カンペール(CAMPER)の2022年春夏コレクションから、新作ウィメンズシューズ「テイラー(TAYLOR)」が登場。全国のカンペールショップなどで販売される。80年代風ヒール付きローファーカンペールのシューズ「テイラー」は、英国の伝統的な名字からネーミングしたウィメンズの新モデル。80年代ヴィンテージを彷彿とさせる4.5cmのヒールを合わせることで、クラシカルなメンズローファーのシルエットにひねりを加えている。シャイニーレザー×ラバーソールに“ギザギザ”モチーフアッパーには上質なシャイニーレザーを、アウトソールには耐久性のあるサーモプラスチックラバーを使用。アッパーとソールの境目に配した、遊び心あふれる“ギザギザ”モチーフもポイントだ。カラーバリエーションは、コントラストを効かせたピンク、マルチブラックに加え、オールブラックの計3色を用意。履き心地も優れており、クッション性のあるリサイクルオーソライインソールを採用しているため、長時間歩いても疲れにくい。【詳細】カンペール ウィメンズ新作シューズ「テイラー」各25,300円※2022年2月中旬現在発売中。※オールブラックオプションのみ3月中旬発売予定。販売店舗:全国のカンペールショップ、公式オンラインストア※取扱商品は店舗ごとに異なり、一部取り扱いが無い店舗もある。サイズ:37~40 ※ピンクのみ37~39【問い合わせ先】カンペールTEL:03-5412-1844
2022年02月20日チョコレート菓子専門店「ザ・テイラー(THE TAILOR)」から、新作スイーツ「ザ・ショコラアルモニー」が登場。2021年12月1日(水)より、「ザ・テイラー」阪急うめだ店・渋谷東急フードショー店にて発売される。大人のチョコレートスイーツ「ザ・テイラー」初のショコラケーキ文字通り“テイラー=服の仕立屋”を思わせる落ち着いた雰囲気の店構えで、濃厚な大人のチョコレート菓子を提案している「ザ・テイラー」。今回新たにラインナップに加わる「ザ・ショコラアルモニー」は、ザ・テイラー初となるオリジナルのショコラケーキ。濃厚チョコレートをしっとり食感で味わいの要となる生地にブレンドしたのは、奥深い風味を演出する3種類のスペイン産チョコレート。これにいちじくのコンフィを練り込んでから丁寧に焼き上げ、仕上げに華やかな風味のマルサラワイン(ブランデーを加えたワイン)のシロップを塗れば、濃厚で風味豊かなチョコレートとしっとりとした食感のハーモニーが楽しめるショコラケーキの完成だ。商品情報ザ・テイラー「ザ・ショコラアルモニー」発売日:2021年12月1日(水)価格:2,700円販売店舗:ザ・テイラー 阪急うめだ店・渋谷東急フードショー店【店舗情報】■ザ・テイラー 阪急うめだ店住所:大阪府大阪市北区角田町8-7阪急うめだ本店B1FTEL:06-6313-0146■ザ・テイラー 渋谷東急フードショー店住所:東京都渋谷区道玄坂1-12-1渋谷 東急フードショー① 1階TEL:03-3477-4673
2021年12月04日チョコレート菓子専門店「ザ・テイラー(THE TAILOR)」から、季節限定スイーツ「ザ・ショコラクチュール ピスタチオ&ラズベリー」が発売。ザ・テイラー、季節限定ピスタチオクッキーのショコラサンド文字通り“テイラー=服の仕立屋”を思わせる落ち着いた雰囲気の店構えで、濃厚な大人のチョコレート菓子を提案している「ザ・テイラー」。今回は2021年1月に期間限定で発売された「ザ・ショコラクチュール ピスタチオ&ラズベリー」が復刻、再び期間限定でラインナップに加わる。ミルクチョコでコーティングしたラズベリーソースをサンドしっとりとした食感に焼き上げたピスタチオクッキーにサンドするのは、ミルクチョコレートでコーティングしたラズベリーソース。濃厚な旨味を閉じ込めたピスタチオクッキーと爽やかな酸味が効いたラズベリーソース、その絶妙なハーモニーが楽しめる一品となっている。商品情報「ザ・ショコラクチュール ピスタチオ&ラズベリー」発売日:2021年11月28日(日) ※期間限定価格:1,728円内容:8個入り販売店舗:「ザ・テイラー」阪急うめだ店、渋谷東急フードショー店【店舗情報】■ザ・テイラー 阪急うめだ店住所:大阪府大阪市北区角田町8-7阪急うめだ本店B1FTEL:06-6313-0146■ザ・テイラー 渋谷東急フードショー店住所:東京都渋谷区道玄坂1-12-1渋谷 東急フードショー① 1階TEL:03-3477-4673
2021年12月02日テイラー・スウィフトが、過去にリリースした「Red」の再録アルバム「Red(Taylor’s Version)」を12日にリリースした。今作には、オリジナル版には収録されていなかった曲も新たに追加されており、「I Bet You Think About Me」はそのうちの1曲。ブレイク・ライヴリーがMVのメガホンを取ったという。テイラーはMVをお披露目する前日に、「素敵で勇敢、お茶目でおもしろいブレイク・ライヴリーとついに一緒に仕事をすることができました。ブレイクの監督デビュー作です。みんなも一緒に乾杯&大騒ぎしましょう」と呼びかけ、ティザー動画を公開していた。テイラーといえば、元カレとの恋愛模様を歌にしてしまうことで有名で、この「I Bet You Think About Me」については「ジェイク・ギレンホールのことを歌っている」と話題になっている。MVは、新郎(マイルズ・テラー)が結婚式当日にもかかわらず、過去に付き合っていた女性(テイラー・スウィフト)のことを鮮明に思い出すという内容。数日前には、オリジナル版に収録されたときからジェイクのことを歌っているとうわさされていた「All Too Well」のショートフィルム風MVも公開された。そこで「私はあなたのお姉さん(ジェイクの姉のマギー・ギレンホールとみられる)の家にマフラーを忘れてしまった。あなたはいまだにそれを引き出しの中にしまっている」という歌詞に沿って印象的に使われた「赤いマフラー」が、「I Bet You Think About Me」の中でもあるシーンで使われている。つまり、2曲にわたってジェイクのことを歌っているようなのだ。ジェイクと思われる男性について、「I Bet You Think About Me」で存分に歌いつくしているテイラー。それをしっかりと美しく映像化したブレイクに「他の作品も観てみたい」「2人のコラボは最高!」などの称賛の声が上がっている。(Hiromi Kaku)
2021年11月16日アニャ・テイラー=ジョイが「ディオール(Dior)」とパートナーシップを締結、グローバル アンバサダーに就任した。アニャは、「ディオール」が継承してきたアイコニックなヘリテージをたたえ、ウイメンズコレクションのアーティスティック ディレクターであるマリア・グラツィア・キウリ、メイクアップのクリエイティブ&イメージディレクターであるピーター・フィリップスによるデザインやクリエイションを紹介していく。エドガー・ライト監督によるサイコスリラー映画『ラストナイト・イン・ソーホー』の日本公開を控えるアニャといえば、ロバート・エガースが監督・脚本を務めた『ウィッチ』の演技でスクリーンデビューを果たした。Netflixオリジナルシリーズ「クイーンズ・ギャンビット」で世界中の視聴者を魅了したことも記憶に新しく、ベス・ハーモン役を演じてエミー賞にノミネートされ、ゴールデン・グローブ賞、放送映画批評家協会賞、全米映画俳優組合賞を受賞した。そのほかゴールデン・グローブ賞にノミネートされた、オータム・デ・ワイルド監督の『EMMA エマ』や、M.ナイト・シャマラン監督の『スプリット』『ミスター・ガラス』など幅広い作品に出演。最近は「サタデーナイトライブ」のシーズンフィナーレでホストも務めた。今後は『ラストナイト・イン・ソーホー』ほか、フォーカス フィーチャーズの『ザ・ノースマン』(原題)、ニュー・リージェンシープロダクションによるデヴィッド・O・ラッセル監督との新作などが予定。さらに、レイフ・ファインズと共演するサーチライト社の『ザ メニュー』(原題)、ジョージ・ミラー監督によるアカデミー賞6部門受賞の大ヒット作品『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のスピンオフ映画『フュリオサ』(原題)で主演を務め、若き日のフュリオサを演じることが発表されている。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラストナイト・イン・ソーホー 2021年冬、全国にて公開© 2021 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2021年10月26日モンブラン(MONTBLANC)から女優 エリザベス・テイラーをイメージした新作万年筆やボールペンが登場。2021年10月に発売される。女優エリザベス・テイラー着想の万年筆&ボールペン世界的に有名な女性たちをイメージした筆記具を展開するコレクション「モンブラン ミューズ」。今回発売する万年筆・ローラーボール、ボールペンでは、女優として映画『クレオパトラ』や『熱いトタン屋根の猫』で主演を務める傍ら、活動家としても活躍した20世紀を代表する女性の1人エリザベス・テイラーにフォーカスした。ダークヴァイオレットのマーブル模様全体のデザインは、エリザベスがハリウッドで女優として活躍していた1950年と1960年代の美から着想を得て、同時代のモンブランのオリジナル筆記具を彷彿とさせる形状に。キャップとボディは、エリザベスのお気に入りの色であり、彼女の魅力的な瞳にオマージュを捧げたダークヴァイオレットのマーブル模様で覆った。リング状のクリップまた、ダイヤモンドなど希少な宝石を好んだというエリザベスの宝石への情熱からインスピレーションを得て、リング状のクリップをデザイン。プラチナ仕上げの尻軸には、1950年代のジュエリーデザインをイメージさせる幾何学模様のエングレービングを施した。「LONG LIVE LOVE」を刻印さらに万年筆のペン先には、2000年のGLAADメディア賞で披露された、スピーチの締めくくりの言葉を思い起こさせる「LONG LIVE LOVE」の3つの単語を彫刻。随所に至るまでこだわりを詰め込み、特別な1本に仕上げた。【詳細】「モンブラン ミューズ エリザベス・テイラー スペシャルエディション」発売時期:2021年10月アイテム:・ボールペン 112,200円・ローラーボール 121,000円・万年筆 135,300円【問い合わせ先】モンブランコンタクトセンターTEL:0800-333-0102
2021年09月24日チョコレート菓子専門店「ザ・テイラー」阪急うめだ店から、新作スイーツ「ザ・ショコラクチュール フレ」が発売。大人のチョコレートスイーツ専門店「ザ・テイラー」「ザ・テイラー」は、「バターバトラー」や「ザ・メープルマニア」など、関東を中心に人気のスイーツブランドを展開している株式会社シュクレイと阪急うめだ本店のコラボレーションによって誕生した新たな洋菓子ブランド。文字通り“テイラー=服の仕立屋”を連想させる落ち着いた雰囲気を漂わせる店構えで、濃厚な大人のチョコレート菓子を提案している。渋谷店で人気の濃厚バターサンドが阪急うめだ店にも登場今回新たにメニューラインナップに加わる「ザ・ショコラクチュール フレ」は、渋谷店では連日完売が続いているチョコレートの人気バターサンド。チョコレートとヘーゼルナッツを織り込んだラムレーズンバターを、人気No.1の「ザ・ショコラクチュール」でサンドした、バターとチョコレートの濃厚なマリアージュが楽しめる一品となっている。商品情報「ザ・ショコラクチュール フレ」発売日:2021年9月5日(日)〜 なくなり次第終了※渋谷店では6月より発売中。価格:3個入り 1,944円販売店舗:「ザ・テイラー」阪急うめだ店・渋谷東急フードショー店【店舗情報】■ザ・テイラー 阪急うめだ店住所:大阪府大阪市北区角田町8-7阪急うめだ本店B1FTEL:06-6313-0146■ザ・テイラー 渋谷 東急フードショー店住所:東京都渋谷区道玄坂1-12-1渋谷 東急フードショー① 1階TEL:03-3477-4673
2021年09月19日生き様をさらけ出す姿に共感する、音楽ドキュメンタリー。アーティストたちも煌びやかなだけではない、本音を語ってくれる時代に。彼ら/彼女らの姿から深刻な社会問題と向き合う。葛藤や悩みを隠さない。“素顔”に共感する。最近は時代を象徴するアイドルやシンガーに密着した作品も続々とリリース。なかには孤独やプレッシャーを切実に吐露するアーティストも。音楽エージェントの竹田ダニエルさんはこう説く。「今の時代、かっこいいところだけを切り取って神格化するような作品は、誠実さに欠けます。憧れや尊敬を抱く“スター”だって私たちと同じ人間。ゴシップやSNSでの断片的な切り取りではなく、自分自身の言葉で価値観やメッセージを伝えてくれるドキュメンタリーでなら、ファンとも信頼関係を築くことができると、今、一つの表現方法として見直されています。精神的な葛藤やリアルな悩みをさらけ出し、業界内でのジェンダー差別や性的暴行について声を上げることはむしろ、人々の共感を呼び、彼女たちの魅力の一つに。特に女性スターは、容姿や私生活に至るまで、社会から常に厳しい目を向けられてきました。フェミニズムや人権に関する理解が進み、彼女たちが不当な立場に置かれていること、彼女たちが受けている被害は許されるべきではないと認識されるようになり、ファンもその過酷な現実について、知る必要性を感じています。大人に操られるのではなく、問題に対して自分の意思を表明すること、そして“個人”として自由に活動することこそが、現代のアーティストにとって“表現”であり、“当たり前”のことになりつつあります」“いい子”をやめたテイラー・スウィフトの変化と成長。『ミス・アメリカーナ』シンガーソングライターとしてだけでなく、政治的発言にも注目が集まるポップアーティスト、テイラー・スウィフト。華々しいキャリアの裏ではルッキズムやセクハラ、SNSでのバッシングなどに苦しめられていた。スターの道を駆け抜けてきた彼女がありのままの姿をカメラの前にさらけ出す。「“パーフェクトなアメリカ人の模範例”として愛されてきたテイラー。しかし、マイノリティ差別や女性の権利剥奪など許しがたい現実に対し、彼女は自身の影響力をポジティブに活用することを選ぶことに。音楽業界の問題や社会的責任などを時にユーモラスに、時に真剣に語る姿に、リスペクトが湧きます」2020年/Netflix映画『ミス・アメリカーナ』独占配信中伝説のブラックミュージックフェスの映像から歴史を解く。『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』1969年、NY・ハーレムで、約30万人を動員した音楽フェス「ハーレム・カルチュラル・フェスティバル」。しかしこの歴史的な祭典は映像で記録されていたにもかかわらず、約50年間語られることはなかった。当時の映像をもとに、簡単に黒人の物語や文化を処分してきた歴史への疑問を投げかける。「音楽やファッション、アートや文化は、いかにして人々の心を動かし、社会や政治に影響を与えていけるのか。コンサートが開催された時代の社会問題が現在でも同じように続いているからこそ、フィルムに映る人々の『自由を求める』悲痛な叫びはきっと現代にも強く響くと信じたくなる!」監督:アミール・“クエストラブ”・トンプソン2021年/全国公開中©2021 20th Century Studios. All rights reserved.黒人の誇り、創作の喜びをパワフルなショーで伝える。『HOMECOMING ビヨンセ・ライブ作品』2018年、コーチェラ音楽祭で行われたライブの裏側を収めた作品。おなじみのヒット曲がビッグバンド仕様にアレンジされ、大きな高揚感に包まれる。偉人たちの言葉も引用し、黒人女性として、初めてヘッドライナーを務めたビヨンセがブラックカルチャーへの敬意とショーに込めた想いを語る。「言葉を失うほどのスケール感のパフォーマンスを楽しめるのはもちろん、出産後の育児の大変さやリハーサルの過酷さなど、華やかなだけではないビヨンセのストイックさにも胸を打たれます。また、裏方である舞台裏チームやパフォーマンスチームまで脚光を浴びせている点にも愛を感じる!」2019年/Netflix映画『HOMECOMING ビヨンセ・ライブ作品』独占配信中ごく普通の少女がいかにして世界を席巻する歌手になったか。『ビリー・アイリッシュ 世界は少しぼやけている』メッセージ性の高い楽曲を次々と放ち、グラミー賞主要4部門を史上最年少の18歳で獲得したビリー・アイリッシュ。成功の裏で彼女の世界は激変し、精神的、肉体的なストレスに徐々に蝕まれる。その中で、家族の愛が彼女を支えていた。自身の考えや家族をさらけ出した自著的ドキュメンタリー。「SNSに宿る暴力性や若くして著名になったことによるメンタルヘルスへの影響、鬱病や自傷行為、そして音楽との向き合い方を驚くほど率直に語る。彼女は自分のストーリーを自分の言葉で取り戻すために、あえて多くのことをオープンにします。まさに現代の自由で人間的なポップスターの姿」監督:R・J・カトラー2021年/Apple TV+で配信中©2021 Apple Original Filmsドラッグ、アルコールと闘った夭折の天才シンガー。『AMY エイミー』2011年、27歳という若さで急逝したイギリスのシンガー、エイミー・ワインハウス。圧倒的な歌唱力でスターダムに駆け上がるも、ドラッグやアルコールに溺れていくエイミー。貴重なプライベート映像や著名人のインタビューとともに、そのドラマティックな人生模様と知られざる素顔をひもとく。「エイミーの死後に公開され、彼女の薬物依存やアルコール乱用、摂食障害、恋愛関係や家族関係の問題などを赤裸々に取り上げている。今後エイミーのように命を落とすアーティストを減らすために、音楽業界やメディアはもちろん、ファンもどう向き合っていったらいいのかを強く突きつけられます」監督:アシフ・カパディア2015年/Blu-ray¥5,217DVD¥4,180発売元:KADOKAWA販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント©2015 Universal Music Operations Limited.たけだ・だにえるカリフォルニア州出身・在住のZ世代。フリーランスの音楽エージェントとして活動する傍ら、アメリカ事情、カルチャー、アイデンティティ、社会をテーマにライターとして雑誌やウェブで執筆活動も。※『anan』2021年9月15日号より。取材、文・浦本真梨子(by anan編集部)
2021年09月10日アニャ・テイラー=ジョイが『The Menu』に主演することになった。グルメ界を舞台にしたスリラーで、『マネー・ショート華麗なる大逆転』『バイス』のアダム・マッケイがプロデューサーを務める。監督は『ゲーム・オブ・スローンズ』などを手がけたマーク・マイロッド。テイラー=ジョイが演じるのは、世界的に有名なレストランを訪れた若い客。その店のシェフをレイフ・ファインズが演じる。ほかに、ニコラス・ホルト、ホン・チャウ、ジョン・レグイザモが出演する。製作はサーチライト。テイラー=ジョイの次回作は、エドガー・ライト監督の『ラストナイト・イン・ソーホー』。文=猿渡由紀
2021年08月20日ザック・エフロンやヴァネッサ・ハジェンズらを大ブレイクさせたオリジナル映画『ハイスクール・ミュージカル』。現在、ディズニー公式動画配信サービスDisney+(ディズニープラス)では新キャストが集った、オリジナルドラマシリーズ「ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル」シーズン2が配信中。世界中を魅了し、話題となっている。物語を彩る圧倒的な歌唱力やダンスはもちろんのこと、そのパフォーマンスを繰り出す魅力的なキャストも見どころの1つ。そこで今回は、主演を務めるオリヴィア・ロドリゴ、ジョシュア・バセットをはじめ、大注目の次世代スターたちの魅力に迫った。◆テイラー・スウィフト大絶賛!8週連続全米シングル・チャート1位ニニ役のオリヴィアは、フィリピン人の父、アメリカ人の母を持つアジア系アメリカ人。アーティスト、俳優とマルチに活躍する18歳の現役高校生。2019年に本作のシーズン1に大抜擢され、人気急上昇。2021年1月にリリースしたデビューシングル「ドライバーズ・ライセンス」で、全米・全英シングル・チャート初登場1位を皮切りに、各国の音楽ストリーミングサービスで首位を獲得、“初登場から8週連続全米シングル・チャートで1位となった史上初のアーティスト”の新記録を打ち立てた。この楽曲は、オリヴィアが「世界一のファン」と公言し、インスピレーションの源となっているテイラー・スウィフトからも大絶賛。そして5月にリリースしたデビューアルバム「Sour」が全米アルバム・チャートでも1位となったことで、デビューアルバムとデビューシングルの両方で首位を獲得した最年少アーティストとなるなど、次々に新記録を樹立。トップアーティストをはじめ、様々な分野からその活躍に注目が集まっている。◆歌唱力のみならず楽器、作詞作曲の才能にも定評! 音楽に愛されたアーティストリッキー役のジョシュアは、出身地・南カリフォルニアの教会でドラムを演奏し、ウクレレ、ギター、ピアノを独学で習い15歳のときに作曲を始めたそう。ディズニー・チャンネル作品をはじめ有名ドラマに出演後、本作のシーズン1に抜擢されると同時に、音楽活動も本格的にスタート。2020年にデビューシングルをリリースするとわずか1か月で500万回再生を記録し、「まるで第一打席でホームランを打ったみたいだ」と、数々のメディアから賞賛を受けた。今年に入ってからもバーチャルライブの開催や新曲のリリースなど、精力的な活動を行っている。さらに、この2人は米タイム誌が発表する「次世代の100人」の2021年版にも選出。本作の出演を皮切りに、一躍スターの座へと上り詰めた。◆個性が光る“ワイルドキャッツ”ほか、新星続々ミュージカルであるシリーズに欠かせないのが、高い歌唱力。アーティストとしても活躍する主演の2人はもちろん、5歳から女優兼歌手として活躍するアシュリン役のジュリア・レスターや、ミュージカル・アカデミーやボーカルグループで長年活躍したセブ役のジョー・セラフィニなど、パフォーマンスの経験や実績はお墨付き。キャストそれぞれにソロやデュエット曲があり、一人ひとりの個性が光る。シーズン2ではワイルドキャッツのお馴染みのメンバーのほかにも、期待の新星アンドリュー・バース・フェルドマンとアッシャー・エンジェルもゲスト出演。シーズン2をきっかけにスターに輝くのは誰か、キャストの活躍も要注目だ。「ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル」は、日本でも一大ムーブメントを巻き起こした映画『ハイスクール・ミュージカル』から生まれた大ヒットドラマ。同作の15年後に、新世代の高校生たちがそのリメイク版のミュージカルに向かって奮闘する等身大の姿を、友情や恋愛模様を絡めて描いた。シーズン2では、新たな舞台へと挑むことになる演劇部<ワイルドキャッツ>。春のミュージカル公演にジェン先生が選んだのは、なんとディズニーアニメーションの金字塔ともいえる『美女と野獣』。しかも、強豪ライバル校のノース高校を相手に、最も優れた高校演劇部に贈られる名誉ある賞“アラン・メンケン賞”を目指す。かつての舞台イースト高校で繰り広げられる新たなストーリーには、オリジナル映画のファンも楽しめる要素が満載。次世代のキャストたちが受け継ぐ“みんなスター”の精神、そして彼らの成長を見届けてみて。「ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル」シーズン2はディズニープラスにて配信中。(text:cinemacafe.net)
2021年06月09日「クイーンズ・ギャンビット」で今年ゴールデングローブ主演女優賞を受賞したアニャ・テイラー=ジョイが、ダークなコメディ・スリラー『The Menu』(原題)に出演する模様。「Deadline」が報じた。本作は2年前にアレクサンダー・ペインが監督し、エマ・ストーンが出演すると報じられたが、監督はマーク・マイロッド、女優もエマからアニャに変更になった。アニャの役どころは、離島の高級レストランを訪れるカップルのうちの1人。レイフ・ファインズがそのレストランで豪華な食事を提供する有名シェフを演じる。また、製作陣はレイフと『ハリー・ポッター』シリーズで共演したダニエル・ラドクリフに、“本人役”で出演してほしいとラブコールを送っているという。このニュースを聞いた映画ファンは、「アニャの勢いは『ハリポタ』出身の全員と共演するまで止まらない」と『ハリポタ』俳優たちとの共演が続いていることをジョークを交えて指摘。これまでにアニャは「クイーンズ・ギャンビット」で『ハリポタ』ダドリー役のハリー・メリング、公開を控える『Last Night in Soho』(原題)で『ハリポタ』フレッド&ジョージ役のオリヴァー&ジェームズ・フェルプスと共演している。そして、今回は“ハリー・ポッター”と“ヴォルデモート”と共演を果たす。(Hiromi Kaku)
2021年06月08日テイラー・スウィフトが、『キャッツ』以来2年ぶりに再び女優業に挑戦する。「Variety」誌などによると、今回テイラーは、『アメリカン・ハッスル』『世界にひとつのプレイブック』『ザ・ファイター』でアカデミー賞にノミネート経験があるデヴィッド・O・ラッセルの映画に出演。キャストはロバート・デ・ニーロ、マイク・マイヤーズ、クリス・ロック、アニャ・テイラー=ジョイ、クリスチャン・ベール、マーゴット・ロビー、ジョン・デヴィッド・ワシントン、ラミ・マレック、ゾーイ・サルダナらと大物ぞろいだ。ラッセル監督が長編作品を手がけるのは、ジェニファー・ローレンス主演の『ジョイ』以来5年ぶり。ラッセル監督の作品のほとんどがそうであるよう、今作も脚本は自身が執筆したという。すでに製作は完了しているとのことだが、タイトル、ジャンル、どんなストーリーか、すべてが謎に包まれたままだ。ファンの反応は、「1つの作品にテイラー、アニャ、マーゴットが出演するなんて、観ないわけにはいかない」「出演時間がたとえ10秒であろうと、絶対に観に行く!」などの期待の声が多数。これまでにエミー賞とグラミー賞を受賞しているテイラーに、「EGOTもまもなくだね!」と今作でオスカーを獲得し、最強のエンターテイナーの証「EGOT」達成を願う声も寄せられている。(Hiromi Kaku)
2021年06月02日ソニー・ピクチャーズが『Kraven the Hunter』(原題)の主演に、アーロン・テイラー=ジョンソンを起用したことを発表した。クレイヴン・ザ・ハンターとはスパイダーマンの宿敵の1人で、マーベルコミックスでは1964年の「アメイジング・スパイダーマン」に初登場。追跡や狩りの天才的な才能を持つ。「People」誌などによると、『Kraven the Hunter』の監督はJ・C・チャンダー(『オール・イズ・ロスト~最後の手紙~』)、脚本はアート・マーカム(『アイアンマン』)、マット・ホロウェイ(『アイアンマン』)、リチャード・ウェンク(『イコライザー』)に決定。プロデューサーは『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』で製作総指揮を務めたアヴィ・アラッドとマット・ホロウェイ。全米公開日は2023年1月23日に設定されている。コミックスで描かれているクレイヴンは大柄な筋肉質の男性のため、ファンは細身で『キック・アス』のイメージが強いアーロンには「合わない」と苦言を呈している。「『アクアマン』に出演していなければジェイソン・モモアに演じてほしかった」「カール・アーバンだったらパーフェクトだった」などの声が上がっているが、アーロンが「すばらしい俳優」であることは認めている。(Hiromi Kaku)
2021年05月27日コールドプレイ(Coldplay)が新曲「HIGHER POWER」を、2021年5月7日(水)にリリース。7度のグラミー賞受賞、アルバム総セールスが1億枚以上、総ストリーミング再生回数300億回以上を誇る、世界的バンド・コールドプレイ。今回リリースする「HIGHER POWER」は、2020年に配信限定シングルとしてリリースした「Reimagined」以来となる、約1年3ヵ月振りの新曲だ。「HIGHER POWER」のプロデューサーを担当したのは、マルーン5、テイラー・スウィフト、ザ・ウィークエンドら名だたるアーティストの楽曲制作を手掛ける、マックス·マーティン。ビッグスケールな楽曲をメンバーが演奏するパフォーマンス映像も、楽曲リリースと同時に公開されているので是非チェックしてみて。【詳細】コールドプレイ 新曲「HIGHER POWER」リリース日:2021年5月7日(水)
2021年05月10日セレブから読者モデルまでを手がけるEita氏3月18日、世界で活躍しているヘアメイクアップアーティストのEita氏の新刊『劇的変身!ビフォーアフター一番キレイな自分が即できる 神ワザメイク教室 動画付き マネするだけで整形超え』が発売された。Eita氏はパリコレクションなどでも活躍。世界のセレブから読者モデルまで、さまざまな人を手がけている。新刊はA5判、144ページ、価格は1,650円(税込)、学研プラスから発行されている。誰もが持つ「輝きスイッチ」を入れるメイクEita氏は日本舞踊家元を母に持ち、自身も「泉流」の名取である。1990年にフランスに渡り、パリを拠点とする20年間では、パリコレクションにて多くの一流メゾンでのチーフを務め、ファッション誌の表紙やグウィネス・パルトロウ、テイラー・スウィフトなどのメイクを担当している。Eita氏は「メイクは気分を晴れやかにし、モチベーションを高める手段のひとつ」だと語る。ファンデーションのノリがいい、眉が上手くキマった、そんな時には気分が高揚するものである。「輝きスイッチ」は年齢を問わず、全ての人が持っており、メイクをすることで「輝きスイッチ」が入る。新刊では、Eita式メイクの「基本のき」を公開。「これが私?」と誰もが驚くようなメイク術について、「肌作り編」「アイゾーンメイク編」「カラープラス リップ&チーク編」に分けて、動画付きで解説している。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※美人力PLUSシリーズ『劇的変身!ビフォーアフター 一番キレイな自分が即できる 神ワザメイク教室動画付き マネするだけで整形超え』 - 学研出版サイト
2021年03月26日2月4日、日本の人気ロックバンドMrs. GREEN APPLEが世界最大の音楽企業ユニバーサルミュージックグループとタッグを組み、新プロジェクト「Project-MGA」(読み方:プロジェクト・エムジーエー)を立ち上げた。デビュー5周年となる2020年7月8日を持ってフェーズ1完結を宣言し、活動休止に入ったMrs. GREEN APPLE。彼らは更なるエンタテインメントの可能性を広げることを目的に、ジャスティン・ビーバーやテイラー・スウィフトなど洋邦多数のアーティストが所属する世界60以上の国と地域に展開するユニバーサルミュージックグループとタッグを組み、活動を世界中に展開していく。本プロジェクトでは「最高のエンタテインメントで世界中の人々にワクワクとドキドキを提供し続ける」というビジョンを掲げ、より多くのCREWや仲間たちと、より壮大な旅を続けていくとのこと。Mrs. GREEN APPLEおよび「Project-MGA」のこれからの活動に期待してほしい。ユニバーサルミュージック合同会社 社長兼最高経営責任者:藤倉尚この度、Mrs. GREEN APPLEとユニバーサル ミュージックは、新プロジェクト「Project-MGA」を立ち上げることになりました。Mrs.GREEN APPLEという稀に見る才能と共に、世界を見据えたプロジェクトを始動することに大きな喜びを感じています。このプロジェクトを通して、国境を越えた「音楽の感動と革新的なエンタテインメント」をお届けすることを楽しみにしています。ユニバーサルミュージックグループ 会長兼CEO:ルシアン・グレンジ日本の音楽ストリーミング市場の発展に大きく貢献してきたMrs.GREEN APPLEと共に新たなプロジェクトを立ち上げることができ、大変嬉しく思います。このプロジェクトが、当社の持つグローバルなリソース、専門知識、そして情熱を活用し、Mrs. GREEN APPLEと彼らの作品を日本からヨーロッパ、北米、そして世界中に届けるための新たな機会となることを楽しみにしています 。
2021年02月04日anan創刊50周年の感謝を込めて、編集部から、ananに関わりの深いかたや「時代を象徴するスター」たちへ、感謝を込めて“金のパンダ”を贈りました。その2日目の様子を全文レポートでお届けします。神崎恵さん、バービーさん、前田裕二さん、YOASOBIさん、白石麻衣さんが登場!anan編集部さまざまなジャンルで活躍する、時代の先駆者たちanan創刊50周年にして、初開催となったanan AWARD。2020年11月8日(日)に渋谷で行われた授賞式に続き、2020年11月18日(水)、『anan AWARD 2020トレンドカルチャー』を神崎恵、バービー、前田裕二、YOASOBIが、『anan AWARD 2020 ミューズ』を白石麻衣が受賞しました。受賞式の模様、受賞者たちの言葉、全てをご紹介します。※2020年11月8日(日)のanan AWARD授賞式の模様はコチラから。【開催概要】名称:第1回anan AWARD開催場所:渋谷ストリーム ホール 6階 (東京都渋谷区渋谷3-21-3)開催日:11月18日(日)主催:SHIBUYA SCRAMBLE FESTIVAL 2020 実行委員会 / 株式会社マガジンハウス特別協賛:渋谷スクランブルスクエア【出演者】中井美穂(なかいみほ):当AWARDのMCを担当。東京都出身。フリーアナウンサー、タレント。元フジテレビアナウンサー。神崎恵(かんざきめぐみ):美容家。独自の美容法はもちろん、そのマインドやライフスタイルにも注目が集まり、多数の雑誌連載を抱える。初のボディ本『神崎CARE』(ワニブックス)が発売中。バービー:お笑いコンビ「フォーリンラブ」のボケ担当。エシカルな活動でも注目され、異色の芸人として活躍。TBSラジオ『週末ノオト』でナビゲーターを務める。2020年2月、下着メーカー「ピーチ・ジョン」からアンダー90サイズのブラジャーを商品化し話題に。前田裕二(まえだゆうじ):「SHOWROOM」代表。著書『メモの魔力-The Magic of Memos-』(幻冬舎)が、‘19年ビジネス書年間ランキング1位を獲得。『スッキリ』(日本テレビ系)火曜コメンテーターなど、その発言力が注目を集め、メディアでも活躍。YOASOBI(よあそび):コンポーザーのAyase、ボーカルのikuraからなる、「小説を音楽にするユニット」。2019年11月に公開された第1弾楽曲「夜に駆ける」は、各種配信チャートで1位を席巻し、さらにストリーミング総再生回数は2億回を突破。原作小説の書籍化や電子コミック化も発表し、ますます展開の幅を広げている。白石麻衣(しらいしまい):1992年8月20日生まれ、モデル、女優。『白石麻衣 乃木坂46 卒業記念メモリアルマガジン』(講談社)が好評発売中。オフィシャルインスタグラムは@m.shiraishi.official「ご挨拶」司会・中井美穂中井:本日は第1回anan AWARDをご視聴いただきましてありがとうございます。1970年に創刊し、2020年、50周年を迎えたananは、現在の日本のL判女性誌の雛型となった、日本で初めてのオールグラビアのライフスタイル女性誌です。これまで「すべての女性の、いま好きなこと」をテーマに、常にその時代の女性の気持ちに寄り添い、流行、ファッション、気分を追いかけながら、時のスターの方々を取材してきたananが創立50周年を記念して立ち上げたanan AWARD。ムーブメントの先駆けになった人、時代の象徴となった人、モノ、コトに、時代を象徴するスターとしての感謝を込めて、anan AWARDを贈呈します。第1回anan AWARDは、先日11月8日と、本日の2日間にわたって各賞を発表しております。11月8日には、『anan AWARD 特別賞』『anan AWARD 50th大賞』『anan AWARD 2020大賞』を発表いたしました。本日は『anan AWARD 2020トレンドワード』『anan AWARD 2020トレンドカルチャー』、そして『anan AWARD 2020 ミューズ』を発表いたします。申し遅れました、本日の司会を務めさせていただきますアナウンサーの中井美穂です。どうぞよろしくお願いいたします。『anan AWARD 2020トレンドワード』anan編集長・北脇朝子中井:それでは、さっそく発表を始めていきましょう。まずは2019年から2020年の1年間、約50本近い特集のなか、大変反響のあった言葉やタイトルの数々、その中から時代の気持ちとリンクし、潜在的であったトレンドが顕在化し、そこからムーブメントになっていったトレンドワードをご紹介していきます。ここからはanan編集長の北脇朝子さんにご登場していただいて、トレンドワードを生み出した特集についての裏話なども伺っていきたいと思います。それでは、anan編集長の北脇朝子さんです。どうぞステージにお向かいください。(拍手)中井:anan編集長の北脇朝子さんです。北脇:よろしくお願いいたします。中井:編集長は落ち着いていらっしゃるように見えますけれども、実は、意外と緊張されるタイプなんですよね。まず、配信をご覧いただいている皆さんに北脇さんからご挨拶をいただきたいと思います。よろしくお願いします。北脇:本日もお集まりくださいましてありがとうございます。anan AWARDは先日、大賞の発表をさせていただきましたが、本日、また様々なトレンドで話題になった方々を発表していきたいと思います。よろしくお願いいたします。中井:よろしくお願いいたします。今回はanan AWARDの「トレンドワード」というカテゴリになるわけですけど、それでは早速発表していきたいと思います。「トレンドワード」、まずひとつめは2019年の9月4日号に登場した「相性(バディ)」という言葉なんですが。北脇:そうですね。ananは「相性(バディ)」特集を長年させてきていただいたんですけれども、やっぱり2人の関係性というのは、自分投影もできますし、切磋琢磨しながらいろんなドラマを見せてくださる方に共感したり、応援したりするなかで、いろんな表現があると思うんですよ。例えば仲間とか、カップルとか、ペアとか。そのなかで、バディという言葉って、すごくカッコいいというか、今の時代を表す、お互いが共感し合って成長していくということを表す言葉ですよね。もともとずっと昔から使われている言葉ですけれども、改めて、例えば男と男であったり、男女であったり、仲間であったりするなかでの共感性があって、お互いに刺激し合える関係性というのがすごく今の時代を表しているのではないかなと思って。「相性」と書いて、2人の関係性に特化した特集を、この時させていただいたんです。表紙に出ていただいた方も、実際、グループでありながら2人の仲の切磋琢磨の形があって、すごく共感性があるおふたりにご登場いただいたこともあり、発売前にすごく話題になり、実際に書店から本が消えるという現象が起こりました。ちょうどこの時って、「チーム」とか「ワンチーム」の言葉が流行って、すごくよいタイミングではあったんですけれども、やっぱりこの「相性(バディ)」、2人の関係の中の物語っていうのも非常に増えてきて。本当にいま「相性(バディ)」ものってものすごく増えてますけど、ちょっと早く特集させていただいたかなっていうのはananとしては本当に良かったなって思っています。中井:私がいつもすごいなと思うのは、表紙の方のお名前の下にちょっとしたコピーが入るじゃないですか。ここがね、「宿命のふたり」っていうコピーなんですよ。そこが、なんて上手いんだろうと思いました。北脇:いやもう、ハマったなと思って(笑)。中井:まずひとつ目が「相性(バディ)」。モノクロページの特集とかも、本当によくできていて、それはやっぱりひとつの見応えであると。北脇:古今東西の歴史もそうですし、いろんなところ、いろんな関係性で、いろんな形の2人が織りなす物語を、皆さんが意識的にも無意識的にも見ていらっしゃいますよね。その中に共感とか、応援とか自己投影とかができるっていうのが面白いところかなと思っています。中井:さあ、それでは続いて参りましょう。続いては2019年11月20日号に登場した「体内美容」という言葉です。美しい腸と書いて、「美腸」とか「美肌」はよく言われますけど、あとは「血管力」とか「デトックス」とか、そういった言葉が並びますね。北脇:実は昔からananではこういった特集をさせていただいていて。今まさに、健康に関して皆さん気をつけていらっしゃる中で、カラダの中からちゃんとキレイに、きちんとしたいっていう意識がすごく高まっているなかで、この時も特集させていただきました。ずっと特集させていただいた中で、より注目を浴びるきっかけになった時期だったのかなって思います。やっぱり皆さん、ちゃんと自分のカラダをケアしなきゃ、無茶をしないなかでどうできるか、という考えがちょうどこの頃から浸透していって。まさにこの中に「腸活」とか「血管力」とか、ひとつひとつのカラダの中のことをきちんと見直したいっていうニーズが高まった段階の、この特集でした。中井:だって表紙が体内美容レシピで、この腹筋と胸筋を見せられるっていうのは、なかなかのものですよ。北脇:カラダの中からも外からもカッコよく、キレイになる、っていうのも表紙とタイトルですごく注目を集めた。ありがたいことに完売して。表紙も素晴らしかったです。中井:右上に岸優太さんのお名前がありますね。その下に、「やみつき天然素材」(笑)。北脇:そうですね(笑)。彼はお料理がすごく上手な方で、それですごく親和性が高かったかなと思っております。中井:さあそれでは続いて3つ目にまいりましょう。3つ目は2020年8月26日号に登場した「美容男子」です。美容に関しては、本当にボーダーレスな時代になりましたねぇ。北脇:そうですね。もうずっと美容の特集は女性がカバー(表紙)で、美容は女性のもの、っていうのも変ですけど。いまや男性も当たり前のようにスキンケアをし、当たり前のようにメイクをする時代になってきていて、本当にカッコよくあるために男性の皆さんが気をつけているなかで、今年はそれが特に顕在化したのかなって思っております。で、本当に話題になりまして。中井:『モテコスメ大賞』特集ですねからね。これ。北脇:男性が表紙を飾ってくださったのは初めてで、出演してくださった渡辺翔太さんご自身が非常に美容に詳しい方で、カッコよくいらっしゃるための美容であるってことも含めてすごく時代にマッチした方が現れたなって。時代の中で走っているなかで、こういう方が出てくるんだなと、すごく思った特集でもあります。まさに今、そういう方々が続々と出ていらっしゃって、メンズの美容特集は当たり前に組まれる時代になってきて、それが、男性も女性も、女性がメイクのことを仰ってくれたり、男性がメイクのことを仰ってくれたり、男女一緒に共感できるっていうのが、すごく今の時代の新しさだなっていうふうに感じます。中井:さあ、そして最後は、2020年10月21日号に登場した「半径2メートル」というトレンドワードです。北脇:これはもうおわかりのように、みなさんも今年はすごく見られた言葉だと思うんですけれども、まさにソーシャルディスタンスではあるんですが。今のこのコロナ禍の時代で、自分の周囲とか、2メートル以内に気をつけながら暮らしているなかで、これは秋に出させていただいたんですけれども、その生活様式に慣れてくる、っていうよりちゃんとそこと向き合っていくというところで。その2メートルの距離のなかで、ちゃんと快適に過ごすということに焦点を当てて特集させていただいたんですけれども、人との距離感であるとか、暮らしの中の距離感を表すワードとして、ソーシャルディスタンスの距離を敢えて使わしていただきました。そこもすごく今の時代にマッチして、皆さん共感してくださって。この表紙に出てくださったSexy Zoneの皆さんも、ちょうど4人から5人に戻られるタイミングで出てくださったのも、そのお互いの関係性とか距離感の物語とマッチしていて、すごく素敵な特集の一冊になったんじゃないかなと思っております。中井:そうですよね。この帰ってくる場所っていうサブタイトルが小さく載っているんですけど、あぁそうだったんだ、っていうのと、私たちの時代だったら、これ、四畳半って言われてた時代ですよね(笑)。四畳半のライフスタイルを、どう美しくするかっていう、時代から考えたらコロナのことがあったとはいえ、「半径2メートルのライフスタイル」っていうのがこの時代なんだなぁって。北脇:そこをみなさんがどう快適に自分の中のいい距離感で暮らすかっていうことが、今まさに皆さんの課題でもあり、自分たちの課題なのかなって思っております。中井:ということで『anan AWARD 2020トレンドワード』を発表させていただきました。こうしてみるとananというのは本当に時代を映す鏡でもあるし、新しいカルチャーを見つけていく雑誌、提案していく雑誌でもあるんですね。北脇:そうありたいと思います。この時代のなかで、今みんなが思っていることとか悩んでいることであったり、素敵でありたいと思うことを、キーワードとともに顕在化するような。より良くなるためのことをいつも追求していきながら、そのいろんなムーブメントの種とか気持ちを顕在化できるような、そこのお手伝いをできる特集、雑誌だったらいいなと思っています。中井:いろんな気づきが毎回ananによって与えられているなという気がいたします。北脇編集長と共に『anan AWARD 2020 トレンドワード』を発表させていただきました。北脇編集長でした。ありがとうございました!北脇:ありがとうございました。『anan AWARD 2020トレンドカルチャー』神崎恵、バービー、前田裕二、YOASOBI中井:さあ、それでは続けてまいりましょう。続いては、ananの特集誌面に多くご登場いただいて、今の時代に合った仕事、恋愛、ライフスタイル、エンターテインメントについての新しい考え方や切り口を提案してくださった方々にお贈りする『anan AWARD 2020トレンドカルチャー』の発表です。受賞されたのはこちらの4組です。(映像『anan AWARD 2020トレンドカルチャー』神崎恵、バービー、前田裕二、YOASOBI)中井:『anan AWARD 2020トレンドカルチャー』1人目は神崎恵さんです。神崎恵さんは美容家としてスキンケアやメイク、ボディケアのテクニックから精神面での自分磨きまで力強くユニークなメッセージを発信。女性たちから圧倒的な支持を得ています。常に時代のトレンドに自らの個性をプラスしてアップデートし続ける姿は、女性はいくつになっても、自分らしく、可愛らしく輝き続けられる、ということを私たちに教えてくれています。また、今年は女優としてドラマでも初主演するなど、新しいことにチャレンジし続ける姿からも目が離せません。ananでは『色気を呼ぶ女の育て方』『ミューズの美乳論』など数多くの企画で独自の美容論を展開。いつも読者の“美”へのモチベーションを大きく高めてくださっています。これらの活動を称え、『anan AWARD 2020トレンドカルチャー』を贈ります。おめでとうございます。(拍手)中井:では続きまして、『anan AWARD 2020トレンドカルチャー』お2人目はバービーさんです。バービーさんは自分のサイズにフィットするブラがないという多くの女性に共通する悩みと向き合い、自ら企画を持ち込み、2020年2月、アンダー90サイズのブラジャーを商品化。このことは女性たちに今ある自分のカラダをいたずらに他者と比べることなく誇り慈しむという意識を与えてくれました。また、故郷・北海道栗山町の地域再生活動など、芸人としての顔とは別の社会貢献活動や発言でも注目を集めていらっしゃいます。ananの誌面では2020年4月1日発売の『今、私たちにできること』特集、9月9日発売の『美乳強化塾』特集にご登場いただきまして、多くの反響を呼びました。これらの活動を称え、『anan AWARD 2020トレンドカルチャー』を贈ります。おめでとうございます!(拍手)中井:さあ『anan AWARD 2020トレンドカルチャー』3人目は前田裕二さんです。時代を捉える独自の視点と、それを伝える鮮やかな表現力で存在感を放つ新時代の実業家、前田裕二さん。代表を務める会社「SHOWROOM」においては、旧来のエンターテインメントに新しいテクノロジーを掛け算し、アジアから世界中に夢中を届けるという経営理念を掲げ、その実現を目指し、日夜情熱を注がれています。またその本質を見抜く分析力やコメント力にも定評があり、コメンテーターとしても引っ張りだこ。ananでも誌面には多数ご登場いただいており、その登場回数はこの2年間で実に8回。もはや今を語るのに欠かせない人となりました。これらの活動を称え、『anan AWARD 2020トレンドカルチャー』を贈ります。おめでとうございます!(拍手)中井:『anan AWARD 2020トレンドカルチャー』4組目はYOASOBIさんです。コンポーザーのAyaseさん、ボーカルのikuraさんからなる小説を音楽にするユニット、YOASOBI。小説によって縦横無尽に変化する独自の世界観は楽曲、ミュージックビデオさらにはコミックや実写映画などアーティストとしての枠組みを超えて広がり、デビュー1年を待たずしてJ-POPシーンに革新的な布石を打ち込みました。ananでは9月16日発売の『言葉のチカラ』特集にご登場いただき、多面的に言葉を扱うおふたりならではの奥深い音楽の可能性を提示してくれました。私たちの予想を超えた新たな一面を見せてくださるおふたりの活動を称え、『anan AWARD 2020トレンドカルチャー』を贈ります。なお、YOASOBIのおふたりはご都合により本日は欠席なさっていらっしゃいます。中井:それではこちらにお越しくださいました3名の皆さまにお話を伺ってまいります。まず、神崎恵さんから今のお気持ちをお聞かせください。神崎:はい。とてもとても、本当に嬉しく思います。今年はですね、本当に色々なことが変わりまして、私自身、ふと立ち返り、自分のこれからだったり、今までのことを考えた年だったんですね。そんな中で、考えたり悩んだりした一年だったので、こうしてこんな素晴らしい賞をいただけて本当に嬉しく思っております。ありがとうございました。中井:今日も素敵なドレスで。コンセプトはあるんですか? 今日これを着よう! っていう。神崎:今日はですね。私が美容の仕事をしているものですから、肌がキレイに見える色をということでスタイリストの方が選んでくださいました。中井:今日も素敵でいらっしゃいます。それでは神崎さんにとってananというのはどんな存在ですか?神崎:そうですね。物心ついた時から私もananをずっと読んできたんですけれども、やはりいつの時代も女の子が、本当は気になっているけど聞けないことだったり、本当はここどうなの? っていうところを、まっすぐに教えてくれる本だったので、それが今も変わりなく、実際今も、私も読んで、本当になるほどね、って思うこともありますし、いつも勇気をくれたり背中を押してくれたり、先輩のような存在だなと思っております。中井:今後チャレンジしてみたいことは、どんなことがありますか?神崎:やはりこの一年、美容というものが女性にとって、ここまで勇気をくれる、力をくれるというものなんだなというのを私自身実感しましたので、それを変わりなく皆さんにお伝えできたらなと思っております。それに加えて、やはりこう、何かを成し遂げる気持ち良さというのを、今年私自身が感じたことがありまして、来年は、何年かかかってやっと実現できるような目標を立てまして、それに向かって頑張ろうと決心したところです。中井:素敵ですね。すぐにわかるんですか? 来年になったら。神崎:何年かかかるので、それが実現したらご報告したいなと思っています。中井:そのチャレンジし続ける姿を、また追いかけさせていただきたいと思います。神崎恵さんです。ありがとうございました。(拍手)中井:では、続いてバービーさんにお話を伺います。バービーさんも今日はキラッキラですね。バービー:ねー。本当に輝いちゃってますね。申し訳ない! イメージとしては日本のテイラー・スウィフト? そこらへんをイメージしたんですけれども、ドレッシーな場でもいかようにでも、ヒップの美しさと脚を広げられるパンツスーツを、意識して履いてきました。中井:やっぱり全然負けてないのがすごいですね! そのキラキラに、ご本人のキラキラが。バービー:絶対に着てやるぞっていう自信だけはあります。中井:そこ! 大きいですね。さあ、いま受賞なさったお気持ちをお願いいたします。バービー:いやまさか1年前はこんなことになるとは思ってなくて、私も激動の一年だったんですけど。ちょうど1年ぐらい前に、土屋太鳳ちゃんのモノマネをして、はしゃいだ勢いでアキレス腱を切って、それをきっかけにしていろんなことが巻き起こったこの激動の一年だったんですけど、まさかこういう賞をもらえるなんて思っていなかったので、とっても嬉しいです。今まで、お下劣芸人一強でやってきましたので、まさかこんな別の形で別の人の笑顔が見られるなんて思ってなかったですね。中井:はい。バービーさんにとってananってどんな存在ですか?バービー:私、学生の時に、プロフィール帳みたいなところに、anan の連載を持つことが夢だって書いたことがあるんですよ。だからそれぐらい、私にとっては憧れの雑誌だったんですけど、私は書くことでいろいろ目標を達成していくっていうのがルーティンでよくやっていたんですけど、それだけは叶っていない夢ですね。中井:でもここでかなり言ったので、ねえ。バービー:大人の顔をじっと見ておきますね?中井:(笑)バービー:あと、今回この私が色々お仕事させてもらうようになってから、いま紹介してくださった以外に、もう1件仕事させてもらっているので、計3回くらいananさんでは一緒にさせてもらったんですけど、今年はハジメさんと4回しか会っていないので、あと1回くらいでハジメさんと並ぶくらいananさんにはお世話になったなっていう感じがしてます。中井:さあ、そのブラジャーを手掛けられたことで大変話題にもなりましたし、すごく美しい姿も見せていただきましたが、次にこれをやってみたいっていうことはありますか?バービー:私はどうしてもインドネシアの歌姫になりたくてですね。中井:インドネシアの歌姫!?バービー:はい。これはずっと前から言っているんですけど、いま失笑が起こったように、誰も本気にしてくれないという。YouTubeにも載せているんですけど、一番動画再生回数が低くて、これ、来年は必ず実現したいなと思っています。中井:はい。楽しみにしております。ありがとうございました。さあそして、続いて前田裕二さんです。前田さんは、衣装はどうですか? 一応聞いておきます(笑)。前田:本当に年に一度か二度くらいしかフォーマルな格好をしないので、とてもフレッシュな気持ちでここに立っております。中井:とてもお似合いになっていらっしゃると思います。受賞の感想からお聞かせください。前田:ありがとうございます。まずは、驚き、喜び、そして感謝の3つの感情が大きくあります。このような栄えある賞をいただき、バービーさん、神崎さん、そしてYOASOBIさんと一緒にこの場に立たせていただいているという事、これ自体まず、すごく驚きと喜びが大きいんですけれども。それに加えて、今年一年通じて特に感じたことは、どう考えても「自分の実力以上の成果が出ている」という事に対する、圧倒的な感謝でした。例えば、今8回って聞いて僕も驚いたんですけれども、なぜ何度もananさんに取材いただけるかというと、毎回その取材いただいた記事が、ちゃんと皆さんに届いていて、ネット上でちゃんと話題になっていたりとか、拡散されていたりするっていうことがあると思うんです。それは、もう明確に、僕の発信を応援してくださるコミュニティがあり、そこに、本当に僕と同等以上に、前田裕二の活動を広げていきたいと思ってくださる方がいて。それこそ自分の出している本も65万部を超えてみたいなところまできたんですけれど、本当だったら、自分の実力だとどんなにやっても、せいぜい5万部、10万部だろうなって本気で思うところを、もっと全然高いところに連れていってくださったのは、自分の周りにいつもいてくれる温かい皆さんのおかげだなというのを、心底感じました。それがいちばんの感想です。中井:そんな前田さんいま注目しているものって何かありますか?前田:今日はたまたまYOASOBIさんがいらっしゃらないんですけれども、「ネットアーティスト」ですね。中井:ネットアーティスト!前田:たぶん、これはすごく面白い現象で、実は1億回再生されているミュージックビデオなのに、一般には知らない人もいる。この現象がすごく面白くて。それこそYOASOBIさんの「夜に駆ける」が1億回再生されている裏側には何があるんだろうか? などと、現象の背景を考察することが個人的にも好きなんですけれども。例えば「夜に駆ける」っていう歌だと、「タナトスの誘惑」っていうストーリーが裏側にあって、そのストーリーって明確に“死”をテーマにしていて、いまこの時代に、“死”をテーマにした歌が1億回再生されるこの日本。これってやっぱなんか、コロナ禍がおきたことと、人の死生観の変化という視点で、非常に考えさせられるところがあるなと。こういうことを考えるのが最近一番好きです。中井:なるほど、このコロナ禍になって人々がどうしてもそこを意識せざるを得ないと…。そこに注目をしていらっしゃるという。今これを聞いて「じゃあ見てみよう」って新しく出会える人もいるかもしれないですね。今後のananに期待されること、教えていただけますか?前田:2つあります。1つはananならではのケミストリー。ここじゃなきゃ実現しない人同士のコラボや化学反応、あるいは、人と珍しいテーマとの掛け算、ってけっこうあるような気がしてまして。たとえば、関ジャニ∞の大倉くんとのコラボは、大変印象深かったです。僕もずっとプライベートでお話する機会は多かったんですけれども、こうやってオフィシャルな場で、しかも「色気」について語るっていう時間をいただいて。こういう掛け算、ananでしか見られない化学反応をたくさん見ていきたいというのが1点ですね。2つ目は、ネットコミュニティ。ananってやっぱりリアルな雑誌なわけですけれども、僕らが得意にしているようなネットの領域にこのコロナ禍においては、どんどん進んでいかなきゃということを、たぶん編集の皆さんも考えていらっしゃると思うんですけど。例えば、オンラインサロンのようなコミュニティをネット上に作って、みんなで創りあげるananみたいな挑戦も仕掛けていけると、ananのもつ影響力がますます広がってものすごく面白いことになりそうだなあ、と思います。中井:はい。ありがとうございます。もしかしたら来年あたり、ここで言ってたことが実現しましたね、ってことになるかもしれない。前田:ですね。楽しみにしています。中井:はい。ありがとうございます。前田裕二さんでした。さあ、そしてYOASOBIのおふたりからはメッセージをお預かりしております。こちらの映像をご覧ください。(YOASOBIさんの映像)Ayase:この度、こんな光栄な賞をいただけるということで、嬉しいです。ありがとうございます。ikura:ありがとうございます。Ayase:『anan AWARD 2020トレンドカルチャー』、この賞ができて初めてのということで、本当に光栄の限りです。ありがとうございます。もう怒涛の一年でしたね。ikura:そうですね。もういろんなことがあって。Ayase:必死に振り落とされないように、しがみついて一個一個のことに真摯に向き合って頑張っていこうという一年だったので、その中で光栄な賞をいただけて、本当にありがとうございます。YOASOBIは2020年は本当にいただけるお話だったりとか、変わっていく変化にもただついていくだけで必死で、って感じだったので、2021年は自分たちからもさらにどんどん発信していくっていう力を広げていってもっと自分たちにしかできないことを追求できたらいいなと思っております。ikura:新しい挑戦も色々していきたいですね。ananさん50周年ということで、私たちYOASOBIはデビュー1周年なので、本当に大先輩ということで、実際雑誌に掲載させていただいた時も、すごく嬉しい気持ちでいっぱいだったので、これからもananさんとYOASOBIも一緒に歩んでいけたら嬉しいなと思います。Ayase:2021年も、ぜひ僕ら頑張っていきますので、一緒にananの歴史が増えていくのとともに、僕らもいい歴史を創っていけたらいいなと思っているのでよろしくお願いします!ikura:またananさんに伺わせていただくことがあれば、ぜひぜひ呼んでください!(以上、YOASOBIさんの映像)中井:はい。YOASOBIのおふたりからのメッセージをご覧いただきました。ありがとうございました。さあそれでは最後に、配信をご覧の皆さまに、おひとことずついただいていきたいと思います。まず、神崎恵さんからお願いいたします。神崎:はい。配信をご覧くださっている皆さま、初めまして、神崎恵です。私はいつも美容の仕事をしてますので、やっぱり美容のお話になってしまうんですけれども、美容の仕事をしていると、女性って色々やらなければいけないことが多くて、本当に大変な生き物だなと毎日思っているんですけれども、それでもそんな中、美容というものは毎日を鮮やかにしたり、楽しくしたり、時に自由にしたりしてくれるものだなぁ、と思っています。なので、何かと雑音が多い“今”ですけれども、やはり自分を楽しんで自由を勝ち取って生きていけるように、これからも美容というものを味方につけて、その方法だったり、っていうのをお伝えしていければなと思っています。みんなで円陣を組んで楽しんでいけるようなね、女ってなかなかやりがいがあるというか、そういうところをみんなで楽しんでいければなと思っております。今日は本当に素晴らしい賞をいただきましてありがとうございました。中井:ありがとうございます。(拍手)中井:では続いてバービーさん、お願いします。バービー:はい。私は今いろんなジャンルで活動させてもらっているんですけど、原動力はすべて、ワクワクするっていうのを基準にいつも動いています。だから、少しでも皆さんにワクワクしてもらえるようなことが提供できたらな、きっかけづくりができたらなと思って、2年前から「ワクワククリエイター」を自称しております。引き続き「ワクワククリエイター」を名乗りながら、これからは「ラブクラスター」としても生きていこうかなと思っているので、そういったものを皆さんに発信できたらなと思っています。中井:ありがとうございます。(拍手)中井:それでは、前田裕二さん、お願いします。前田:今日もすごいTwitter上で、この配信を見ます! って言ってくださっている方が多くて、そういった方々が見に来てくださっているんだなと思うと、あまり緊張せず、いつも通りの自分で、大変心強い気持ちでここに立てることに本当に感謝します。お忙し時間に、見てくださってありがとうございます。そして初めて見ましたよという方は、前田と申します。僕がananという文脈で皆さんにお伝えしたいのは、僕がananに気づかされたというか、anan きっかけで、よりやるようになったことが「世の中の現象とド真面目に向き合う」ということ。これを、すごく意識的にやるようになったんですね。なんでマイメロちゃんが、こんなにみんなを支えているのか、っていう記事のテーマがあったんですけれども。これは、普段は絶対考えない(笑)。マイメロが現象とわかっていても、スルーしてしまう。マイメロちゃんのツイートを最初から最後まで全部見返すなんて、ananの取材機会がないと、ずっとやらなかったかもしれない。なんとなくマイメロちゃんってこう、可愛いし、ひらがなでツイートしてて癒されるなぁ、というぐらいしか思ってなかったんですけれども。ここまでマイメロが多くの人の心を支えているのは何でだろうか、という揺るぎない世の現象を、本当に超ド真面目に考える時間をいただいて、自分なりの視点を深めることができて。そしてそこから抜き取ったことが、自分の人生に今、とても生きているので、そういった旅をこれからもanan、そしてご覧の皆さんと楽しんでいけたらいいなと思っています。SNS中心に僕はかなり皆さんとよく絡んだりして、インタラクティブに会話していますので、こんなことを分析してほしいとか、こんな現象が起きてますよ、ってことがあったら、ぜひ教えてほしいなと思います。この度は、貴重な賞を本当にありがとうございました。(拍手)中井:ありがとうございました。以上、『anan AWARD 2020トレンドカルチャー』の発表でした。受賞者の皆さま、本当におめでとうございました。これからさらに活躍を期待しております。ありがとうございました。『anan AWARD 2020ミューズ』白石麻衣中井:それでは続いてまいりましょう。続いては、ananにご登場いただく女性の中で、その年、もっとも読者の憧れと共感を集め、この先の活躍にもますます期待のかかる方にお贈りする『anan AWARD 2020ミューズ』の発表です。受賞されたのはこの方です。(映像『anan AWARD 2020ミューズ』白石麻衣)中井:受賞されました白石麻衣さんです。おめでとうございます!(拍手)中井:さあそして、50年もananのキャラクターとして愛されておりますananパンダが金のパンダをお持ちしましたので、どうぞお受け取りください。おめでとうございます。ポーターのananパンダありがとうございました! ちょっと痩せ気味だけど大丈夫かな?中井:白石麻衣さんですが、国民的アイドルグループ「乃木坂46」の顔として、その圧倒的美しさと、抜群の親しみやすさで女性も憧れ、共感を抱く新しいアイドル像を切り開きました。すべての人に夢と憧れを与える女性アイドルとしてのストイックな姿勢は、男女問わず多くの人々の胸を打ち、支持を集め、今や時代のミューズ的存在に。ananの表紙にもこれまでに「乃木坂46」として3回、ソロでのご登場3回と、近年のananの表紙を飾った女性として最多のご登場をいただいております。コロナ禍の中で卒業公演が延期になるなどの状況下でも、YouTubeチャンネルの解説、女優業への積極的なチャレンジなど活動の幅を広げながらトップアイドルからさらなる進化を遂げようとしている姿勢に共感を込めて『anan AWARD 2020ミューズ』をお贈りします。なお、白石さんは来週11月25日に発売のananでも表紙を飾っていらっしゃいます。後ほどその映像、写真などもご覧いただければと思います。それでは、お話を伺わせていただきます。まず、受賞の感想からお聞かせください。白石:はい! 白石麻衣です。記念すべき創刊50周年という年に、このような素敵な賞をいただけたことを本当に嬉しく思います。ありがとうございます。中井:今日はグリーンのロングドレスですけれども、今お召しになってみて、どんなお気持ちですか?白石:すごく背筋が伸びますし、色の入った素敵なドレスを着て、またひとつ大人になった気持ちです。中井:とても素敵でいらっしゃいます。創刊50周年を迎えたanan、白石さんにとってはananってどんな雑誌、どんな存在ですか?白石:ananさんはメイクやファッション、そしていろんなトレンドの時代を彩るアイコン的な存在だって思っております。中井:乃木坂46でも、単独でも、非常に多く表紙を飾っていただいています。さまざまな企画にもご登場いただいたのですが、いちばん思い出に残った企画ってなんですか?白石:本当にたくさんの企画に出させていただいて、思い出はたくさんあるんですけれども、先日しいたけ.さんの占い特集で、いろいろ診ていただいて、思い出に残る一日になりました。中井:しいたけ.さんってイラストじゃないですか。ご本人はどんな人?白石:でも、あのイラストの感じでした! メガネをかけていらっしゃって、素敵な方でした。中井:素敵な方でしたか。いろいろ新しい自分も発見されました?白石:そうですね。いろいろ診ていただいたんですけれども、カラー診断もしていただき、こういう感じなんだなと! 私にとっても当たっているところがあったり、発見があったり、すごく楽しい撮影でした。中井:それが11月25日発売のanan、いま表紙が映っていますが、乃木坂46卒業後、初の表紙となりました。この日の表紙の撮影はどうでしたか?白石:すごくリラックスして撮影できましたし、撮影したファッションのカラーも、私の診断カラーをちょっと取り入れて、お洋服も決めていただいたので、ぜひたくさんの方に見ていただけたら嬉しいなと思います。中井:はい。今日お見せになっていらっしゃる表情とか、雰囲気とまた全然違う感じの表情ですけれども、楽しかったんですか?白石:楽しかったですねー!中井:卒業されてからおひとりでというのは、何か特別なものがありますか? それともあんまり変わらないですか?白石:寂しい気持ちはたくさんあるんですけれども、すごくメンバーからもたくさん背中を押されて、パワーをもらったので、これからソロになっても頑張っていける気がします。中井:1か月経ちましたが、これからどんなことにチャレンジしてみたいですか?白石:そうですね。今後はモデル業だったり、女優業だったり、いろんなジャンルに挑戦していけたら嬉しいなと思います。中井:そういった姿を見せていただけることを楽しみにしています。それでは最後にananの読者の皆さまに、ひとことメッセージをお願いいたします。白石:はい。今回このような素敵な賞をいただけたことを本当に嬉しく思います。ありがとうございます。今後ともひとりの女性として美しくいられるようにananさんと共に頑張っていけたらいいなと思います。今日は本当にありがとうございました。中井:ありがとうございました。『anan AWARD 2020ミューズ』を受賞されました。白石麻衣さんでした。おめでとうございました。そしてありがとうございました!白石:ありがとうございました!(拍手)中井:さあ皆さま、本日は第1回anan AWARDをご視聴いただきまして、誠にありがとうございました。創刊50周年を迎えましたananではこれからも、「すべての女性の、いま好きなこと」をテーマに、時代の女性の気持ちに寄り添い、流行、ファッション、そして気分を追いかけていきたいと思います。皆さまどうぞ、これからのananにもご期待いただきたいと思います。本日はご視聴いただきましてありがとうござました。
2020年12月25日日本でもスマッシュヒットを記録したオリヴィア・ワイルド初監督作『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』のBlu-ray&DVDの発売が2021年2月26日(金)に決定。豪華特典も明らかになった。オリヴィア・ワイルドが監督を務めたほか、脚本、主演の全てが女性で、これまでになく大胆でパワフルな青春コメディとして話題を呼んだ本作。米公開時にテイラー・スウィフト、ナタリー・ポートマンら多くのセレブが絶賛と支持を表明し、数々の映画賞を席巻。今夏公開された日本でもスマッシュヒットを記録。ビーニー・フェルドスタインやケイトリン・デヴァーらキャスト陣の魅力も相まってSNSの口コミでも「今年ベスト級」の声が続出した。Blu-ray&DVDのデザインを手掛けるのは、本作の劇場公開時のアートワークを手掛けた大島依提亜氏。豪華版Blu-ray/DVDの特典には、神出鬼没、奇想天外なキャラクターで観客から熱狂的な視線を浴びたジジ(演じるのは故キャリー・フィッシャーの娘であるビリー・ロード)をイメージしたノートが付属。さらに、コラムニストの山崎まどかによる「モリーとエイミーのお部屋トリビア」リーフレットも封入される。映像特典には、オリヴィア監督やキャストによるインタビューを収録。Amazon.co.jp限定で、海外版キーアートを使用した非売品ミニポスター付き商品も販売される。なお、映画配給会社ロングライドの公式ウェブストア「LONGRIDE STORE」では、公開時に話題となったイラストレーター/漫画家のサヌキナオヤ氏による、モリーとエイミーのサイドストーリー4コマのしおり付きで、豪華版Blu-ray/DVDを数量限定発売。さらに、オリジナルスウェットと豪華版Blu-rayのスペシャルパックも50セット数量・期間限定で発売。劇場用パンフレットも同ストアで販売されている。『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』Blu-ray&DVDは2021年2月26日(金)より発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブックスマート卒業前夜のパーティーデビュー 2020年8月21日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2019 ANNAPURNA PICTURES, LLC. All Rights Reserved.
2020年12月15日オーディオ ストリーミングサービス・スポティファイ(Spotify)が、2020年の音楽シーンを振り返るランキングを発表! 集計期間は、2020年1月1日から11月27日。まずは、国内ランキングからチェック!日本国内ランキング1位は「Official髭男dism」オフィシャルヒゲダンディズム(Official髭男dism)は、「国内で最も再生されたアーティスト」「国内で最も再生された楽曲」「国内で最も再生されたアルバム」のそれぞれで1位を獲得し、3冠に輝いた。「日本のスポティファイで初の快挙ということでとても光栄です。 自分たちの音楽を沢山の方が聞いてくださっている事が本当に嬉しいです。感謝の気持ちを胸に、さらなる楽曲制作に励んでいこうと思います」 (Official髭男dism)なお、「国内で最も再生されたアーティスト」では、3位にキングヌー(King Gnu)、4位にあいみょんがラインクインし、「国内でスポティファイからインスタグラム(Instagram) ストーリーズ(Stories)で最もシェアされた楽曲」の2位にバウンディ(Vaundy)、3位に藤井 風の楽曲がランクインするなど、注目の新進アーティストをプレイリストやライブイベントを通してバックアップするスポティファイの「アーリーノイズ(Early Noise)」プログラムに過去選出されたアーティストの活躍が目立った。ストリーミングサービスとソーシャルメディアから新たなヒット曲が続々登場した今年、国内バイラルチャート(※注1)の年間ランキング1位は、ヨアソビ(YOASOBI)の「夜に駆ける」、「国内でスポティファイからインスタグラム ストーリーズに最もシェアされた楽曲」は瑛人の「香水」に。近年国内外でリスナーが急増しているポッドキャストでもランキングが制作され、「日本国内で最も再生されたポッドキャスト番組」の1位は「Hapa英会話 Podcast」がランクイン。「kemioの耳そうじクラブ」や「ロバートpresents聴くコント番組~秋山第一ビルヂング~」などの今年スタートした、スポティファイオリジナルのポッドキャスト番組は、特に若年層の間で人気になり、ポッドキャストを日常的に聴く習慣を広げたそう。続いて、ワールドワイドなランキングもチェック!「世界で最も再生された女性アーティスト」1位は2年連続でビリー・アイリッシュ「世界で最も再生された女性アーティスト」では、2年連続でビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)が1位に。彼女のアルバム『WHEN WE ALL FALL ASLEEP WHERE DO WE GO』も2年連続で「世界で最も再生されたアルバム」のトップ10にランクイン!女性アーティストのランキングでは、7月にアルバム『folklore』を発表したテイラー・スウィフト(Taylor Swift)が2位、アリアナ・グランデ(Ariana Grande)、デュア・リパ(Dua Lipa)と続き、1月に3枚目のスタジオ・アルバム『Manic』をリリースしたホールジー(Halsey)が5位となった。「世界で最も再生された楽曲」の1位は、ザ・ウィークエンド(The Weeknd)の「Blinding Lights」で、約16億の再生回数を記録。続いて、トーンズ・アンド・アイ(Tones and I)の「Dance Monkey」、ロディ・リッチ(Roddy Ricch)の「The Box」、イマンベク(Imanbek)とセイント・ジョン(SAINt JHN)による「Roses (Imanbek Remix)」、デュア・リパ(Dua Lipa)の「Don’t Start Now」がランクインした。加えて、ポッドキャストの世界ランキングは下記の通り。また、スポティファイでは再生回数もチェックしており、世界で最も再生回数の多かった日は2月14日で、日本で最も再生回数の多かった日はシルバーウィークの4連休中日にあたる9月21日だったそう。2020年もスポティファイを通して、様々な楽曲やアーティストを知り、さらに、ポッドキャスト、オンラインライブと多くのコンテンツを楽しんだ人も多いはず。12月も来年も、スポティファイで国内外の音楽シーン&カルチャーシーンを盛り上げていこう!>>その他のスポティファイの記事はこちらから
2020年12月01日ディズニー公式動画配信サービス「Disney+」では、テイラー・スウィフトのライブパフォーマンス作品「folklore: ロングポンド・スタジオ・セッション」を日本独占配信することが決定した。同作は、テイラーがリモート期間中に制作した最新アルバム「folklore」に収められた全17曲を、テイラー自身が監督し撮影したライブパフォーマンス作品。全17曲を一挙に披露するほか、それぞれの楽曲に込めた思いやエピソードが明かされる。ニューヨーク州北部の自然豊かな歴史あるロングポンド・スタジオで行われた今回の撮影。アルバムの共同プロデューサー、アーロン・デスナーとジャック・アントノフ、そして収録曲「exlie」でコラボしたボン・イヴェールをゲストに迎え、直接顔を合わせ演奏した楽曲セッションは、まさに貴重な映像。パフォーマンスの合間に、曲に込めた意味などをディスカッションする様子や、リモートで制作した苦労や喜びを語り合うシーンなども必見だ。「folklore: ロングポンド・スタジオ・セッション」 は12月4日(金)よりディズニープラスにて日本独占配信。(cinemacafe.net)■関連作品:folklore:ロングポンド・スタジオ・セッション 2020年12月4日よりディズニー+にて配信© 2020 Disney
2020年12月01日第63回グラミー賞のノミネーションが発表された。最多9ノミネーションを獲得したのは、ビヨンセ。続いてテイラー・スウィフト、デュア・リパ、新人のロディ・リッチが6ノミネートを受けた。ハリー・スタイルズは初めてのノミネートで主要部門ではないものの、3部門に選出。BTSは「最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞」にノミネート。K-popグループがノミネートされるのはグラミー史上初という快挙を遂げた。衝撃的な結果に、不満をあらわにしたのがザ・ウィークエンドだ。昨年11月にリリースしたシングル「ブラインディング・ライツ」と、今年3月にリリースしたアルバム「After Hours」が大ヒットし、どちらもビルボードランキングで1位に。つい先日にはアメリカン・ミュージック・アワードでテイラーらとともに最多3部門受賞を果たしていた。来年のスーパーボウルのハーフタイムショーでヘッドライナーを務めることも決まっている。もちろん、グラミー賞にも主要部門である「最優秀アルバム賞」及び「最優秀レコード賞」に候補入りすることが確実視されていた。ところが、ふたを開けてみるとゼロノミネーションという結果に。いわば締め出された形になってしまったザ・ウィークエンドは「グラミー賞は腐敗したままだ。ぼく、ファン、業界に透明性をはっきりさせる義務がある」と怒り&不満をツイート。ファンもこの結果には「おかしい」と声を上げている。(Hiromi Kaku)
2020年11月25日日本時間2月1日(月)に開催される米音楽界の最高峰の祭典、第63回グラミー賞授賞式に向け、本日11月25日未明に83部門のノミネーションが発表。「BTS」が最優秀ポップ・デュオ/グループパフォーマンスにノミネートされた。注目は、「年間最優秀レコード候補」など最多の9部門にノミネートされたビヨンセ。6部門ノミネートとなったテイラー・スウィフトは3度目の「年間最優秀アルバム」受賞となるか。ポスト・マローンや、同じく6部門ノミネートのデュア・リパは主要4部門のうち3部門にノミネート。さらに日本でも人気を博し、米ビルボードのシングルチャートで1位を獲得した「Dynamite」により「BTS」が「最優秀ポップ・デュオ/グループパフォーマンス」部門でK-POPアーティストとして初ノミネート。昨年の授賞式では初パフォーマンスを行い、話題となっていた。日本人では、前回に引き続きドラマー/パーカッショニストの小川慶太が「最優秀インストゥルメンツ/ヴォーカル・アレンジメント」にノミネートされた。※「最優秀イマーシブ・オーディオ・アルバム」はコロナの影響により審査が次回に持ち越されたため、全84部門のうち83部門の発表となった。授賞式の司会を担当するのは、アメリカで人気のコメディアンであるトレバー・ノア。エミー賞受賞の米「ザ・デイリー・ショー」の司会者であり、グラミー賞には第62回の最優秀コメディ・アルバム部門にノミネートされた。ノアは、「一度ノミネートされたけど賞は獲れなかった者としては、最優秀賞に選ばれなかったアーティストたちが涙するときは肩を貸してあげられるし(コロナ禍だから、実際に肩を貸せないけどね)、自分でもうってつけの役だと思っている」とコメントを寄せている。【主要4部門ノミネーション】年間最優秀レコード候補Black Parade/ビヨンセColors/ブラック・ピューマズRockstar/ダベイビー Featuring ロディ・リッチSay So/ドージャ・キャットEverything I Wanted/ビリー・アイリッシュDon’t Start Now/デュア・リパCircles/ポスト・マローンSavage/ミーガン・ジー・スタリオン Featuring ビヨンセ年間最優秀アルバム候補Chilombo/ジェネイ・アイコBlack Pumas (Deluxe Edition)/ブラック・ピューマズEveryday Life/コールドプレイDjesse Vol. 3/ジェイコブ・コリアーWomen In Music Pt. III/ハイムFuture Nostalgia/デュア・リパHollywood’s Bleeding/ポスト・マローンFolklore/テイラー・スウィフト年間最優秀楽曲候補Black Parade/ビヨンセThe Box/ロディ・リッチCardigan/テイラー・スウィフトCircles/ポスト・マローンDon’t Start Now/デュア・リパEverything I Wanted/ビリー・アイリッシュI Can’t Breathe/H.E.R.If The World Was Ending/ジェイ・ピー・サックス Featuring ジュリア・マイケルズ最優秀新人賞候補イングリッド・アンドレスフィービー・ブリジャーズCHIKAノア・サイラスD・スモークドージャ・キャットケイトラナダミーガン・ジー・スタリオン「生中継!第63回グラミー賞授賞式」は2021年2月1日(月)午前、WOWOWプライムにて放送予定(※2か国語版・同時通訳)。「第63回グラミー賞授賞式」字幕版は2021年2月1日(月)WOWOWプライムにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2020年11月25日米大統領選挙の開票が始まり、世界中がその行方を固唾を飲んで見守っている。トランプ大統領は、たとえ獲得した選挙人の数がジョー・バイデン氏を下回ったとしても、不正選挙を主張して法定闘争に持ち込む算段であるとも伝えられており、前代未聞の不穏な選挙となっている。反トランプを掲げる有名人の声が大きいことも、今回の選挙の特徴の一つだ。レディー・ガガやブラッド・ピットはバイデン陣営のPR動画やイベントに出演。テイラー・スウィフトもバイデン氏支持を公にして投票を呼びかけている。そんな“外野”の動きが活発だった選挙戦で、ひときわ注目を浴びていたのがメーガン妃だ。メーガン妃は王室を“離脱”後、カリフォルニア州にある1450万ドル(約15億円)の豪邸に居を構え、チャリティ財団の運営などを行っている。9月に投票を促すメッセージ動画を公開して物議を醸したのは記憶に新しい。現代の英王室は政治的中立を貫き、いかなる選挙にも投票をしないことで知られている。メーガン妃は公務から退いたとはいえ未だに「サセックス公爵妃」を名乗っており、英王室の一員であることに変わりはない。そんな立場でありながら、外国の選挙に口を挟むなど言語道断だと内外から広く怒りを買っていた。しかしNew York Postによると、メーガン妃は郵便投票で早々に投票を済ませていたそうだ。ヘンリー王子は英国民であるため選挙権は持たないが、メーガン妃は今も米国の市民権を持つ。New York Postが取材した関係者は「メーガンは、例えまだイギリスに住んでいたとしても投票はしていただろう」とコメントしている。また、これまで選挙に関わったことがないヘンリー王子だったが、TIME誌のインタビューで「11月が近づくにつれ、ヘイトスピーチ、デマ、ネット上の誹謗中傷を排除するのが不可欠だと感じる」と発言し、炎上を招いていた。
2020年11月04日YOASOBIや瑛人といったアーティストに続き、ネットでの動画投稿から広がりを見せはじめた若手シンガー3人の根底にある想いを聞くリレーインタビュー。2日目に登場するもさを。は、新型コロナウイルスの状況下で、当たり前に会えていた人と会えなくなってしまった心境を歌った「ぎゅっと。」のショート動画を投稿した。その後、同曲が配信リリースされるとLINE MUSICで1位を獲得。米津玄師の全作サブスク解禁時にもSpotifyのバイラルトップ50(日本)において米津がランキングを埋め尽くす中、2位をキープするなど大きな爪痕を残し、話題を呼んだ。TikTok発のひらがな3文字系シンガーとして朝の情報番組『めざましテレビ』(フジテレビ系)でも取り上げられた彼は、これからどのようなシンガーに成長したいと感じているのか、そして楽曲に込めた思いとは。運命を変えたひとつのショートムービー発端となったのは今年2月に始めたTikTok。そこから1ヶ月足らずでオリジナル曲「ぎゅっと。」を投稿するやいなや、20万以上の「いいね」が寄せられ「歌手になってほしい」というコメントも相次ぎ、配信をスタートさせるとサブスクチャートでは1位を獲得。TikTokでカップルが撮影したショート動画にも使用され、同曲は大きな広がりを見せた。自身ではこの反響をどのように受け止めているのか。「友達が投稿していたのを見て、自分も投稿したいと思うようになってTikTokを始めてすぐに『ぎゅっと。』のサビだけの動画を投稿したんですけど、ここまで反響があるとは思ってなかったので、正直ビックリしています。そこからチャートでも1位になって『a-nation online 2020』(エイベックスが主催する国内最大級のオンラインフェス)にも呼んでいただいたんですけど、まだ実感が無くて。慣れないですね。とにかく緊張しました。でも、カップル動画や歌詞動画などに使われて僕の作る曲が広まっていったことも、僕のオリジナルが周りの評価を得たことも、ただただ嬉しいです」ぎゅっと。/ もさを。【Music Video】注目されたのは共感できる女性目線の歌詞投稿頻度は週に2〜3回程で、どのように投稿するかなどは事前に考えずに思うがまま投稿を続けているという。そんな彼がここまで注目されるようになった秘訣は、どうやら歌詞にありそうだ。ネット発から生まれるシンガーの傾向として、ヨルシカをはじめ近年、顔出ししないアーティストは多い。そこには歌詞に注目してほしいという理由もあるようで、もさを。もまさにその一人。「歌詞は女性目線の歌詞にこだわって書いています。『ぎゅっと。』の歌詞では、“わたし” と“あたし”って表現をあえて変えているんですけど、“あたし”は彼への想いを歌っていて、“わたし”が自分の中の気持ちを歌っているんです。《あなたの大きな身体でぎゅっと。》というサビの歌詞で使っている“身体”って言葉も“身も心も”という意味が込められているので、歌詞は自分の魅力のひとつなのかな。『きらきら』も片思いの女性の気持ちを想像して歌っています。女性にとって恋って宝石みたいにきらきらしたものなのかなって」きらきら / もさを。【Music Video】カバー動画の投稿について自身でもカバー動画を投稿しており、配信ライブ『TikTok Sessions vol.1〜#夏の歌うまスペシャル〜』でカバーされた尊敬しているアーティストのひとり、ACE COLLECTIONの「ねぇ」についても話を聞いた。「ACE COLLECTIONは、バンドからではなくてヴォーカル・たつや◎さんの弾き語りしている動画から知ったんです。僕はバンドでなく弾き語りをこれからもやっていきたいって想いが強いんですけど、カバー曲は僕の声を生かせるような歌とフォロワーさんのリクエストで決めています。あとは、「ねぇ」のカバーもそうですけど、自分が好きな音楽をカバーすることがほとんどですね。カバー曲もだけど、これからはオリジナルを届けたい想い強くなってきてます。TikTokをはじめてからオリジナル曲も増えました。軽音部だった頃は、ONE OK ROCKの『Re:make』、『完全感覚Dreamer』などをカバーしていました」バンドではなく弾き語りにこだわる理由軽音部出身でバンド活動もできそうな佇まいの彼が、なぜ弾き語りを原点として活動しているのか最初は疑問だった。しかし、そこには確かな理由があった。憧れのシンガーソングライター、清水翔太の存在だ。「もともと大人しい性格で、ゲームをしたりインドアに過ごしていました。でも、幼少の頃は運動もしないといけないなって思って、野球部に入っていたんです。プロ野球選手を目指していた時期もあったんですけど、怪我をしてしまって。そんな中で清水翔太さんがテレビで歌ってるのを見て衝撃を受けました。それで自分も音楽の道に進もうと思いました。翔太さんの周りに流されない自分の世界観を持っているところに憧れて、自分もそういうふうになりたいなって思います。そこからは翔太さんのジャンルがR&Bなので、クリス・ブラウンや洋楽も聞きました。カントリーだと、テイラー・スウィフトとか。軽音部ではギターボーカルをやっていたのでバンドだとRADWIMPSもよく聴いてました」コロナ禍で感じた思いそんな彼がはじめてリリースした楽曲『ぎゅっと。』は、サブスクチャートでもヒットを見せた。同曲が受け入れられた背景として、この自粛期間に温かく寄り添うような声、そして歌詞が多くの人の共感を呼んだ、あるいは救いになったことが理由に挙げられそうだ。彼自身は自粛期間中、どのように音楽と向き合っていたのか。「『ぎゅっと。』は温かい歌だけど、どこか切なさを感じるサウンドにしました。自粛期間中、当たり前が当たり前じゃなくなった時に、会いたくても会えない人がいる今の状況をストレートに歌にしたくなりました。たくさんの人の気持ちに寄り添えるよう、歌詞のわかりやすさは意識しています」伝えたいのは歌の素晴らしさもさを 。は同じく若手シンガーとして頭角を現すTikTok発のシンガーソングライター・suiとのコラボ動画も投稿している。まさに令和時代のシンガーが、このようにどんどんネットで才能を開花させている。SNSを通じて、可能性はどこまでも広がっていく時代。そして自由に自身の歌を届けられることができるのだ。互いにメディアに顔出しはしておらず、謎に包まれているが、もさを。は精力的にオリジナル曲も制作している。今後のビジョンについても話を聞いた。「Twitterでフォロワーさんに募集をして今のアイコンが誕生したんですけど、コミュニケーションが取れて、交友が広がるのはSNSの魅力だと思いますね。とにかく自分は投稿を通して歌の素晴らしさを伝えたいですし、たくさんの人に歌を聞いてほしいです。聴き手は一人ひとりが違う想いで聴くと思うので、感性のまま赴くまま僕の歌を感じて楽しんでほしいです。清水翔太さんのようなアーティストに憧れているので、自分もいつかは日本武道館に立ちたいっていう思いはあります」@mosaw0()(@sui._.is )翠くんとコラボしました! ##もさを(もさを) ##ぎゅっと(ぎゅっと) ##オリジナル(オリジナル)♬ オリジナル楽曲 - もさを。(オリジナル楽曲-もさを-6853729759512333058)インタビュー・テキスト:後藤千尋編集:ぴあ編集部関連リンクもさを。YouTube Channel(@m0saw0)(@m0saw0)(@mosaw0)『ぎゅっと。』配信リンク『きらきら』配信リンク
2020年10月07日『モンスター・ホテル』シリーズで1作目からメイヴィス・ドラキュラの声を担当しているセレーナ・ゴメスが、最新作で4作目の『Hotel Transylvania 4』(原題)では製作総指揮に“昇格”し、メイヴィスの声とともに務めることになったという。「Variety」誌などが伝えた。監督は、前作で美術部門のメンバーだったジェニファー・クルスカと、『スポンジ・ボブ』シリーズの脚本や、同作のゲームのクリエイターで知られるデレク・ドリモン。前3作でメガホンを取ったゲンディ・タルタコフスキーが脚本を手掛け、セレーナと製作総指揮を務める。セレーナは2017年の「13の理由」で本格的にプロデュース業に進出し、大成功を収めた。以降、映画、テレビを制作しながら、今年は自身が制作・出演する料理番組「Selena + Chef」(原題)で料理にも挑戦。出来上がった料理を「親友に見せたい!」ということで、撮影中にテイラー・スウィフトにビデオ電話をかけて自慢するというお茶目な姿も披露している。料理上手として知られるテイラーに、「すごい!あなたが料理に夢中になるまで、私がどれだけ待っていたか知っている?」と言われ、照れ笑いしていた。『モンスター・ホテル』シリーズ最新作『Hotel Transylvania 4』は、2021年8月6日に全米公開予定。(Hiromi Kaku)
2020年09月18日先月オーランド・ブルームとの第1子デイジーちゃんを出産したケイティ・ペリーが、テイラー・スウィフトからプレゼントを贈られたことを明かした。「デイジーは、テイラー・スウィフトがくれた手刺しの刺しゅう入りのブランケットをとても気に入っています。これから何年先も引きずり回して、元がなんだったかわからないような布切れになるまで愛用してくれるといいな。ティーンエイジャーになってもポケットの中に入れて手放せないような」とケイティならではの独特な言い回しで報告。ブランケットは薄いピンク色のサテン生地のもので、「Baby Bloom」という文字と花の刺しゅうが施されている。写真にはテイラーからの「5月3日」と書かれた手紙も添えられており、ブランケットが贈られたのはまだデイジーちゃんが誕生する前で性別しか公表されていない時期だったとみられる。ほかにもデイジーちゃんの誕生祝いとして、ビヨンセから白いバラの花束、「アメリカン・アイドル」のケイティの審査員仲間ライオネル・リッチーからユニコーンのガウン、司会者のライアン・シークレストからベビーグッズがぎっしりのおもちゃ箱が贈られたことが明らかになっている。ケイティとテイラーはバックダンサーの取り合いが原因で2014年頃から険悪な関係に陥っていたが、昨年完全に和解。テイラーの「You Need to Calm Down」のMVでは、ケイティがハンバーガー、テイラーがフライドポテトの着ぐるみを着てハグするという仲睦まじい姿も見せた。(Hiromi Kaku)
2020年09月15日フランスで早くからその才能を評価され、独自の世界観を築いてきた女性監督セリーヌ・シアマが手掛ける『燃ゆる女の肖像』(英題:Portrait of a Lady on Fire)。この度、炎とともに佇む女性の姿が強い印象を残す日本版ビジュアルと圧倒的な映像美が伺える新場面写真7枚が一挙に解禁された。昨年のカンヌ国際映画祭では脚本賞とクィアパルム賞をW受賞し、ゴールデン・グローブ賞と英国アカデミー賞の外国語映画賞にノミネートされたほか、世界の映画賞で44もの賞を受賞。ヨーロッパでのヒットに続き、アメリカでも過去公開された外国語映画の歴代トップ20入りを果たす大ヒットとなった本作。テイラー・スウィフトの最新アルバム「Folklore」のアートワークが本作の影響を受けているのではないかという推測がSNSで飛び交うなど、本作に魅せられているセレブも後を絶たない。監督のセリーヌ・シアマは、デビュー作の『水の中のつぼみ』(07)でセザール賞新人監督作品賞にノミネートされた注目の存在。長編映画4作目となる本作で、名立たるメディアや評論家から「映画史を塗り替える傑作」と最大級の称賛を浴びた。そんなシアマ監督が本作で描くのは18世紀の女性画家、言い換えると自分と同じ“女性アーティスト”だ。「現代の問題にフォーカスしてきた私が、なぜそれほど時を遡ったのかと聞かれますが、18世紀末は今日から見ても、非常に話題性のある時代です。この時代の女性画家について語られることはまれで、女性全般についてもあまり知られていません」と監督。「100名ほどの女性画家が成功をおさめ、キャリアを築き上げていました。その多くが、有名美術館の所蔵品となっているものの、歴史には名を残していません。この忘れ去られた女性画家たちの作品を発見した時、とても興奮しましたが、同時に悲しみも感じました。完全なる匿名性を運命づけられた作品に対する悲しみです」と本作が生まれた背景について語った。場面写真は、フランス・ブルターニュ地方の孤島に実際に残っていた城を舞台に撮影が行われた本作の、風の吹く草原、波が砕けては散る海辺、そしてエロイーズとその肖像を描く画家マリアンヌ(ノエミ・メルラン)が頬を寄せ合う様子も…。その2人のドレスのコントラスト、マリアンヌがエロイーズの肖像画を描き進める様子など、1枚1枚がまるで名画のような美しさが印象的。恋に落ちた2人の限られた時間を儚くも美しく彩る、圧倒的な世界観が伺える画像となっている。日本版ビジュアルでは、望まぬ結婚を控える貴族の娘エロイーズ(アデル・エネル)が暗闇の中に佇む姿を捉えるが、そのドレスの足元に近くの焚火から飛んできた炎が燃え移っている。それでもまっすぐに見つめる彼女の瞳の先にあるものが気になるものとなっている。また、9月25日(金)から特製ポストカード2枚セット付きムビチケカード(税込1,500円)が、全国の上映劇場(一部劇場除く)にて販売開始されることも決定した(先着・数量限定のため、なくなり次第終了)。『燃ゆる女の肖像』は12月4日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:燃ゆる女の肖像 2020年12月4日よりTOHO シネマズシャンテ、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開©Lilies Films.
2020年09月14日リモートワークやおうち時間が増え、自宅で過ごすことが多くなった昨今。家でのBGMに、スポティファイ(Spotify)で音楽をかけることも多いはず。ただ、スポティファイには、音楽だけでなく、“ポッドキャスト”も展開されていることはご存知ですか?ポッドキャストとは、ラジオのようなもの。スポティファイだけでしか聞くことのできないオリジナルのトーク番組が音声データとして、スポティファイ上で配信されています。時には、このポッドキャストを音楽の代わりに流してみてはいかがでしょう? アニメ、サッカー、カルチャーなどジャンルも多岐にわたっているので、きっと好みの番組もあるはず!今回は、数あるポッドキャストの中でも、まず聞いてみてほしい、ファッションヘッドラインのレコメンド番組“6選”を紹介します。kemioの耳そうじクラブkemioが人生初Voiceオンリーのポッドキャストにやることで話題になった番組。初回にHIKAKINをゲストに向け、その後、ガンバレルーヤ、青山テルマなど様々なゲストを迎え、未知なる世界についてKemioと一緒に学んでいくシェアハピ・プログラム。ヒプノシスRADIO -Spotify Edition-「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-」の登場キャラクターがラジオDJを担当し、リスナーの悩みに答えるラジオ番組の放送では聴けなかった未公開パートを含んだSpotify Editionとして再編成された番組。2020年3月末にラジオ放送は終了しているが、Spotifyのポッドキャストチャートなどに今でも上位にランクインするほどの人気番組となっている。 三原勇希×田中宗一郎 POP LIFE三原勇希と田中宗一郎が送る「超・雑談」番組。取り上げるテーマは、テイラー・スウィフト、The 1975、サザンオールスターズなどの音楽から、大友克洋の「AKIRA」などのマンガ、スターウォーズなどの映画など、ポップ・カルチャーについて語り合う。TBSラジオ・アトロク放課後 podcastライムスター宇多丸のカルチャープログラムTBSラジオ「アフター6ジャンクション」のオンエア外トークを収録した番組。ゲストとの延長戦トークや裏話、映画のネタバレ前提トークも飛び出すなど、ラジオ番組とポッドキャストの両方聴くことで、「アフター6ジャンクション」をさらに楽しめる。西寺郷太のGOTOWN PodcastNONA REEVESの西寺郷太がパーソナリティを務めるトーク番組。「インプット・アウトプット」をコンセプトに、音楽はもちろん、政治、歴史、映画、書籍など西寺が興味のあるテーマについて自由にトークを繰り広げるカルチャー番組となっている。サッカーを語ろうMUNDIAL JPN podcast毎回サッカーにまつわる多彩なゲストを迎え、台本なしのリアルな声を様々なアングルで切り取ったサッカーの進化と深化を語り攻める、サッカーカルチャー誌「MUNDIAL JPN」による台本なしのドキュメント番組。気になる番組は見つかりましたか? 最初は興味のあるテーマの番組から聴き始めるのがおすすめ。音楽のプレイリストだけでなく、オリジナルポッドキャストも充実のスポティファイで、おうち時間をさらに充実させよう!>>その他のSpotifyの記事はこちらから
2020年09月01日米大統領選への出馬を表明しているカニエ・ウェストが、ツイッターで「カニエ2020ビジョン」と題したキャンペーンポスターを公開した。「カニエ2020ビジョン」というスローガンのロゴと、様々な人の写真で構成されているのだが、最も目を引くのがトップに配置されているキルスティン・ダンストの顔写真。キルスティン本人が直接この投稿に「なんのメッセージがあるというの?なぜ私が入っているの?」と困惑を伝えるメッセージと肩をすくめる絵文字をカニエに送ったほど。満面の笑顔を見せているこの写真は、2002年に「Vanity Fair」誌に掲載された写真家マリオ・テスティーノの撮影によるもの。「People」誌によると、キルスティンのこうした反応からも分かるように、キルスティンはもちろん写真の使用を許可していないとのこと。米「VOGUE」誌の編集長アナ・ウィンターもポスターの写真に含まれており、アナに関してはファッション関係のつながりがあるというものの、やはり許可を取っていないという。ほかには「アメリカズ・ゴット・タレント」のセミファイナリストの歌手などの写真もあったが、ほとんどはストックフォトサイト、YouTube、Pinterest、広告からの写真ばかり。カニエのツイッターには「キルスティンじゃなくて、テイラー・スウィフトの写真を使うべきだった」とカニエとテイラーの不仲を揶揄する声や、「あなたのビジョンの中に黒人女性はいないということか」と憤る声など、多数のコメントが寄せられている。(Hiromi Kaku)
2020年08月21日活動休止以降の各メンバーの動向が注目される嵐。リーダーの大野が休養を決めるなか、残る4人は冠番組の継続を決断した。その陰には再会まで嵐を守り抜くと決めた4人の覚悟が――。「7月29日に発売された新曲『カイト』が初週だけで91.1万枚を記録。初週売り上げとしては嵐史上最高の数字です。表題曲の『カイト』は米津玄師さんが作詞・作曲を務め、昨年の『紅白歌合戦』で初披露されました。またカップリング曲の『Journey to Harmony』は昨年11月に行われた『天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典』で披露された楽曲で、日本中の人々が音源化を待ち望んでいました。配信全盛期でCDショップに赴く人も減っているなか、この売り上げは異次元というほかありません」(音楽関係者)刻一刻と活動休止へのタイムリミットが近づくなか、ファンを増やし続けている嵐。コロナ禍で大幅に活動が制限されながらも、5人は“今できること”に全力で取り組んでいる。「延期になっていた国立競技場でのライブ『アラフェス』をデビュー月でもある11月に開催できないか調整が進んでいますが、コロナによってまだ見通しは立っていません。しかしファンにライブを披露できる残り少ない機会だけに『無観客にして配信だけでもやる!』と意気込んでいるそうです」(前出・音楽関係者)さらに、嵐は偉業も達成していた。昨年6月に発売し、330万枚を売り上げたベストアルバム『5×20 All the BEST!! 1999-2019』が、’19年に世界で最も売れたアルバムとしてギネス世界記録に認定されたのだ。「これは世界的に活躍するテイラー・スウィフト(30)やBTSを上回る大記録で、アルバム売り上げで世界1位になるのは日本の歌手で初。名実ともに“世界一のアイドル”です」(音楽ライター)ラストイヤーを全速力で駆け抜ける嵐だが、ファンを悩ませているのが休止以降の予定だ。活動休止のきっかけとなったリーダー・大野智(39)はすでに来年以降の芸能活動休止を明言。しかし残されたメンバーは芸能活動を続けるものの、予定は白紙状態。そんななか、本誌は驚きの情報をキャッチした。あるテレビ局関係者は言う。「現在、嵐は『VS嵐』(フジテレビ系)、『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)と、2つの冠番組を抱えていますが、多少のリニューアルを行い、来年以降も“嵐枠”として大野さん不在で継続するよう両局ともに調整が進められているそうです」そこには“世界一のアイドル”となった嵐へのテレビ局の熱烈なオファーがあった。「グループとしての活動は休止となりますが、決して解散するわけではありません。大野さん以外のメンバーは芸能活動を続けることから、早い段階で番組を残せないか調整が進められていました。また、3年後に嵐がデビュー25周年イベントを行い、そこで活動再開するという話も出ています。フジ、日テレともにそのときまでレギュラー番組の枠を残しておきたいという狙いのようです」(前出・テレビ局関係者)制作スタッフによると、メンバーの意志も固まっているという。「番組の継続はメンバーの総意でもあるそうです。また、メンバー個々のレギュラー番組も継続すると聞いています。リニューアルという形での継続なので、番組名は変更する方向で進んでいますが、どういった形であれ“嵐”という冠を残せないか模索しているといいます」メンバーが継続を決断した陰には、休養する大野への“メッセージ”が隠されていた。「大野さんは活動休止期限を決めていませんが、残る4人は“リーダーが戻ってくるその日まで嵐を守る”という思いでいるそうです。また、ともに10年以上続けてきた大切な番組です。大野さんも『嵐にしやがれ』で体験したソロキャンプが趣味になるなど、新しい体験を提供してくれる冠番組を愛しています。だからこそ、4人としても大野さんがいつでも合流できるように、“冠番組を4人で続ける覚悟”を決めたのでしょう」(日本テレビ関係者)二宮和也(37)は休止発表会見で、グループへの思いをこう語っていた。「4人でも6人でも嵐ではないと思ってるし、5人でなきゃ嵐でないな、と」そして、大野への気遣いは番組作りにも徹底されることとなる。「リニューアル後の番組では、4人が揃って出演することは基本的に予定していないそうです。大野さんが『休みたい』と言いだしたことから、活動休止が決まった経緯もあり、4人が一堂に会することで大野さんの不在が際立ってしまいます。大野さんの“仲間外れ感”を絶対に出したくないという4人の配慮なのでしょう」(前出・テレビ局関係者)それにともない、番組の形も大きく変わるようだ。「そのため、『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)などバラエティ番組の司会としても活躍する相葉雅紀さん(37)の一人MC案や毎週ランダムにコンビを組んで番組を回していく案が出ています。また現在の『VS嵐』のようなチームを組んで対決する形式が難しくなるため、ゲストを呼んでのパネルトークや街ロケなどを行う形に変更する可能性も検討されているといいます」(前出・テレビ局関係者)活動休止後も、果敢に挑戦し続けることを決めた4人のメンバー。『VS嵐』が放送200回を迎えた際、松本潤(36)はこう語っていた。《300回、400回を目指して、これからもいろんな人に楽しんでもらえる番組になったらいいなと思っています》(『オリスタ』’14年9月8日号)また、休止発表会見で「嵐とは何か?」と聞かれた大野はこう返答している。「宝物以外の何ものでもない。心の中で永遠に輝き続けているもの」また集うその日まで、4人は大野が“帰れる場所”を用意してそれぞれ闘い続けることだろう――。「女性自身」2020年9月1日号 掲載
2020年08月19日