くらし情報『自動車、住宅ローン設計で家計の明暗を分けるポイント』

自動車、住宅ローン設計で家計の明暗を分けるポイント

残価設定ローンとは、契約時に新車の3~5年後の予想下取り価格を「残価」として設定し、それを除いた金額を分割で支払うもの。

「通常の分割払いより月々の支払いも抑えられ、金利が低いことも多いので、グレードの高い車を選ぶことができますが、下取り時に当初の予想価格に届かず、差額の支払いが生じることがあります」

目先の支出の少なさで安易に飛びつくと後悔することに。

■住宅ローン

<月々の返済額を計算して無理のない頭金を捻出した> or <控除の金額を大きくすべく頭金をゼロにした>

“ざんねん”なのは<控除の金額を大きくすべく頭金をゼロにした>。頭金を1円も払わず全額ローン払いにして住宅ローン控除を活用すると、所得税の控除額が増えるのでお得に家を購入できる、とはよく聞く話。「しかしその結果、月々の返済額が増えて家計が圧迫され、せっかく支払わずに済んだ頭金に手をつけてしまうケースがあります。さらに最悪なのは、頭金を投資に回して失敗し、貯金が激減するパターン。メリットの裏にあるリスクをよく考えましょう」
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