田村の知人)
以前、本誌でも報じたように、生前墓を購入するなどひそかに老い支度をしてきた田村。
自身の老後について尋ねてみると、“田村流の死生観”を明かしてくれた。
「僕はもう、やり切ったから『静かに死にたい』っていう感じかな」
日本のドラマ界を長年にわたってけん引してきた田村の姿をもう見ることはできないのだろうか?復活を願う記者の質問に「あとは静かにフェードアウトするだけだね」