著名人の投票呼びかけ投稿が話題 米では支持党明かすことも
そこには、それぞれのキッカケがあるようだ。
大河ドラマ「いだてん」(NHK総合)で可児徳を演じ、昨年の映画「クソ野郎と美しき世界」にも出演している古舘寛治(51)は政治に関するツイートを繰り返す俳優の1人だ。
今月2日、《一俳優ではありますが、一有権者でもあるんで、一つの存在に閉じ込めるのはやめてください》とツイートした古舘。14日には朝日新聞DIGITALの取材に応じ、自民党の改憲草案について「とにかく国民一人一人の権利を弱め、全体主義を強める内容で恐ろしいと僕は感じた」「言いたいことが言えない社会になるのが嫌なので、21日の投開票日まで必死になって発言しています」と発言している。
また石田純一(65)は政治家に転身するかどうかが話題になった直後の16年11月、本誌に登場していた。15年9月に安全保障関連法案が参院特別委員会で強行採決された際、反対デモに参加した石田。当時「戦争は文化じゃない」と発言したことが話題を呼んだが、そのキッカケは子供たちの寝顔を見ながらこう考えたためだと明かしている。
「太平洋戦争で『将来は音楽家になりたい』『野球選手になりたい』という夢をもっていた青年の多くが死んでしまったんですね。